スタイリストさんに聞いた「残念なコーデ」【スリット入りパンツの足元が寒そう】

「このトップスなら前だけINではなく、全部INする方がスタイルよく見えるのに…」「コーディネートはこんなに可愛いのに、靴下だけが惜しい!」日々オシャレと向き合うスタイリストさんが街で見かけた“どこか惜しいコーデ”。思わずツッコミたくなってしまった実際のNG例をもとに、1カ所変えるだけでコーディネートに差がつく改善テクをご紹介します。今回は、スリット入りパンツに合わせる靴について、スタイリスト・近藤和貴子さんがレクチャー!

ここが惜しい!「スリットパンツの足元が寒そう」

足の甲が見えるパンプスは、冬だと心許ない

    抜け感が出るボトムスとして重宝されるスリット入りパンツですが、肌が見えるぶん足元に何を合わせるかが悩みどころ。季節感も意識しつつ、バランスよく見える靴に見直しが必要です。
    パンツ¥12,960(TITE in the store/ジオン商事)ブラウス¥7,700(ミラ オーウェン/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店)コート¥49,500(ランバン オン ブルー/レリアン)リング(スタッフ私物)イヤリング¥9,350(ヴァンドーム ブティック/ヴァンドーム ブティック 銀座三越店)パンプス¥15,950(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)

    暖かい時季ならハマる「スリットパンツ×パンプス」も、冬だと寒々しく見えてしまいます。靴下はバランスを取るのが難しいので、靴を変えてみるのが手。

改善案:バランスに困ったら、潔く肌が隠れるブーツが正解

スリットの深さに合った靴選びが重要

    スリットから肌を見せない、ショートブーツに靴を変更。肌を隠せるものならミドル丈&ロング丈でもOKです。靴下選びに迷うこともなく、今っぽく防寒できます。落ち着いたトーンのピンクパンツに、カーキの差し色が好相性。
    パンツ¥12,960(TITE in the store/ジオン商事)ブラウス¥7,700(ミラ オーウェン/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店)コート¥49,500(ランバン オン ブルー/レリアン)イヤリング¥9,350(ヴァンドーム ブティック/ヴァンドーム ブティック 銀座三越店)バッグ¥15,400ブーツ¥29,700(ともにダイアナ/ダイアナ 銀座本店)

    スリットの深さとブーツの丈がうまくリンクして、寒々しい印象を回避。とくに今季はボトムスの裾からロングブーツを見せる着こなしが流行っているので、今っぽくこなれた足元を演出できます。

教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん

Profile  スタイリスト・近藤和貴子さん
1991年生まれ。身長164cm。女性誌や広告などと中心に、モデルやタレントのスタイリングを幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagram(@wakikokondo)でもファンが多い。行きつけのショップはCABANやロンハーマンなど。

【お問い合わせ先】ヴァンドーム ブティック 銀座三越店☎︎03-3535-5333/ジオン商事(TITE in the store)tite.jp/ダイアナ 銀座本店☎︎03-3573-4005/ミラ オーウェン ルミネ新宿2店☎︎03–63801184/レリアン☎︎03-6834-7224

撮影/有馬秀星(MOUSTACHE)モデル/鈴木詩織(CLASSY.LEADERS)ヘアメーク/RYO(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)