女優・常盤貴子さん「自分を律することが、たるまないための原動力です」

20代の頃からフェイスラインが全く変わらない女優の常盤貴子さん。シュッとしたフェイスライン、キュッとしたあご。引き締まった柔らかなハリを感じる理想的な横顔ラインは、年齢を経ても変わらない常盤さんのチャームポイント。たるませないための秘訣をご本人に伺いました。

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常盤貴子さんが「たるみゼロ」のためにやっているケアとは?

上質な緊張感を持続して自分を律する日常こそが、身も心もたるませないための奥義

特別なたるみケアはしていないですが、頭皮から顔の自己流マッサージやエクササイズは習慣にしています。また、食事と睡眠は健やかな生活の基本だと思うので、食材選びから手をかけてお料理したり、睡眠環境を整えたりと、日常生活の中で自分の心地よさを追求して心地よく過ごすことは大切にしていますね。

なかでも常に意識しているのは〝自分を緊張させる瞬間を作る〟ということ。人はとかく楽なほうを選びがちですが、それでは体も意識もどんどんたるんで衰えてしまうと思うのです。お仕事以外の日常生活でも折にふれて「人に見られる」という緊張感を持つことで自分を律することができると思うので、無理やりにでも緊張させる瞬間を作って心がたるまないように努めています。それによってすぐに何かが変わるわけではないけれど、細胞レベルでの影響がいつか形になって現れる、と信じて意識していますね。

最近は京都でのお仕事が続いて素敵な人生の先輩方に影響を受けることも多いです。選んだ和歌をさらっと筆でしたためて渡してくださった旅館の女将の粋なおもてなしや、ずっとファンだった京舞の人間国宝、井上八千代先生の凛とした姿や志など、揺るぎない信念を持って道を追求している方々の生き様にふれると、体の奥の奥がキュッと引き締まるのを感じます。そういう刺激こそが、いい意味での緊張感となって私自身を奮い立たせてくれるのです。素敵な先輩方を見習って自分の軸がぶれないことを常に意識しながら生きること、そして日常のなかで心地よさや楽しみを見つけて追求することが、この先もずっと心身ともにたるまないための原動力になると信じています。

お話を伺ったのは……女優 常盤貴子さん 49歳

《Profile》 1972年生まれ、神奈川県出身。’91年の女優デビュー以降、数多くのドラマや映画、舞台の第一線で活躍を続け、’05年には日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。明治、大正期の女性解放運動に生涯を捧げた教育家·矢嶋楫子の一生を渾身の演技で見せる、映画『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』は全国順次公開中。

20代の頃と変わらない!180度どこから見てもたるみ知らず

ふっくら頰に口角はキュッと上向き

美しいカーブを描く理想的横顔ライン

大きく笑ってもハリのある目元

こんなに寄ってもキレイは崩れない!

斜め45度からの完璧&正統派な美しさ

\20代の頃は…?/

ドラマ撮影などで多忙を極めていた常盤さん20代のプライベートショット。フェイスラインのキリッとした印象は今も変わらない。「超多忙ゆえに隙あらば寝ていました」。

<衣装クレジット> 【ブルーの衣装】 ブラウス¥28,600、パンツ¥29,700(ともにBEIGE,/オンワード樫山)イヤリング ¥63,800リング(指付け根側)¥97,900リング(上側)¥187,000(すべてAHKAH/AHKAH GINZA SIX店) 【ピンクの衣装】 ピンクワンピース¥59,400(BEIGE,ecru/オンワード樫山)イヤリング ¥229,900(誌面では片耳のみ装着しています)(AHKAH/AHKAH GINZA SIX店)

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