「Beauty Connection Ginza（ビューティーコネクション銀座）」2階のフルーツコース専門店「フルーツサロン」では、2021年9月1日（水）～2021年10月11日（月）まで、旬のぶどうを贅沢に使ったフルコースが登場。栄養価が高くアンチエイジング効果も期待できる“ぶどう”が、美味しいスイーツでいただけるなんて嬉しい限り！ライターの実食レポートでご紹介します。

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2019 年にオープンした「Beauty Connection Ginza」は、“美容機器・コスメ”、“フード・ドリンク”、“美容医療”、“ヘアスタイル”の4 フロアからなる美の複合施設で、フルーツサロンがあるのはこの2階。「内側から綺麗に」をコンセプトに、栄養豊富な旬なフルーツをフルコースで味わえると話題の予約制フルーツコースの専門店です。

レシピは、代々木上原の人気パティスリー「パティスリー ビヤンネートル（BIEN-ÊTRE PÂTISSERIE）」のオーナーパティシエを務める馬場麻衣子氏が監修しています。

今回、コースのテーマは「種類豊富なぶどうの魅力を、色ごとに引き立てる」。赤・白・黒それぞれのぶどうの個性を生かしたバリエーション豊かな3種のスイーツを、詳しくご紹介します。

ひと皿目は、赤ぶどうのコンポート・カカオと米粉のシガレット生地・クレームディプロマットを重ねたグルテンフリーのミルフィーユに、プラリネのジェラートが添えられたもの。

ミルフィーユは、生地のサクサク感と、なめらかなクレームディプロマットの相性が抜群。そして、何より程よい酸味と甘みが混ざった赤ぶどうのコンポートが合わさると、とても美味！！生地はクリームを吸って柔らかくなりやすいので、早めにいただくのがおすすめです。

添えられたプラリネのジェラートの下に敷かれているのは、マイクロハーブのクレイジーピーとウッディナッティ、アマランサス。ジェラートはこっくり濃厚な味ですが、マイクロハーブがあるのでサラダ感覚でいただけます。

ふた皿目は、グラニテ。グラニテといえばフランス料理のコースの途中でお口直しとして出される氷菓のこと。シャインマスカットがたっぷりのった爽やかな見た目も手伝って、さっぱりとしたひと品だろうなと思ったら、全然違いました。

シャインマスカットの下には、なんとディルが香るクレームフロマージュ、そしてその下には貴腐ワインとエルダーフラワーのグラニテ、クレームダンジュも入っています。

グラニテとクレームフロマージュをそれぞれでいただくと、チーズをお供にワインをいただく感じですが、グラニテが溶けてきてクレームフロマージュとクレームダンジュが混ざり合うと、大人味のスイーツに。これまで味わったことのない逸品です！

3皿目は、芸術的に美しい黒系ぶどうのパフェ。上から順に、赤ワインのチュイールと飴細工、セージが飾られ、その脇を固めるのは黒系ぶどう。この日は巨峰とナガノパープルが使われていました。

そしてピオーネソルベとアールグレイジェラート、間にシナモンシュトロイゼルというクッキーのような菓子とヌガティーヌを挟み、グラス一番下にはココナッツヨーグルトのジュレと赤ワイン香るドライレーズンのソースがあります。

ぶどうの味がしっかりするピオーネソルベは絶品で、シナモンシュトロイゼルのサクッとした食感と風味がアクセントとなり、飽きのこない味わいのパフェ！

ひとつひとつ洗練された味ですが、混ぜ合わせたときの美味しさはまた格別です。

コース始めには、こだわりのドライフルーツとひと口大のお菓子がいただけます。この日はイチジクとデーツ2種のドライフルーツに、イチゴとロゼワインの「パート ド フリュイ」。パート ド フリュイは、ワインの味が感じられる大人のグミのようなお菓子です。

そのほか飲み物は、コーヒー2種、お茶3種、ハーブティー3種、期間限定のお茶から選べます。現在の期間限定ドリンクは、冷たいグレープハーブティーか、温かいマスカットワインティー。

試食に行った日が涼しかったので、マスカットワインティーをお願いしましたが、くせもなく、ぶどうスイーツとも好相性！さらに冷たいスイーツの途中に、温かいドリンクでちょっとホッとできるので、おすすめです。