【Sexy Zone 佐藤勝利】夢が叶い、自分を変えた「僕にとって節目になったこと」

Sexy Zoneの佐藤勝利をbis視点で描写する連載“bis homme”。第8回は、「Reborn/再生」をテーマに、ターニングポイントになった出来事を振り返ってもらいました。

ターニングポイントになるようなことが、最近多かった

今回のテーマは「Reborn(リボーン)」。再生という意味ですが、僕にとって節目になったことなどをお話しします。
ターニングポイントになるようなことが、最近多かったような気がします。特に2021年の秋、舞台『ブライトン・ビーチ回顧録』で初めてストレートプレイ(セリフ劇)をやったことが大きかったですね。長年の夢が叶ったし、自分が変われたし、最高でした!(笑)
デビューして10年、いろいろなことをやらせてもらって、とても楽しかったし、貴重な経験もしました。恵まれた環境にいるんだなと思いながら、さまざまなお仕事にチャレンジしてきました。でも、ストレートプレイをやったら「ああ、僕がやりたかったのはこれだったんだ」って実感したんです。やっぱりここにたどり着きたかったんだ、と。

本来の自分に戻って、やりたいことは主張していくスタンスでいきたい

僕は本当に舞台が好きで、演劇が好き。思えば小さいころから、学校で舞台などがあるときは自分で手をあげて「主役やります」って主張していました。すべてではないけれど、自分で何でもやってきたタイプだったんです。ジャニーズに入ってデビューしてからは、僕が声をあげなくても、活躍の場を与えてもらえるようになりました。自分でライトのスイッチを押さなくても、灯りを照らしてくれる環境になった。自然とそんな状況に慣れていってしまっていたんですよね。甘えもあったのかもしれないです。
今振り返ってみると、そんな状況の中でも誰よりも「ちゃんとやろう」という気持ちをずっと持ちながら挑んでいたとは思います。これからは本来の自分に戻って、やりたいことは主張していくスタンスでいこうと思っています。

演技に関しては、僕なんてまだまだなんですが、偉大な演劇人の方達って、どんな衣装を着て、どんなメイクをしても、その人だけが醸し出すようなオーラや存在感、表現力を持っていますよね。言葉ではうまく伝えられないけれど。そこまでになるのはとてもすごいことだと思うし、難しいことだと思います。舞台はそのすごさ、迫力を生で感じられるのも魅力です。作られたものではなく、壁もなく、リアルに目の前で起こっていることを体感できる。偉大な演劇人達の舞台を観るたびに感動しています。

これからもずっと舞台に立ち続けたい、という思いもあります。日本はもちろん、海外のステージに立ちたいという夢も持っています。ブロードウェイとかで活躍されている日本人の俳優さんもいらっしゃいますよね。米倉涼子さんもすごいですよね。主役で英語で……、相当な努力と苦労をされているんじゃないかと思います。

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Interview_Izumi Takeshima