最期まで綺麗でいるために! 森田敦子さんが【フェムテック】コスメを作った理由
フェムテックコスメの先駆けとして知られるコスメブランド「Waphyto(ワフィト)」。代表・森田敦子さんは自身の肌悩みを原点に、女性の一生に寄り添うプロダクトを生み出してきました。そんな森田さんが、ブランドが生まれるきっかけや読者におすすめのコスメなど語ってくれました。
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<森田敦子さん&山本未奈子さん>今気になる【フェムテック】で変えるデリケートゾーンプロダクツ
重度のアレルギーからフィトテラピーを経て、Waphyto(ワフィト)が完成
20代のCA時代に、ダストアレルギー気管支喘息、アトピー性皮膚炎を発症。症状を改善したいと試行錯誤していた時にフィトテラピーと出合いました。本格的に学ぶために5年間勤めた航空会社を退社し渡仏、フランス国立パリ13大学で植物薬理学を学んで帰国。しばらくは大学で植物療法の研究を続けながらOEMの会社を立ち上げ、医薬品やコスメなどの商品作りに携わっていました。
そして、今までの社会活動の集大成となる自分のブランドを立ち上げることに。始めるにあたり決めていたのは、生まれ育った三河産のハーブを原料として使うこと。中央構造線上にあるこの地からの大地のパワーに加え、地元農家の方々が無農薬栽培で作られたハーブを使い、フィトテラピーの進化系〝植物バイオメソドロジー〟という考えのもと、Waphytoが誕生しました。
コスメはデリケートゾーンケアアイテムも含め22品目同時にリリース。今でこそ〝フェムテック〟という言葉も浸透し新しい風が吹いていますが、女性性を知り、大切にケアすることが女性ホルモンを活性化させ、免疫力を高めることをもっと知ってほしいという思いからそうしたラインナップを揃えました。
ブランド設立からまだ約1年、今いるところも通過点です。私の目標は人生100年時代、女性の終焉期まで寄り添う製品を作り続けること。現在は介護のための商品作りもしています。老いて寝込むことなく、最期まで元気で過ごせる社会のためにも、これからも様々なアプローチでますます女性に寄り添い続ける会社にしていきたいと思っています。
このコスメをつくって人生が変わった!
デビューは22品目を同時にリリース。中でも、レジェナ トナー(左)はCOSMOPROF ASIA 2020「COSMO TRENDS」を、レジェナ フェイシャルオイル(右)はVOGUE BEAUTY AWARDS NATURAL WONDER SILVERを受賞し、特に思い入れのある2品。
気管支喘息とアトピーに悩まされたCA時代。この頃は薬を飲まないと乗務できないほど辛い日々でした。フィトテラピーを学ぶことで喘息を克服し42歳で自然妊娠、プレ更年期も更年期も症状なしで過ごせ、肌もナチュラルなツヤとハリを取り戻しました。
フィトテラピーやフェムテックを広める活動も
日本でフィトテラピーを広めたい思いからスクールを主宰。フランス フィトテラピー医学普及協会アジア唯一の認定校として講座を実施。
日本を代表する百貨店のプロモーションスペースでのポップアップを開催。女性性の大切さを広げる機会がさらに増えてきていると実感。
読者の人生を変えるかもしれないWaphytoのコスメは?
人生100年時代といわれる今、何歳からでも女性にデリケートゾーンケアの大切さを知ってもらいたい。潤いを逃さない環境づくりを始めましょう。
私だからこそ知っている使い方
デリケートゾーン用ジェル、ルブリカントはサラッとした使い心地で、ハンドクリーム代わりにも使えます。ベタつかず肌に馴染み、スマホやパソコン操作に影響が出ません。
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