バチェラー4代目・黄皓さん「『バチェロレッテ』より悩み抜いて、最終的に選んだ女性のタイプは…」

『バチェロレッテ・ジャパン』から約1年……ついに11月25日からPrimeVideoの婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4がスタート。
そして先日、緊急発表されたバチェラーは、青年実業家・黄皓(コウコウ)さんでした!シリーズ史上初となる過去シリーズ参加者から選出。そんなバチェラー・黄皓さんに本誌バチェラー大好きスタッフが緊急インタビュー!『バチェロレッテ・ジャパン』で残った大きな後悔から、さらに本気になった黄皓(こうこう)さんが旅で見つけた“真実の愛”とは?

黄皓(こうこう)さん、参加してみてどうでした?

“バチェラーの親友”として『バ
黄 皓(こう こう)
1986年9月23日生まれ、35歳。10代で中国から来日、早稲田大学を卒業後、大手商社での勤務を経て、起業した実業家。4カ国語を操る。スマートミラーデバイスを活用したオンラインフィットネスサービスを提供する会社、サブスク型パーソナルジム・エステを運営する会社、上海を拠点に主にアパレル関係の貿易と物流の会社の3社の代表を務める。ファッションや車、アートにも造詣が深い。

“バチェラーの親友”として『バチェロレッテ・ジャパン』でも最後の2人まで選ばれ続け、その圧倒的ハイスペックなキャラクターで注目されていた黄皓(こうこう)さん。
今回は、選ばれる立場から、選ぶ側になったのが一番大きな変化だと思うのですが…好みとか選ぶ条件とか、変化はありましたか?

「昔から大きくは変わってないです。前回の『バチェロレッテ・ジャパン』に参加した際に結婚をすごく意識しました。そこで楽しい時だけじゃなく、辛い時間も一緒に寄り添ってくれることが、すごく大切だなと認識することが多くて。それは、思えば自分の両親がすごくそうだったから。前回の『バチェロレッテ・ジャパン』の福田萌子さんの時もそうだったし、今回の『バチェラー・ジャパン』も多くの素敵な女性と出会ってそう思ったのですが、楽しい時間は無限にある。でもこの女性は僕が今の自分じゃいられなくなった時や、自分が弱った時にも当たり前のようにそばにしてくれる人なのかな?自分が一番苦しい時に、頭によぎるような頼れる存在なのかなって。そういうところが、より大事になったと思います」

ビジネスもノリに乗っていて、順風満帆な黄皓(こうこう)さんが苦しい時なんてあるんですか?
「それこそ今は仕事もたくさんやらせていただいて、順調だと思われがちだけど…うちの父も事業をやっているのですが、うまくいかなかった経験もあって、本当に波乱万丈な人生だった。だから僕も当然この先なにかあるはずで。僕がハイスペ男子と呼ばれなくなった時にそれでも人として愛してくれて、そばにいてくれるかどうか。日々色々な社員や仲間を守るために、自分の心をすり減らす瞬間はあるのですが、自分を守ってくれる人や、支えてくれる人は今はいないな、と感じていて。だからそういう人に出会いたいって強く思うようになったのは参加のきっかけです」

それはいつの時点で強く思ったんですか?
「参加する以前に。今回の『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加するにあたって大きなきっかけです。なぜ結婚したいのだろう?と思った時に、僕を支えてくれるような存在を見つけたい。そして僕はそんな人を僕以上に支えたいって。自分をもっとさらけ出せる相手が欲しいなって思いました」

黄皓さんが選ぶ女性は、やっぱり「セルフラブ上手」な女性

そうなんですね!バチェロレッテ・ジャパンのインタビューの時と基本的な動機は変わってないようですが、その気持ちがさらに強くなったんですね。
前回『バチェロレッテ・ジャパン』では、「自分自身でキラキラ輝ける=セルフラブが上手な女性」に惹かれるとインタビューで答えていたのですが、そこは変わりましたか?

