盛り塩の正しいルールとは…?実は知らない「浄化」のやり方2つ
いよいよ一年を締め括る年末。コロナもあり、なかなか思うようにいかなかった…なんて人も多いのでは?新しい年がくる前に、お部屋の淀みを一掃しましょう。その方法を教えます!
最近すべてが滞っている気がする…なら「浄化」が必要かも?
いざ「浄化」!といっても方法は色々あるんです
浄化には種類があり、方法もさまざま。ここでは代表的なものをご紹介します。正しい方法で行って、身も心もすっきりと!(※歴史や方法には諸説あります)
【盛り塩で浄化】
海水を濃縮し天日干しされた粗塩を使うのがおすすめ
「実は伊勢神宮の儀式以外では特にルールがなく、形も三角錐や八角など色々あるけれど基本は自由。分量もふたつまみ程度をうずたかく盛るくらいですが、玄関の内側に左右一対になるように置くのが望ましいです。古事記記載の『潮しお禊みそぎ』が由来なので、海水を濃縮して天日干しされた粗塩がいいと思います。皿は磁器でなくても特に問題なし。日本の宗教観は色々なので、やっている人の心がどう救われるかが大事です」(村上さん)
【ストーンで浄化】
色なら黒、石は翡翠がNo.1玉の形がなおよし
「石は雛人形と同様、自分の身にふりかかる不運の身代わりなので、身につけているのがベスト。それが難しければお財布に入れても。色では守りの意味をもつ黒がよく、また、翡翠は国ひとつくらいの価値と言われていた物もある希少石で、悪運・不運を一心にブロックするイメージです。石自体 を浄化する必要はなく、劣化したら新しいものに替えるべき。許可を得て神社仏閣の泉など投げていい場所に入れたり、引き取ってもらいましょう」(村上さん)
教えてくれたのは…
風水・家相研究家 村上瑞祥さん
歴史学者・東洋古代思想史研究家。福祉住環境コーディネーターとしてOffice Yuuに所属。中国古代思想を専門に教育心理学や民俗学、宗教学にも造詣が深く書籍執筆や講演は多数。
イラスト/沼田光太郎 取材/田村宜子 再構成/Bravoworks.Inc