2浪の落ちこぼれ劣等生から東大へ入学した現役東大生が受験生活中に読んで励まされた漫画3選
夢をかなえたあの人も……「漫画のあのセリフ」で人生が好転することだってある!
今回は〝現役東大生 西岡壱誠さん〟にお伺いしました!
2浪の落ちこぼれ劣等生が東大へ!
現役東大生 西岡壱誠さん
(株)カルペ・ディエム代表。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)監修。東大生100人以上の漫画の使い方を通じて「どのように学ぶのか」を紹介する書籍を制作中。
偏差値35、2浪の崖っぷちから東大に合格した西岡さん。何度もくじけそうになりながらも、愛読漫画のセリフに勇気づけられてきたひとり。「『かぐや様は告らせたい』では、今どき努力するのはダサいと、やらない理由を作ろうと思えば逃げられるものを、あえて一歩踏み出し自分の殻を破った石上くんの言動に揺さぶられ、自分も頑張ろうと思いました。受験勉強で心が折れそうな時は、『3月のライオン』の言葉が励みに。結果が得られなかったらどうしようと不安になり、努力する限界を作ろうとしましたが、多くの友達が進路を諦めた思いの重さがあったからこそという柳原棋匠の言葉に、友達の分も逃げないと自分を奮い立たせ、頑張れました」
好きなことをする 努力家はね 最強なんですよ!
高校生の八虎が絵を描くことに目覚め、美大を目指すスポコン受験漫画。「藝大版ドラゴン桜」とも呼ばれる人気作。
「2浪すべきか悩んだ時、出合った言葉。悩む主人公を鼓舞する美術の先生のシンプルな言葉に、自分の好きなことは何か、振り返るきっかけをもらいまし
悔しいに決まってますよ!!
エリートが集まる秀知院学園の生徒会会長と副会長の、如何に相手に告白させるか頭脳戦を繰り広げる、ラブコメディ。
「この一節を読んで、受験期のやるせないモヤモヤした感情が、実は〝悔しさ〟であると気づかされました。悔しいなら頑張ろう!そう思わせてくれたんです」
精一杯頑張った人間が最後に辿り着く場所が焼野ヶ原なんかであってたまるものか!!
将棋の才に優れ中学生でプロに昇格した主人公が、孤独な家庭環境にありながらも周囲に恵まれ成長していく物語。
「挑戦に年齢なんて関係ない! 努力は必ず花開くはずだと信じさせてくれたのが、このセリフ。70歳間近の棋匠が限界を突破しようとする凄みに共感しました」
撮影/吉澤健太 取材/羽生田由香 ※情報は2022年3月号掲載時のものです。
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