庭園を眺めながら、料亭で愉しむ日本酒香る和のアフタヌーンティー@ホテル椿山荘東京
ライター笹 利恵子です。
秋の気配に誘われて、ちょっとショートトリップでもしたい気分です。そんな時、訪れるのにオススメなのが名門「ホテル椿山荘東京」。こちらでは10月1日から平日限定で、日本酒「久保田」とのコラボレーションアフタヌーンティー「KUBOTAアフタヌーンティー」を開催するそうで、いち早くその発表会にお伺いしてきました。
会場に向かうまでの廊下からは、大庭園とはまた違う雰囲気の、滝が流れる美しい庭園を眺めることができます。お部屋に入ると大きな窓からは森の中にいるような絶景が広がっていて、もうそれだけでも「来れてよかったねー」と顔を見合わせてしまうほどです。
ウェルカムドリンクはアルコール0%の「久保田こうじあまざけ」を使ったフローズン甘酒。スプーンで少し食べた後は、トマトジュースを入れて甘酸っぱい爽やかなドリンクに変身!意外な組み合わせですが、発酵食品×リコピンでカラダが喜びそうな感じ!スタートから2度楽しめるサプライズにノックアウトされそうでした(笑)
そして運ばれてきたのは、定番のティースタンドではなく、手鞠のような可愛らしい器!「和」のアフタヌーンティーは器までこだわっていてなかなか斬新です。そっと蓋を開ける瞬間って、なんでこんなにワクワクするんでしょう!いい演出です。
中は2段になっていいて、上段には日本酒づくしのスイーツたち。写真上から右回りに、久保田ブランド初の「ゆずリキュール」を使用したゆずのティラミスや、「萬寿」生チョコレート、大吟醸の生酒「久保田 翠寿」に漬けたオレンジピール入りの羊羹、「紅寿」フィナンシェ、プレーンスコーン、そして中央の「純米大吟醸」とベリーのコンポートなど6種類。どれも、どことなく日本酒の香りや風味を味わえるので、いちいち感動のため息がこぼれます。
下段にはセイボリー。さすが、料亭が作るセイボリーは一級品の美しさ!「豆腐の味噌漬け」や「米粉パンのカナッペ2種(蟹と湯葉のサラダ風) (甘海老塩麹和えとイクラ)」、「袱紗焼き」。そしてモチモチ食感が大好きな私が大喜びだったのが「ずんだ餅」と「粟麩の田楽」。
甘いとしょっぱいに更に食感の楽しみも加わり、良いアクセントになっています。
いちばん感動的だったのが、ホテル椿山荘東京の庭園演出「東京雲海」をイメージした「久保田 雲海ホイップ」。これは「久保田 千寿」を煮立て、豆乳ホイップと合わせて泡立てた物で、ムースのような食感。日本酒の風味が結構強いのですが、なんとアルコール分は0!日本酒を味わったかのような楽しい気分になります。
他にも別皿で一口サイズのサーモンと穴子の可愛い手毬寿司。サーモンの上にはキャビアが乗っていて、贅沢感満載!さすが料亭のお味です。
ホテルに来たら、食後はのんびりと大庭園を散歩するのがお約束のコース。一日のなかで定期的に噴射される「東京雲海」は絶対にお見逃しなく。
9月21日からは、庭園内がロクシタンの金木犀の香り(オスマンサス)と雲海で満たされる「香る、東京雲海~可憐なる金木犀~」が実施されるので、アフタヌーンティーの前後に立ち寄るのもオススメです。(実施時間は公式HPをご確認ください。)
アフタヌーンティーがメインではありますが、敷地内で得られる癒やし体験も込みで考えると、とってもお値段以上な満足感でした。
■KUBOTAアフタヌーンティー 概要
期間:2021年10月1日(金)~ 11月10日(水)平日限定
※事前ご予約制(2日前18:00まで)
時間:12:00~15:00(最終入店13:00)
場所:ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
料金:お一人様5,500円 ※消費税込み・サービス料別途
ご予約・お問い合わせ:03-3943-5489(10:00~19:00)
URL:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/restaurant/plan/kubotaafternoontea/
[席数限定]宿泊付きプランもおすすめ!
<お部屋・料金>
・プライムスーペリア(45㎡)
シティビュー 1室2名様ご利用時 ¥54,000~
ガーデンビュー 1室2名様ご利用時 ¥61,000~
※税金・サービス料込み、宿泊税別
<プラン内容>
・KUBOTAアフタヌーンティー(場所:料亭「錦水」)
・アーリーチェックイン14:00確約 ※通常15:00
・「久保田 千寿 純米吟醸」300ml お部屋に1本ご用意
・選べるご朝食
取材・撮影/笹 利恵子