日本での興行収入が51億円超えの大ヒットとなった『SING／シング』の続編、『SING／シング：ネクストステージ』が3月18日（金）に公開されました。前作から続投の声のキャストはもちろん、新たに加わった豪華声優陣が話題の作品。春休みに親子で楽しむ映画としてイチオシです！

『SING／シング：ネクストステージ』あらすじ紹介

＜STORY＞

廃業寸前だったニュー・ムーン劇場を見事に再建させた支配人のバスター・ムーン。劇場は今夜も満員御礼だったが、バスターの次なる夢はエンターテインメントの聖地「レッドショア・シティ」でショーを開催することだった。

バスターは仲間を連れ、ショービズ界の大物、ジミー・クリスタルのオーディション会場にもぐり込み、持ち前の度胸とハッタリで超一流劇場であるクリスタル・タワー劇場での公演契約を取りつける。だが、その公演には、15年間人前で歌っていない伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイを出演させることが条件だった。慣れない大劇場での公演準備を進めながら、クレイを説得しようと試みるバスターたちの前には数々の困難が待ち受けていた。“ネクストステージ”に挑む彼らの、笑いと感動の物語が幕を開ける。（公式サイト参照）

【見どころ①】B'zの稲葉浩志さんも参加！声のキャストが豪華過ぎる

英語キャストはマシュー・マコノヒーやスカーレット・ヨハンソンらハリウッドの人気俳優が務めていますが、日本語吹替版も超豪華！

主人公バスター・ムーン役の内村光良さんはじめ、シャイだけど歌がめちゃくちゃうまいゾウのミーナ役のMISIAさん、ロックシンガー・ヤマアラシのアッシュ役の長澤まさみさんら、各分野のプロたちが本職の声優さんらと一緒に作品をつくり上げています。

一人で見るなら英語の字幕版を見ても楽しめますが、子どもと見るなら断然吹替版がおすすめ。ほかに、ギャング一家出身だけど心優しいゴリラのジョニー役の大橋卓弥さん（スキマスイッチ）や、コミカルなブタのグンター役の斎藤司さん（トレンディエンジェル）ら前作からのキャスト陣は続投です。

新キャラの声のキャストにも注目！！

新キャラクターのキャストも意外性があって見逃せません。ショービズ界の大物、ジミー・クリスタルの娘・ポーシャ役は、BiSHのメンバー、アイナ・ジ・エンドさん。お嬢様らしくわがままでマイペースで演技はちょっと難ありだけど、歌声は抜群！のポーシャを、ハスキーで魅力的な声で演じています。

シャイな歌姫・ミーナが恋に落ちるアイスクリーム屋さんアルフォンゾ役には、SixTONESのジェシーさん。予備知識なく鑑賞したらジェシーさんとはまったく気がつかなかったくらい、おっとりとした優しいアルフォンゾを自然に演じていました。ミーナ役のMISIAさんとのデュエットシーンは必見＆必聴です。

そして、孤独なロックスターのライオン、クレイ・キャロウェイ役は、なんとB’zの稲葉浩志さん。英語キャストではU2のボノが演じたクレイは、最愛の妻を亡くしてから15年、人里離れた地に引きこもって暮らし、他人を寄せつけない気難しいキャラクターです。その歌声が流れるシーンは鳥肌もの！

【見どころ②】U2、テイラー・スウィフト、BTS……ヒットナンバー満載

SING／シングの魅力は、子どもから大人まで楽しめるミュージカル・エンターテインメントになっているところ。登場する楽曲はポップス、ロック、K-popなど40以上。

ジャスティン・ビーバー、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ、エアロスミス、BTSなど幅広い人気アーティストの人気曲が使われていて、日本のCMやドラマなどで耳なじみのある楽曲も多数あります。

キャストとしても登場するU2のボノは、この映画のために2年ぶりの新曲を書きおろし、歌声を披露しています。

【見どころ③】舞台装置や衣装の美しさに惚れ惚れ♡

大きな舞台でのショーが題材になっているので、劇中では一つのショーが出来上がっていく様子を見ることができます。

バスターがアイデアマンのグンターと考えた舞台は、SFが題材になっていて、宇宙を表現したセットは劇場全体が宇宙の中に浮かんでいるようなつくりで、ワクワクが詰まっています。実際にこんなショーが上演されるなら観に行きたい！という気持ちに♡

また舞台衣装は、ニューヨーク発のファッションブランド「ロダルテ」の姉妹デザイナーがデザインを手掛けていて、アニメーションで衣装デザインを再現するのは実際に縫製するより難しかったのだとか。細部まで本物の舞台や実写映画さながらのこだわりが感じられます。

前作を観ていなくてもOK！

以上、公開されたばかりの『SING／シング：ネクストステージ』の見どころを紹介してきました。続編とはいえ、独立したストーリーなので、前作を観ていない方でもまったく問題ないです。年齢的には幼稚園・保育園から観られる映画なので、春休み中に親子でぜひ楽しんでくださいね。

キャスト・スタッフ・作品情報

＜Information＞
『SING／シング：ネクストステージ』　公開中

■監督・脚本：ガース・ジェニングス
■日本語吹替版キャスト：内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥（スキマスイッチ）、斎藤司（トレンディエンジェル）、ジェシー (SixTONES）、アイナ・ジ・エンド、akane、坂本真綾、田中真弓、大地真央、稲葉浩志ほか
■キャスト：マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ (U2)ほか
■配給：東宝東和

■公式HP：http://sing-movie.jp
■公式twitter @SingMovieJP
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取材・文／富田夏子