静岡県には数字の「8」を模したご当地お菓子があります。その名も「8の字」。小麦粉、砂糖、卵を使ったシンプルで香ばしい焼き菓子で、蕎麦ぼうろのような口あたり。大正時代からこの形で製造されてきたと歴史も長く、ご年配の方から子どもまで楽しめると県内では根強い人気があります。味はプレーン、いちご、ほうじ茶。中でも一番人気はプレーンで、女性に人気なのはいちご味とのこと。今回は3種類を食べ比べ、ちょっとしたアレンジもしてみました!
8の字 (左から)プレーン(100g)、いちご(90g)、ほうじ茶(90g) 各¥410
サクッとした歯ごたえ、ホッとするやさしい甘みが特徴!
8の字はどの味もサクッとした歯ごたえで、噛むほどにふわっとしていきます。
プレーンはあっさりとした甘さで、優しい味わい。何枚でも食べられそう。いちご味はいちごの香りと甘酸っぱさが味わえます。ほうじ茶味はほうじ茶の風味が広がって、香ばしい口当たり。どの味もおやつや小腹が減ったときにもってこい。牛乳、日本茶、紅茶、コーヒーとの相性も良さそうです。
8の字に合う紅茶もあった!「8の字Caféシリーズ」
(左から)8の字Cafeジャスミンと桃の紅茶、乳酸菌入り8みつレモンティー、メロン紅茶 ¥432
8の字に合うようにくだものやはちみつがブレンドされたフレーバーティーもあるそうです。珍しいメロン紅茶もほうじ茶味に合うと好評なのだとか。
アレンジが効く!アイスをのせたりクリームをサンドしたり…
バニラアイスに8の字を添えるだけで、ちょっとしたデザートのできあがり。水分を含むとやわらかくなる8の字はバニラアイスとの相性も抜群でした!大人と子どもも食べやすいミルキーな味で、食べ応えもばっちり。
いちご味、ほうじ茶味の上からホワイトチョコをかけて、ナッツやドライいちご、アラザンをトッピングしてみました。いちご味の甘酸っぱさにナッツの食感がいいアクセントになっています。おうちで子どもと一緒にデコレーションをしても楽しめます。
ラッピングをすれば、ハロウィンなど季節のイベントの小分けのお菓子にも使えそう!
ほうじ茶味にホイップクリームとあんこ、ブルーベリージャムを好きなだけのせて、サンドしてみました。クリームとあんこで和風なプチスイーツの完成。ほうじ茶とブルーベリージャムは意外な組み合わせですが、甘さ控えめで食べやすい味でした!少し時間を置くと、あんこやジャムが8の字にほどよく染みこんで、ふんわりとした食感が楽しめます。
8の字には”8みつクッキー”と”熟成緑茶クッキー”もあった!
8の字と並んで人気だというのが2種類のクッキー。こちらは2つの穴が開いていて、リアルな数字の”8”のよう。「8みつクッキー」はしっかりとはちみつの風味が口いっぱいに広がります。「熟成緑茶クッキー」は濃厚な緑茶のほろ苦さがクセになりそう。気軽につまめる一口サイズで、ちょっとしたお茶うけにぴったりです。
公式HPではアレンジレシピも公開中とのこと。ピザ風するなど、8の字をクラッカーの代わりにするアレンジもおすすめなのだとか。購入は静岡県内の取扱店やスーパーをはじめ、オンラインショップでもお取り寄せが可能。そのまま食べてもアレンジしてもおいしさが変わらない8の字、ぜひお試しあれ!
【お問い合わせ先】カクゼン桑名屋 https://www.hachinoji.jp/
写真・文/松下文香
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