コストコ自慢の「さくらどり」11商品リスト コスパ上等の鶏肉は使い分けがおすすめ

コストコ定番の国産鶏肉といえば「さくらどり」。むね肉またはもも肉が人気ですが、実は手羽中、手羽先、ささみなど部位がいろいろ。サラダチキンなどさくらどりを使った加工品も含めると11商品もラインナップしています。それぞれの特徴やアレンジ術をチェックして、もっと活用してみませんか。

バイヤーもイチオシの国産鶏肉さくらどりは、ここが違います!

コストコといえば「大容量でハイコスパ」が自慢と思いがちですが、実はさくらどりは身のやわらかさやおいしさにひかれてリピートするユーザーが多数。

「むね肉なのにやわらかい」「ささみもぷりっぷり」と評判です。

さくらどりがおいしい理由をコストコ精肉部門のバイヤー、奈良岡克樹さんに教えてもらいました。

こだわりの飼料で透明感のある桜色に

国産鶏肉のさくらどりは、コストコを代表する食材。通常の飼料であるトウモロコシの量を抑え、ビタミンEを加えた飼料を配合して透明感のある桜色に。ビタミンEが通常の鶏肉の3倍と栄養も豊富です。

産直パックで一度も開封せずに店頭へ

鮮度を落とさないために、生肉は産地で酸素透過性フィルムのパックに詰めたらそのままコストコの店頭へ。開封して詰め替えたりせずにお客様に届けています。

素材の鮮度の良さは、サラダチキンやから揚げなど加工品の味にも反映されているはず!

まずは定番のむね肉&もも肉でおいしさを実感して

Mart読者アンケートの「本当に使えるコストコ食材」肉類2位と3位に輝いたこともある、さくらどりのむね肉、もも肉。まずは、いろいろな料理にもアレンジしやすい鉄板の部位で、さくらどりの魅力をご堪能あれ。いずれも2.4㎏と大容量ですが、4パックに別れているから使いやすく、余ったら冷凍もできます。

さくらどり むね肉

「もも肉よりも安いから……」という理由で選ぶ人が多いむね肉ですが、さくらどりではおどろきのおいしさでも人気ナンバー1。

火を通すとパサパサしがちなイメージがありますが、さくらどりならしっとりやわらか。ぜひとも鶏ハムやチキンソテーなど、鶏むね肉が主役の料理で味わってみて。

  • 内容量:2.4kg
  • 価格:¥1,278
  • おすすめアレンジ
    蒸し鶏、チキンカツ、ハーブ焼きなど。やわらかくてジューシーなので、普段はもも肉で作る料理にも応用できます。

 

むね肉のガーリックチキンソテー。パリパリの皮目はまるでもも肉のよう!

蒸し鶏ねぎだれがけ。しっとり感を存分に味わうなら蒸し料理もおすすめ!

さくらどり むね肉(皮なし)

鶏むね肉はいつも皮を残している、調理の時に皮を取って捨てているという人におすすめなのが、皮なしむね肉。もも肉のようにやわらかいさくらどりなら、皮なしの物足りなさもしっかりカバー。生ゴミが出ないのもストレスフリーです。

  • 内容量:2.4kg
  • おすすめアレンジ
    鶏ハム、サラダチキン、バンバンジーなど。

さくらどり もも肉

弾力があってジューシーなさくらどりのもも肉は、から揚げやチキンソテーといった普段のおかずを食べ応えのあるごちそうにランクアップ。

炊きこみごはんなどの具としてアレンジしても、少量で料理にしっかりとしたコクと味わいをプラスしてくれます。

  • 内容量:2.4kg
  • 価格:¥2,198
  • おすすめアレンジ
    チキンカレー、カオマンガイ、トマト煮込みなど

 

もも肉でつくった焼きチーズチキンカレーは子どもにも大人気!

もも肉を1cm角にカットして豆腐と合わせたハンバーグ。

ささみや骨付き肉でレパートリーがぐんと広がります

新鮮でおいしいさくらどり。定番のむね肉、もも肉だけ使っているのはもったいないかもしれません!

