電話で別れ話をしたら円満に別れられる? 通話前に知っておきたい切り出し方と注意点

恋人と別れたくても、顔を見たくない、会うと気まずいといった理由で、別れ話を切り出せず時間が経過することがあります。電話だけで別れられれば気持ちは楽ですが、電話で別れ話をしてもよいのかと悩むのではないでしょうか。

そこで今回は、電話で別れ話をしてよいパターンと、別れを切り出すときの注意点を紹介します。

別れ話 電話
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電話で別れ話をするのはあり?

ふたりの関係性や状態によっては、電話で別れることはできます。

あり・なしを考えるときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

 

【あり】遠距離恋愛中のカップル

遠距離恋愛で会って話ができないのであれば、電話で別れ話をする人もいます。

別れ話をするために、どちらかが会いに行くのは時間とお金がかかることから、お互いに電話だけで別れても仕方がないと思うはずです。

電話一本で別れてしまうのが申し訳ないと思うのであれば、ビデオ通話で顔を見ながら伝えてもいいかもしれません。

 

【あり】しばらく連絡をとっていないカップル

数週間~1カ月ほど会っておらず連絡もしていない状態であれば、電話で別れ話をしても納得してもらいやすいでしょう。

お互いに冷めているのであれば、電話をして時間をかけずともすぐに別れられそうです。

ただ、彼氏が連絡をするか悩んでいた、連絡をずっと待っていたのなら「もう一度やり直そう」と言われる可能性があります。

 

【あり】彼氏の顔を見ると決心が鈍る人

彼氏の顔を見ると別れの決心が鈍る人は、あえて顔を見ずに電話で別れを告げてもよいでしょう。

ただ彼氏としては、会わずに別れてしまうのは、あなたからの誠意を感じられないかもしれません。

特に長年付き合った相手であれば、きちんとお別れをするほうが、彼氏をモヤモヤさせず印象が悪くならないでしょう。

 

【なし】突然の別れを告げるとき

つい最近までデートや連絡をして良好な関係だったのに、ある日突然電話で別れ話をされると彼氏は驚きます。

電話での別れ話に限ったことではありませんが、別れ話をする前には、別れの兆候を見せておくと、比較的別れやすいでしょう。

突然別れを告げられた彼氏のショックは計り知れません。別れ話をされる彼氏の立場になり、できるだけダメージが少ない別れ方を考えてみてください。

 

お互い嫌いではないときは会って話してみよう

遠距離になり付き合い続けられない、仕事や勉強が忙しく泣く泣く別れるなど、嫌い同士で別れるわけではないのなら、会って別れ話をしたほうがよいでしょう。

別れ話をしてみると、実はお互いに未練があり、別れたくないと思っていたのであれば、会ったことをきっかけに好きな気持ちが戻ってくるかもしれません。

また、顔を見ながらきちんとお別れができれば、恋がよい思い出で終わり、今後どこかで出会ったとしても気まずくなりません。

関係をこじらせたくないのであれば、顔を見て話し合いをしたうえで別れることをおすすめします。

 

電話で別れ話をするときの切り出し方

電話で別れ話をするときは、電話をかける前の準備が重要です。

突然電話をかけるのではなく、冷静になり何を伝えるかを考えてみてください。

 

LINEのメッセージで「話しがある」と伝えておく

電話で別れ話をする前に、LINEで「話があるけど、電話をしてもいい?」と伝えましょう。

突然電話をしても、用事で電話に出られない可能性があるため、ワンクッション置くと話がしやすくなります。

彼氏から要件は何かと聞かれたら、包み隠さずLINEで「◯◯だから別れたい」と伝えます。そのままLINEで話をするか、電話をかけて言葉で詳細を話すかは会話の流れ次第です。

「話がある」と伝えておけば、彼氏は深刻な話であると身構えることもできます。

 

できるだけ早い段階で別れようと伝える

彼氏と電話がつながったら、できるだけ早い段階で「別れよう」と伝えましょう。あれこれ話したり沈黙の時間が続いたりすれば、そのぶん別れを切り出しにくくなります。

とても勇気が必要ですが、本気で別れたいのであれば、言い出せなくなる前に思い切って別れの言葉を伝えましょう。

 

