スーパー戦隊シリーズの『機界戦隊ゼンカイジャー』（テレビ朝日系）で世界海賊ゾックス・ゴールドツイカー役を熱演中の増子敦貴くん。若手俳優の登竜門と呼ばれるスーパー戦隊シリーズで俳優業に磨きをかける一方、ダンス＆ボーカルグループ・GENICの一員としても活動中の増子くんがJJに初登場！ 透き通った肌と端正な顔立ちで“ネクストブレイク筆頭株”と期待される増子くんにフィーチャー！ ラストとなる今回は、お仕事に向き合う価値観が感じられる質問をラインナップ。俳優として、アーティストとして、今後ますますの飛躍が期待される増子くんの本音に迫ります！

アーティストと俳優、それぞれの活動で意識しているのは…

–テレビ朝日『機界戦隊ゼンカイジャー』に出演中ですが、この作品に出演が決まった時の心境は？

びっくりしましたが、とにかくうれしかったです。特撮テレビドラマという新たな挑戦だったんですが、怖さとか恐れはなくて、ジェットコースターに乗っているようなふわっとした緊張感を心地よく感じながら、日々撮影に向き合っています。ツーカイザーを演じる上で心掛けているのは、ゴールドツイカー一家を守ってきた強さを出すこと。ゼンカイザーの介人たちとは出自が異なる海賊なので、世界を渡り歩いてきた百戦錬磨感や逞しさも意識しました。想像以上に反響をいただいたこともうれしかったし、いい意味で「増子敦貴」のイメージを裏切ることができたと思っています。

–アーティストと俳優、それぞれ違うフィールドで活動するなかで、意識して区別していることはありますか？

最初の頃は、アーティストと俳優それぞれで求められることが違っていて、そのギャップに戸惑うこともありました。最近は自分の中でアーティストだから、俳優だからと区別せず、どんな現場でも自分が引っ張る気持ちで取り組むことを大切にしています。22歳になって、自分より年下の人と仕事をする機会も増えてきたんです。人見知りが激しい方ではあるのですが、オープンマインドで人と関わることも心掛けています。仕事する上での信念は、何事もポジティブに捉えて幸福度を上げていくこと。失敗や不満に思うことがあったとしても、それを経験できること自体に感謝して前向きに考えます。今年で上京して5年目になりますが、振り返るとあっという間でした。この先5年で叶えたい夢は、GENICとしてはドーム公演、俳優としては月9の主演。大きな目標ですけど、口に出すことで自分にハッパをかけていきたいです。

GENICは7人それぞれ個性が光る“アベンジャーズ”みたいなグループです！

–増子くんにとって「絶対に負けたくない！」というライバルはいますか？

勝ち負けとかを気にする存在ではないんですが、『機界戦隊ゼンカイジャー』の主演のきいちゃん（駒木根葵汰さん）とボーイズグループINIの匠海（尾崎匠海さん）は、同い年ということもあって、刺激をもらっています。同じ作品や舞台に携わってきて、切磋琢磨してきた仲間でもあるので、お互い経験を積んで、またいつか一緒のステージに立つことも目標のひとつ。同い年のライバルがいるって心強いし、最高です！

–では、増子くんが所属するダンス＆ボーカルグループGEINCの魅力は？

GENICはメンバーそれぞれがモデルや俳優など、自分の得意分野を生かして活動しているグループ。アベンジャーズみたいにひとりひとり違う個性を持っているところが強みだと思っています。そんな7人がひとつになって楽曲制作やパフォーマンスをすることに意味があるんだと思っていて、もっと多くの人にその魅力を伝えたいです。若くてフレッシュで今が一番美味しい時期なので、僕たちのパフォーマンスを是非、チェックしていただきたいです！ そしてGENICのもうひとつの魅力は…僕がグループにいることですね（笑）！

–最後に、3月31日に発売される2nd写真集の見どころを教えてください。

2019年に1st写真集『A』を発売したときは未成年でした。二十歳を超えた今作では、大人になった表情や成長した部分を出せたら、と撮影に挑みました。今回は極寒の北海道でも撮影をしたんですよ！ 沖縄ロケだった前作とは全く違う雰囲気に仕上がっています。素の部分も盛り込んでいるので、そこも含めて楽しんでもらえるとうれしいです！

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全3回にわたってお届けしてきた増子くんのスペシャルインタビュー企画、いかがでしたか？ 日曜午前9:30～テレビ朝日系で放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』はいよいよクライマックスに突入！ぜひ、増子くんの活躍をチェックしてみてくださいね。

フォトギャラリー（全4枚）

撮影／望月宏樹　取材・文／坂本結香　編集／宮島彰子（JJ編集室）