チコ シゲタさんのオシャレな「おうちクリスマス」準備!

VERYでも大人気のビューティ・ブランド「SHIGETA PARIS」。主催のCHICO SHIGETAさんは、4歳になる双子の女の子ママ。理想の子育て環境を求めて、長年、活躍したパリを離れ、現在はタイに暮らしています。オーガニックな価値観を大切にしたライフスタイルも支持を集める彼女に、今年の”おうちクリスマス”の楽しみ方を聞きました!

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12月の気配を感じ始めると、ソワソワしてくるのは紛れもなくクリスマスのせい。

フランスに住んでいた時には、親戚や家族が一同に集ってお祝いするので、夫の両親にクリスマスの大掛かりな準備をすっかりお任せして、割とマイペースに過ごしていましたが、タイに移り住み、双子の娘たちが3歳になって、プレスクールで覚えてきたジングルベルを歌うようになると、そういう訳にはいきません。

クリスマスツリーのサイズも見直そう!子供達のサンタの夢を壊さないようにプレゼントを用意しなくては!などと少し襟をただして、今度は「私たち家族らしいクリスマス」というファミリーカルチャーを少しづつ作っていこうと思いました。

私の娘たちは4歳で、ちょうどなんでも自分で作るのに興味があるお年頃。クッキング、ペインティング、ドローイングが大好きです。

そこで今年はクリスマスオーナメントを家で作ってみることにしました。インターネットで検索したり、ご近所のイギリス人のプレスクールの先生をされているマダムにも相談したりして、難易度が高くなく、作った充実感がありそうなもの、という括りで、オーブンでできるドライオレンジ、松ぼっくりのペイント、そしてクッキーを焼くように作ることができる塩粘土の3種類を用意しました。
昨年は飾るだけだったけれども、今年は飾るものまで自分たちで作っただけに、娘たちも今年のクリスマスツリーにはさらに愛着があるようで、用事があって玄関先に立ち寄る人々をどんどん家に招き入れてツリーを見せては説明しています。笑
でもとっても可愛くできたので、今年の反省点を活かしつつ、来年も作ってみようと思っています。

12月1日からスタートするアドベントカレンダーも欠かせないものの一つ。我が家のものは木製で今年で出場3年目です。毎日小さな引き出しから小さな木製の飾りを取り出して、日にちの番号にかけていくのですが、12月に入ってから毎朝これをやるのが楽しみで早起きするようになり、楽しい朝の日課になっています。

フランスではよく夫のおばあちゃんの家に皆がクリスマスに集っていました。敬虔なカトリック信者の彼女の家では、ツリーと共に、必ず飾られていたのがイエスキリストの降誕のシーンを再現する人形でした。

ヨーゼフとマリア、三人の賢者と天使そして牛や羊のセットで、25日の朝に、必ず夫のおばあちゃんが皆が起きる前にベビーのキリストを置いていました。

大好きだったおばあちゃんの思い出から、今年は我が家にも登場。娘たちがどうして赤ちゃんをまだ置いてはいけないのか、腑に落ちないようではありますが、25日に自分が置くのだと今から張り切っています。

夫の家族たちとのクリスマスでは、24日の夜、夕食の後にミサへ教会にみんなで出かけている間にサンタクロースが来るという設定になっていて、出かけるときにさっとプレゼントをツリーの下に用意します。そしてミサから帰ってきて、夜中までみんなでプレゼントを一つ一つ開けて見せながらゆっくりと夜を過ごします。

25日の朝はゆっくり起き出してきて、クリスマスランチにご馳走をいただく。そのメインとなるのがシャポンです。丸々太ったとびきり柔らかい鶏肉です。

ビュッシュドノエルを作るのは、毎年義理の妹の担当。おじいちゃんが手書きで残したレシピを見ながら、1gも変わらないレシピを毎年作っています。このレシピに使う赤スグリのジャムは、夫の叔父が森で摘んだ赤スグリで作ったものを使います。

キリスト教徒ではない私には、その一連の家族のクリスマスの行事が毎年とても新鮮なセレモニーで、ゆくゆくそのカルチャーを持つかもしれない娘たちにとっても、クリスマスがイベントになってしまわないように、そのエッセンスだけでも伝えたいと思っています。

私たちのすむタイの街には、一軒だけフランス人オーナーのお肉屋さんがあって、そこでタイ育ちのシャポンを調達することができます。

彼の家族のトラディションでは、栗を詰めて焼くのですが、栗の苦手な彼のために今年はオレンジとタイムを詰めて焼くこと2時間あまり。さらにオレンジとはちみつそして、シナモンを肉汁と煮詰めてソースに。

今年は、初めてシャポンを焼くオーブンということもあって、予行演習しました。
クリスマスの当日はこれで大丈夫かな?

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CHICO SHIGETAさん プロフィール

クリーンビューティブランド「SHIGETA PARIS」主催。2018年に出産し、子育てのためによりよい環境をもとめて、長年暮らしたパリから、自然あふれるタイへ移住。現在は、タイで4歳の双子姉妹の子育て中。
長年、フランスと日本で独自のビューティメソッドを探求し、バイタリティー・コーチング®を考案。ホリスティックビューティコンサルタントとして、パリのセレブリティやアーティストのためのパーソナルコーチとしても活動。