【シャネルの名品ツイードジャケット】オシャレ読者の“次世代に受け継ぐ”服選び

NAVYリーダーズのオシャレはいつも注目の的。なかでも多岐にわたるブランド使いは同世代の女性として参考になるところがたくさん。今、ヘビロテさせているアイテムやその取り入れ方について詳しくお話を伺いました。今回は伊藤貴子さんです。

*掲載中のシャネルのアイテムはすべて読者の私物です。ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。

 

NAVY Leaders File 04:
伊藤貴子さん

シャネルのツイード
ジャケットはラフに着る
のが今の気分

シャネルのジャケットやコートはシーズンごとに必ずチェック。特にアウター系は流行り廃りがあまり反映されず、一生着られるので投資しがいがあると思っています。ツイードジャケットはステラ マッカートニーのショーパンに合わせてラフにアレンジして、カジュアルに着るのが今のマイルール。

〝次世代に受け継げるもの〟が
ファッションの新基準に〟

いろんなファッションを楽しんで、行き着いた結論は、洋服こそ、一生付き合えるものを揃えておきたい、ということ。シャネルのツイードジャケットのように、〝名品〟と言われるアイテムは断捨離してもクローゼットに残り続け、いくつになっても色褪せずに着続けられます。最近は “次世代に受け継げるかどうか”も新たなファッションの判断基準に。私自身も母から譲り受けたジュエリーがあるように、自分が愛着を持って大切にしてきたものを次へ受け継がせたいし、子どもたちの審美眼も養ってあげたい。そんなふうに未来を見据えたオシャレに徐々にシフトしています。

プラダは昨シーズンから気になっているブランド。Re Nylonシリーズやボリュームスニーカーなど、カジュアルなアイテムに惹かれています。

キャッシュレスライフが定着して、バッグはどんどん最小化。一時のブームではなく、長く愛用したいので、シャネルのミニバッグをコレクション。※私物のためブティックへのお問い合わせはお控えください。

母から受け継いだヴァンクリーフ&アーペルのブローチ&リングと、オーダージュエリーのバングル。これまではあまり身につけてこなかったのですが、40代になり、存在感のあるジュエリーも似合うようになってきた気がしています。

Profile

NAVY Leaders file No.4

伊藤貴子さん


43歳 Virgo代表
ハイセンスなアレンジで著名人から人気を集めたバルーンアレンジ会社の経営を経て、Virgoを設立。現在は、化粧品の開発に取り組む。3人のお子さんのママで、15歳の長女とは服やバッグをシェア。

 

撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/只友謙也〈P-cott〉 取材・文/田中幸恵、坂本結香 撮影協力/Écle.enishi 編集/井上智明

VERY NAVY10月号『私の〝個性〟を作るのは、このブランド&このアイテム 探ってみました。NAVYリーダーズのオシャレの現在地』より。詳しくは2021年9/7発売VERY NAVY10月号に掲載しています。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。