【投資】20～30代の独身女性向け「初心者さんがまず手を出すべき投資」３選
コロナの影響により、「働きたくても働けない」「大幅な収入減」という状況を目の当たりにし、自分の〝お金事情〟に不安を感じる人が増えたそう。超低金利時代の今、お金は貯めるより運用するのが正解…？ということで、ファイナンシャルプランナーの先生に「投資」について教えていただきました。
必ず押さえておいたほうがいい投資の種類とは？
「早いうちから投資を始めたほうがいい理由は分かったけれど、何から始めるのが正解…？」。初心者にオススメの投資を教えてもらいました。
20～30代の独身女性向け！投資初心者はこの3つをおぼえて
つみたて NISA
長期の積立・分散投資を通じた資産形成を後押しするために設けられた税制優遇制度。毎月100円ほどから投資することが可能で（※年間の上限は40万円）、最長20年間は投資から得た利益が非課税となります。金融庁が中長期的かつ安定的に資産を増やせると判断した投資信託のみ扱っているため、安全性が高いのもポイント。
iDeCo
公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度のひとつ。掛金を支払い運用することで、掛金と運用益の合計額を給付として受け取ることができます。掛金・運用益・給付の受け取りには税制上の優遇措置が適用されるため、事実上の節税となり、所得税や住民税を安くする効果が。原則、60歳までは資産の引き出しが不可。
株式投資
株式会社の発行する「株式」を売買して、配当金などの利益を狙う投資。株式会社へ資金を提供した出資者には株式が発行され、株式会社のオーナーの一員となります。LINE証券などのスマホ証券を利用すれば手軽に一株から購入できるので、例えばスイーツやコスメ会社の株など、自分の興味のある分野を購入してみるのもオススメ。
【できればコレも知っておきたい】
・金投資
それ自体に価値があり、世界のどこでも換金ができる現物の「金」を投資対象とすること。一般的に、政治・経済の混乱やインフレで通貨の価値が下落する場合でも、金の価格は上昇することが多いのが特徴です。
・外貨預金
円ではなく外国の通貨で預金をすること。運用後、円に替えるときの為替レートが預け入れたときよりも円安になっていれば為替差益が生じます。一方、外貨での元本は保証されるものの、為替変動により預け入れ時より資産が減ることも。
＼先生はこの方／
高山一恵さん
株式会社Money＆You取締役。講演や執筆、個人マネー相談などを通して女性にお金の知識を伝えるべく精力的に活動。お金のアレコレを楽しく伝えるYouTube「Money＆You TV」を配信中。
取材・文／伊藤綾香 再構成／Bravoworks.Inc