あの洋菓子がアイスクリームに! ハーゲンダッツのお菓子な新作を食べてみた

冷凍庫に入っていると思うだけで、仕事や家事をちょっと頑張れてしまうご褒美アイスの定番、ハーゲンダッツ。定番のフレーバーはもちろん、期間限定で販売されるフレーバーも毎回注目ですよね。そんなハーゲンダッツの新作をひと足早く食べてみました。

新シリーズ「ミニカップ クラシック洋菓子」が登場

今回は、伝統的な洋菓子をアレンジした新シリーズ「ミニカップ クラシック洋菓子」。2種類の洋菓子のようなアイスクリームが登場です。まず、一つは「ナポレオンパイ~苺とカスタードのパイ」(¥319)。

ナポレオンパイは、パイ生地とカスタードクリームを重ねたミルフィーユにイチゴを合わせたフランスのスイーツ。実際には食べ方が難しいスイーツですが、ハーゲンダッツがアレンジしてカップの中に表現。

上部にサクサクのパイ生地がのっていて、スプーンを入れていくとカスタードアイスクリームとイチゴソースが出てきます。このパイ生地の香ばしさがいい感じのアクセントになっています。

カスタードアイスクリームも、卵の使用量を控えているそうですが、クリームと発酵バターを加えているので、濃厚でまろやかな味わい。これは美味しい。このコクにイチゴソースの甘酸っぱさがマッチします。

そうそう、この甘酸っぱさにはカシス果汁がプラスされているそう。果肉感もあって、ちょっとリッチな気分になりますね。すべての味をスプーンにのせて、ナポレオンパイを感じながら食べるのがおすすめです。

実は両者の共通点は“バターのコク”

もう1つは「レーズンバターサンド」(¥319)。個人的にも大好きな洋菓子のひとつなので、期待が高まります。レーズンバターサンドは洋酒に漬け込んだレーズンとバタークリームをクッキーでサンドしたお菓子ですが、これが見事にカップの中に再現されています。

バタークリームの代わりはバターアイスクリーム。アイスクリームにもラム酒が入っているそう。レーズンは芳醇なラム酒の香りが華やかで、バターアイスクリームとの相性も抜群です。定番のラムレーズンとはまた違った美味しさです。

こちらはサクサク食感のコロコロしたバタークッキーがトッピングされていて、バターアイスクリーム、ラムレーズンと一緒に食べると、口の中にレーズンバターサンドを食べている時の感じが蘇ります。

サクサク食感もさることながら、レーズンがいい味を出していて、全体のバランスがすごくいい!アルコールは0.5%ですが、大人のスイーツという感じです。アルコールが弱い人やお子さんは注意したほうがいいかも。

どちらもご褒美感があって満足感の高いアイスクリーム。それぞれ開発者が異なり、両方ともこだわり抜いてつくられた商品なのが伝わってきます。

どちらにするか迷うところですが、とりあえず、両方試してみるのが正解(?)。実際に食べてみて、お気に入りを絞るか、両方ラインナップに入れるか、試してみてはいかがでしょうか。

公式HP:https://www.haagen-dazs.co.jp/classic_sweet_2022/