ヘルシーなささみに、食べ応えのある骨付きの手羽中、手羽元。部位を変えるだけで鶏肉料理がぐんと目新しくなります。しかも使い方によっては包丁いらずで済むのもうれしいところ。

さくらどり 筋きりささみ

鶏肉のなかではもっとも低脂肪でヘルシーなささみも、さくらどりなら身がふっくらしてやわらか。

茹でてほぐしてサラダに入れたりはもちろん、とり天やささみソテーなどメインとしてもばっちり活躍するおいしさです。筋きりしてあるから身が縮みにくく、下ごしらえもラク。

  • 内容量:2.4kg
  • おすすめアレンジ
    チキンサラダ、ささみロール、とり天など

さくらどり 手羽元

骨付きの鶏肉といえばこれ!おなじみ手羽元もさくらどりなら臭みがなくて、ぷりっぷり。お酢でさっぱり煮たり、ポトフに入れたりと日常使いがしやすい部位でありながら、ボリューミーな骨付きフライドチキンなどごちそうアレンジもおまかせ。

  • 内容量:2.4kg
  • おすすめアレンジ
    タンドリーチキン、スープカレーなど

「中抜き」で丸焼きにチャレンジしてみては?

さくらどり 中抜き

「中抜き」は内臓を取り除いてある丸鶏のこと。生の丸鶏を調理するのはハードルが高く感じるかもしれませんが、中抜きを使えば面倒な下ごしらえなしで調理できます。

ハーブソルトなどで味付けをしてオーブンに入れるだけでごちそうローストチキンのできあがり。BBQで人気のビア缶チキンにも最適です!

  • 価格:100gあたり¥58
  • おすすめアレンジ
    ローストチキン、ビア缶チキン、参鶏湯など

冷凍コーナーのさくらどりも見逃さないで

実は冷凍コーナーにもあるさくらどり。使い勝手がよくて日持ちもするので、冷凍庫に常備しておきたいアイテムです。冷凍庫のスペースを確認してからお買いものへどうぞ。

さくらどり むねひき肉(冷凍)

必要な分だけ取り出せるパラパラ凍結がうれしい、さくらどりのむねひき肉。赤身率90%だから鶏そぼろにはもちろん、カレーや肉じゃがの具にしても存在感ばっちり、油っこくなりすぎません。火が通りやすいから忙しい日の時短にもおすすめ。

  • 内容量:2㎏
  • おすすめアレンジ
    ガパオ、ドライカレーなど

さくらどり もも肉串(冷凍)

さくらどりの焼き鳥用もも肉串は、1本に1口大の肉が4つ(30g)×30本入り。未加熱・味付け前だからこそ、焼き立てのジューシーな焼き鳥がおうちで味わえます。

大人は塩、子どもはタレなど味付け自在なのもうれしいポイント。BBQなどに持って行けば自然解凍&包丁いらずのメインになります。

  • 内容量:30g×30本
  • 価格:¥1,798
  • おすすめアレンジ
    串から外してカレーや親子丼の具など、細切れのもも肉としても利用できます

忙しい日に大活躍、そのままでおいしいさくらどりの加工品

加工品コーナーにもさくらどりを使用した名品が!切るだけ、温めるだけで食卓に出せるから、慌ただしい朝食や忙しい日の夕食にも心強い味方です。

ホワイトスモークサラダチキン

さくらどりのむね肉をオークウッド(ナラの木)でスモークしたサラダチキンは、香りもごちそう。そのままカットして朝食のたんぱく源として、おつまみやおやつとしてもどうぞ。

化学調味料や保存料無添加で、さくらどりのおいしさを存分に堪能できる一品です。

  • 内容量 800g前後(むね肉約2~3枚入り)
  • おすすめアレンジ
    チキンサラダ、チキンサンドなど

さくらどり から揚げ

むね肉を使用したから揚げは、お醤油ベースににんにくとしょうがを加えたしっかり味。さくらどりならではのジューシーさで、オーブントースターや電子レンジで温めるだけで夕食のメインに、お弁当のおかずにもなります。

  • 内容量 880g
  • おすすめアレンジ
    レトルトカレーに乗せてから揚げカレー、野菜と一緒に甘酢あんで絡めても

 

コスパ良好な鶏肉のレパートリーが増えると、節約にもつながりそう。新鮮でおいしいさくらどりで、いろいろなアレンジを楽しんでくださいね。


※価格変動の可能性と在庫に限りがあります。
※本記事はMartのバックナンバーより再構成しました。

構成・文/山見美穂子