40代がやってみた!眉、目、リップ「最新アートメイク」の施術公開
40代にも人気急上昇中の「アートメーク」。技術がどんどん進歩しているから、ナチュラルに仕上がるうえに、すっぴんに自信が持てるようになった!と話題に。年齢と共に増えていく顔悩みを解決してくれる「アートメーク」の、一から十までを大公開!
BEFORE
希望の平行眉の写真を見せたところ、眉山の筋肉が発達しているので平行にすると開眼した時にアーチ眉になりやすいと言われ調整することに。アイラインは跳ね上げすぎずメークで足すことを意識。リップは血色が良く見えるピンクにを目標に。
● 施術してくれたのは...
看護師 アーティスト 松野友理さん: 眉毛、アイラインの施術を担当。 ARTMAKE CONTESTS JAP AN2021 ACJ賞受賞。ワーママ ならではの「ママこそアートメー ク」の施術が得意。
看護師 アーティスト 大西穂乃佳さん: リップの施術を担当。ARTMAKE CONTESTS JAPAN2021 リップグランプリ受賞。症例数1,000件以上のキャリアを持ち、特にリップの施術が得意。
<渋谷の森クリニック>
大学病院時代は乳房再建の形成外科医が院長を務める。アートメークにも深い関わりを持っており、一人ひとりに親身になってくれるアットホームな美容クリニック。
最新アートメークの施術工程、大公開!
<眉>
1.ペンシルでベースを描いていく
「こんな眉になりたい!」のイメージとトレンドのデザインを共有しながら、何度も描いたり消したり調整することで理想の眉が完成。
2.理想の眉の形をふちどる
自分が納得するデザインになるまで鏡を見ながらデッサンを繰り返します。点線で形をふちどり、境界線を決めていきます。
3.施術部位には麻酔を20分塗布
塗る麻酔を使用。痛みに弱い方でも安心。施術中に寝てしまう方も。痛みに弱い人は塗る麻酔が効いてきてから施術を開始します。
4.1本1本地眉に沿って毛並みを描く
使い捨ての医療用ニードルと、色素を用いて皮膚のごく浅い層に色素を繰り返し入れていき、キレイに色を定着させていきます。
5.パウダーをのせて若々しい眉に
細かいドットでパウダーメークしたようなふんわりしたグラデーションを作れるので、今っぽく立体的な眉毛に仕上がります。
<アイライン>
1.まぶたの粘膜ギリギリに麻酔を塗布
麻酔が効いたのを確認したら、しっかりと目を閉じた状態で施術を行います。
2.皮膚の浅い部分に重ねて色を入れる
デリケートなまぶたに少しずつ染料を埋め込んでいきます。色が定着するまで繰り返す。
<唇>
1.唇全体に色を入れる〝フルリップ〟を希望
顔の印象に大きく影響するパーツなので、豊富なデザインの中から合った物を選びます。
2.専用のマシンを用いて色素を入れ込んでいく
唇に浅い傷を作り、色素を入れていきます。眉毛よりは痛みを感じやすい部位です。
完成!
3カ所の所要時間…約8時間(眉2時間、アイライン上下 各1.5時間、リップ3時間)
ダウンタイムの約1週間は、眉のかさぶたがはがれる時に痒かったり、アイラインがはがれてきたり、唇は乾燥したのでワセリンをつけていました。3カ所とも濡れることと摩擦に弱いので、意識して気をつけました。
BEFORE
AFTER
流行りの変化に対応できるふわっとした眉、引く引かないで目の大きさが全く違うアイライン、唇もぼやけた輪郭がはっきりし若々しく!
皆、同じ顔になるんじゃないか心配...
色もデザインも豊富な種類から選べます!
豊富な色の中から自分好みにカスタマイズ。眉毛の色は地眉の色や髪の色と合わせながら、3つの色を提案して決めていきます。唇の色は薄いピンク やヌーディーなカラーにしておけば口紅の発色を楽しめるのでオススメ。
眉のタイプも選べる!: 毛がない部分もあるように 見せられる毛並みタイプ
BEFORE
AFTER
1本1本の眉毛を細かく描き入れ、立体感のある仕上がりに。毛が生えてこなくなってしまった部分にもまるで眉毛が生えているかのような毛流れを再現できます。
眉のタイプも選べる!: 薄くも濃くも仕上がりが調整できるパウダータイプ
パウダーでグラデーションのように色素を入れることで、肌への負担が少ないうえに、ナチュラルでふんわりと色味が入った眉毛に仕上げることができます。
メーク時間が超時短に!
いつも15分かかっていたメークが、5分もかからなくなりました!
眉はベースができたのでパウダーをのせるだけ。アイラインで目が大きく見え、リップは発色が良くなり透明感もUPしました。
メーク前
メーク後
3カ所の施術でメーク時間が3分の1、効果は3倍以上! 「施述前は顔全体がぼんやりしていましたが、施術後にはパーツがはっきりしてシャープな印象になり、若かった頃の顔に近づいた気がします」
どれぐらい持つ?時代遅れ顔にならない?
進化したアートメークなら、1年単位でリタッチできるから時代遅れ顔になりません
BEFORE
施述後1年経って退色してきましたが、毛並みはこのままで大丈夫そうなので、カラーチェンジだけします。
AFTER
1年単位のメンテナンスなら、グレーやオレンジに褪色していないのでキレイなブラウンにカラーチェンジ可。
色が抜けきってしまうと理想の色にするまで数回施術が必要になるので、1年単位で定期的にメンテナンスをするのがオススメです。
初めてのアートメークは、〇〇で選ぶべし!
-- クリニック迷子さんをお助け! 人気アーティスト・増淵さんに聞きました
THE BROWS代表 増淵かおりさん: 予約がとりづらい人気アーティスト。1本1本の毛並みを再現した繊細な眉アートメークが得意。
<クリニック選びの大前提!>
- 医療機関であること
- 医師の管理下で行っていること
- 医療従事者が施術をしていること
どれか1つでも欠けると違法とみなされ、サロンがなくなってしまう可能性があります。
Point 1:SNSで、症例・センス・人柄が 好みのアーティストを見つける
アーティストもSNSで発信する時代。好みの人を見つけたらその人に施術してもらうのが理想。
Point 2:症例数が豊富で、 アートメーク歴が長いこと
目安として症例数が2,000~3,000例以上 あると安心。アートメーク専任がベター。
Point 3:麻酔の種類が選べる クリニックなら安心
笑気、ブロック注射、麻酔クリームといった、自分に合った麻酔を選択できるクリニックが◎。
<今っぽくなるコツって?>
失敗したくないのであれば、やりすぎないこと! 8~9割をアートメーク、1~2割はメークで付け足すイメージ。すっぴんの時に浮きすぎないベースを作ってもらうのがベスト。
撮影/横山翔平(t.cube) ヘア・メーク/夏美 取材/先崎好美 デザイン/秋穂佳野 ※情報は2022年2月号掲載時のものです。
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