スタイリストさんに聞きました「パールを大人世代が、可愛らしく身に着けるには?」
“清潔感”“女性らしさ”“品格”。大人の女性が大事にしたい要素をすべて持つパールジュエリー。「大人になった今こそ欠かせない」と口を揃えて語る、辛口派と甘口派のスタイリスト、それぞれのパールの楽しみ方を教えてもらいました。
【甘口派】スタイリスト・児嶋里美さんが選び方をレクチャー
可愛げのあるデザインパールならファッション感覚で楽しめます
【左・リング】一粒パールを“ちょっと”進化させたデザインが新鮮
指の上にパールが乗るキュートなデザイン。リング[大]¥77,000[小]¥66,000(ともにヒロタカ/ヒロタカ東京ミッドタウン店)
【中央・イヤカフ】ピアスよりもモードに映るイヤカフを贅沢に2つ重ねて
大小粒のサイズが異なるものを揃えるのがコツ。イヤカフ[小]¥19,800(ココシュニック)[大]¥25,300(アルティーダ ウード)
【右・ネックレス】ネックレスはどんな服とも馴染むベビーパールで
愛らしい小粒なベビーパール。粒が小さいぶん、買いやすい価格なのも嬉しい。ネックレス¥47,300(マリハ/ショールーム セッション)
スタイリスト・児嶋さんのジュエリーヒストリー
ファッション感度の高いデザインパールは毎日の必需品
パールは私にとって〝清潔感〞を表すもの。どんなに忙しい日が続いて気持ちが乱れそうなときも、パールを身につけるだけで背筋がスッと伸びる。日々のモチベーションを保ってくれるものです。パールを身につけるのにはもうひとつ理由があって、職業柄いろいろな方に会う機会が多いのと、友人からの急なお誘いに「今日こんな格好してきちゃった…」と断るのがイヤで。〝いつでも誰かに会える〞格好をキープしていたいんです。その基準は、ホテルでお茶をしても恥ずかしくないかどうか。たとえば足元は常にヒールだったり、パールも同様で、カジュアルな日でも毎日欠かせないアイテムです。とはいえ衿つきブラウスやキレイ色など、甘めデザインの服が好きなので、それに馴染むことも大前提。王道のパールにも憧れるけど、華奢なものを重ねるのが可愛くて好きです。
毎日クローゼットから服を選ぶような気持ちで、パールもファッション感覚でつけ替えて楽しむのがMYルール。スキンジュエリーと重ねたり、左右でピアスのバランスを変えたり…。つけ方を試行錯誤していると、昔のお気に入りが急に新鮮に映ることもあって。そのせいかパールのジュエリーは同じものをずっとつけているのに「パールいっぱい持ってるね」って言われることも多いです(笑)。パールはコンサバになりすぎると古く見えてしまうこともあるので、年齢に合ったつけ方をして、上手に付き合っていきたいです。
スタイリスト・児嶋里美さん
大人がキュンとくるコーデが得意な、CLASSY.を代表する甘口スタイリスト。お気に入りパールは6~7個をローテーション。可愛いジュエリーの重ねづけは編集部でも話題に。
撮影/五十嵐 洋〈静物〉スタイリング/児嶋里美 取材/横山理恵 撮影協力/UTUWA 再構成/Bravoworks.Inc