「そこもあまり変わりないです。やっぱり結婚という2人で作り上げるコミニティにフォーカスしすぎないで、自分自身が生き生きしている女性。それに彼女も自分も、それぞれ自立している。本当は無限に選択肢があるのに、結婚という手段を取らなくても生きていける。そんな自立してセルフラブのある2人が理想的です。非合理的なのに、一緒にいたいと感じる。そんな関係ってすごくいいなって思って。“あなたといないと幸せになれない”ってことももちろん素敵なことだけど、“あなたと一緒じゃなくても幸せだけど、それでもあなたと一緒にいたいと思う”……そんな関係の方が、信憑性があると僕は思います。だから、自分自身でキラキラ輝ける『セルフラブが上手な女性』は、やっぱり素敵です」

そうなんですね!バチェロレッテ

そんな自立した男女の結婚って、アラサーの大人の女性の理想的ですよね。でもなかなかそんな風に思える相手って見つからないもの。でも今回の旅ではそんな素敵な女性に出会うことができたんですね?
「はい。芯がある女性がすごく多くて。もちろんアプローチの仕方はみんな全然違いました。あざとい人もいるし、天真爛漫な人もいる。はっきりとサバサバしてる方もいました。でもみんな芯が強くて。過去に色々あったけど、マイナスやトラウマを乗り越えてきた人が多かったから、僕も相手の深くまで見ることができたし、自分に寄り添ってくれて、この人だったら一緒にいて安心と思える人が多かったです」

黄皓さんにふさわしい自立心とセルフラブのある女性ばかりとは…どんな女性が選ばれるか、ますます気になりますね!

2タイプの女性の間で揺れ動くも、『バチェラー・ジャパン』は100点と胸を張れる旅に

前回のインタビューでは、福田萌

前回のインタビューでは、福田萌子さんのような思慮深い女性と、天真爛漫な女性2タイプの女性に惹かれることが多いと言っていましたが、今回もそうでしたか?それとも新しいタイプに出会いましたか…?
「今までの自分の恋愛経験を振り返ると、本当にその2タイプを行ったり来たりしていて。未だに僕は正解がわからない。それに今回の旅ではその両方のタイプの方がいたから本当に悩みました。最後の最後まで、どっちが自分の理想のパートナーなんだろうって、もう死ぬほど悩んだ。『バチェロレッテ・ジャパン』の比じゃないくらい悩んだし迷いました。でも悩んで苦しんだぶんだけ、自分の決断に自信があります」

じゃあ、結局行き着いたのはその2タイプの女性だったんですか?
「結局というか……でもやはりその2タイプで大きく動く瞬間が多かったです。本当に気持ちがグラグラしたけど、あれだけ悩んで苦しんで出した答えだったら間違いないなって」

では、今回の『バチェラー・ジャパン』を自己採点するなら何点ですか?
「今回の『バチェラー・ジャパン』“やりきった!”という言葉は、本当に腹の底から出てきた言葉で。旅自体は本当に100点満点です!自分で出した答えには自信があります」

この旅で一番つらかったのはやはり選ぶ立場として迷ったり悩んだりしたことですか?
「それがバチェラーといえども、すべては自分の思い通りには進まないのが、恋愛リアリティ番組であって。自分が好きでも相手から好かれてない瞬間はあるし、自分が本気で好いてなくても思わず「好き」と言ってしまうような場面もある。実は、何でこんなにマッチしないんだろうなって思う瞬間もありました。
今回の旅は、女性もレッドカーペット上で初めて僕と対面して、バチェラーが僕であることを知った。つまり、僕から一方通行の矢印じゃなくて、女性からも同じように選ばれている立場。今までの『バチェラー・ジャパン』と違って、ある意味すごくフェアな旅でした。序盤から、女性たちに『僕は選ぶ立場でもあるけど、選ばれる立場でもある。女性陣もみんな選ばれるためだけに来ていなくて、選ぶために来ている。だから対等でフェアに向き合いましょう』と言ってきたし、みんなそうだったと思います。たまたま選択権が僕にあるから、女性陣に苦しさはあったと思うけど、僕も同時に愛してもらえるかなって不安が常にあった。だからそういった意味でも、人生で一番感情の起伏があった2カ月間でしたね」

黄皓さんのなかにも色々な葛藤があった「バチェラー・ジャパン」シーズン4。インタビューはさらに後編へと続きます。

撮影/オノデラカズオ(f-me) 取材/さとうかな子 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)