電話で別れ話をするときの注意点

言い方、切り出し方を間違えると、別れ話がこじれる、最悪の印象のまま別れてしまいます。

できるだけ円満に別れるためには、以下の注意点を覚えておきましょう。

 

復縁の可能性がある言葉をいわない

「好きだけど、今は別れたい」「またいつか戻れるかもしれないね」このように、復縁を匂わす言葉は彼氏をモヤモヤさせるだけのため、いわないようにしましょう。

期待をさせると、別れたあとも彼氏は連絡をしたくなり、戻れる可能性があるなら別れる必要はなかったのではと、余計につらくなりそうです。

 

彼氏の話を聞きすぎると決心が鈍る

電話で別れ話を切り出された彼氏は、あなたへの気持ちや思い出など、たくさん話してくれる可能性があります。

このとき彼氏の話を聞きすぎると、別れを伝えたにもかかわらず、別れたくない気持ちが湧いてしまうかもしれません。

このやりとりをきっかけに絆が強まり、復縁してさらに仲よくなるパターンもありますが、別れを決めているなら長く話を聞かないほうがよいでしょう。

情があれば、付き合った過去を思い出すだけで決心が鈍ります。彼氏の話は無視する、一切聞かずに電話を切るとまではいかないものの、心が動かされないように強い心をもっておいてくださいね。

 

無言にならないよう内容を考えて電話をかける

無言の時間を防ぐためには、ある程度何を話すか順序立てておきましょう。別れ話を切り出しづらい、怖いという人は、電話をかけても無言になるかもしれません。

いいたいことだけを伝えて一方的に電話を切るのはNGですが、別れに迷いはない意志を伝えるためにも、隙を与えないように別れを切り出してください。

 

「会いたい」と言われても応じない

電話で別れ話をすると、彼氏から「会って話がしたい」と言われる可能性があります。わずかでも未練があり引き止められて心が動きそうであれば、会わないほうがよいでしょう。

会うと別れ話がうやむやになって別れられない、なんてことも。別れたくないと思っている彼は、あなたの気持ちが変わるまで帰らせない場合もあります。

できるだけ会わずに電話だけで別れられるようにするためにも、少し前から別れる雰囲気をつくっておきましょう。

 

別れたい理由をダラダラと話し続けない

別れたい理由は、彼氏にとって不平不満だけの愚痴です。聞かされる彼氏としてはつらいだけでありイライラするかもしれません。

感謝の言葉とともに「◯◯だから別れたい」と簡潔に理由を伝えて、あとはダラダラと話さないようにします。愚痴をいうことにより、喧嘩別れのようになる可能性があるため、彼氏への不満は胸にしまって忘れてしまいましょう。

 

どうしても「会って話したい」と言われたらどうする?

彼氏が「会って話したい」と言う理由は、あなたとの別れを引き止めたいからです。

借りていたものを返すなど、やむを得ない理由で会う場合は仕方ありませんが、会わずに円満に別れられるのであれば会わなくても構いません。もし会うのであれば、情に流されないこと、彼氏の話はきちんと聞くことは意識しておきましょう。

彼氏の話を聞かないまま一方的に別れを伝えるだけでは、あなたの印象は最悪になります。同じ職場だったり共通の知り合いがいて関わったりする可能性があるときは、円満に別れる方向へ導くことがおすすめです。

 

電話で別れ話をするのなら簡潔に伝えることが大切

会って別れ話をしたほうが、誠意が伝わり円満に別れやすいでしょう。しかし、やむを得ない事情があり電話で別れ話をするのであれば、感謝の気持ちと、簡潔に別れる理由を伝えてみてください。

恋人との別れは、フラれるほうが少しつらいかもしれません。別れ話をされた彼氏がどう思うかを考えたうえで、お互いが「よい恋愛だった」と思える別れ方をしましょう。

Text_Ayumi