サッカー選手妻・中村明花さんが語る「かわいいだけでない、ペットを迎えるということ」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、ドイツやタイなどで海外生活を経験し、現在は日本で子育てをする中村明花さんが、日々のあれこれをつづるWEBコラム。
前回は、新しく家族に加わったキンクマハムスターにメロメロな様子をお話してくれました(前回の記事はこちら→)。今回は動物を飼うことによる娘さんへのいい影響、そしてそれに伴う責任について。中村さんが娘さんと交わした約束とは⁉

動物は豊かな感情を育んでくれる存在

前回お話したように、キンクマハムスターを飼い始めた我が家ですが、お迎えしたのは、娘が欲しがったのももちろんそうですが、生き物がそばにいてくれるのは娘の成長にとってもいい影響があるな、と私自身が感じていたことも理由にありました。
娘が赤ちゃんの頃から愛犬の「じぃ」と「ぷぅ」が一緒に住んでいて(ドイツと千葉県柏市にいたころ、一緒に住んでいたチワワ2匹です)、ひとりっ子の娘には特にじぃとぷぅの存在が大きく、遊び相手になってくれたり、ときにはいけないことして怒られたり、思いやる気持ちが芽生えたり、豊かな感情が2匹のおかげで育めたと感じていたので、生き物と暮らすことには大賛成でした。
タイでも愛犬と暮らせたらよかったのですが、行く前にタイの状況を調べてみると、野良犬が多かったり狂犬病のことなど、2匹にとって窮屈な生活になる可能性があるようだったので、寂しいですが夫の実家にお願いし、預けてきたんです(群馬でまた一緒に暮らせるのを、娘もずっと楽しみにしています)。
2匹と離れて寂しかったのか、タイでは「犬か猫が欲しい」と言われていたのですが、「じぃぷぅが日本で待ってるからね」と伝えたらわかってくれたみたいで。代わりにハムスターをずっと欲しがっていたので、「ハムスターは日本に帰ったらね」と約束していて、それが実現した感じです。

命を大切にするために娘と約束したこと

ただ、命を預かるということは責任もあります。いつかお別れがきますが、だからこそ毎日可愛がってお世話して日々を大切に過ごさないといけないんだよ、という命の尊さも学んでもらえたらなと思っています。
と言いながら自分もお別れに耐えられなさそうなので、娘と共に私もいろいろと学ぶことが多そうです。考えたくありませんが( ;  ; )
そこもちゃんと受け止めてお迎えしました。
今回娘とはいくつか約束もしました。
最初はきんちゃんが慣れるまでは絶対に触らないこと。
寝てるときにゲージを叩いて起こさないこと。
触りたいときはママに聞くこと。
お掃除のときはママと一緒に必ずやること。
何より新生活をリラックスして過ごしてもらうために、きんちゃんを怖がらせないことを第一に約束しました。
群馬に引っ越して幼稚園などが始まり、生活リズムが整ってきたら娘にご飯の係をお願いしようと思っています^^


娘の遊びに付き合ってくれてるきんちゃん。


もぐるのが大好きなきんちゃんです。


床材をたっぷり敷いてあげたいなと思いネットでたくさん入っているものを買ってみたら、想像以上に大量にやってきました(笑)当分買わずにすみそうです。


中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する5歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

構成/長南真理恵