【ニキビ跡を消すには】マスク時代の自分でできるスキンケア
青春のシンボルと揶揄される「ニキビ」。若かりし頃、そのケアに大きく悩んだ人も多いはず。そして今、Withコロナの時代でマスク着用が新たな生活習慣となり、そんな中でマスクによる肌荒れや、大人もニキビに悩んでいるとの声が多数聞かれ、マスク+アクネでマスクネとも呼ばれています。特に大人世代は一度ニキビができると跡が消えず、色素沈着に悩む人が多いよう。そもそもニキビができる原因とは?過去の名残からのニキビ跡のケア方法など、クリニックに行く前にできるセルフケア法をご紹介します。
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目次 【①】そもそも、ニキビ跡とは?【②】種類別・ニキビ跡を消す方法とおすすめ成分
【③】ニキビ跡を消すスキンケア
【④】ニキビ跡を消すメーク
【⑤】ニキビ跡を消す食べ物
【⑥】ニキビ跡を消す市販の塗り薬
【⑦】ニキビ跡をつくらない生活習慣
そもそも、ニキビ跡とは?
ニキビ跡とは、ニキビが治った後でも赤みや色素沈着、クレーターなどが残っている状態のこと。ひと言でニキビ跡と言ってもいくつか種類があります。まずは、そもそもニキビとは?そしてニキビ跡のそれぞれの特徴や原因について詳しく解説していきます。
ニキビの種類にはどんなものがある?
ひと言で〝ニキビ〟といっても、その状態や症状によりさまざま。「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄色ニキビ」と4種類に分けられますが、混在して発症することも。まずはニキビの種類を症状に応じて確認していきましょう。
・白ニキビ
ニキビの初期の症状が、肌表面がポツポツとした白ニキビ。毛穴に皮脂が詰まっている状態で、皮膚の内側では毛包が広がるとともにアクネ菌が増え始めます。症状が悪化すると治りにくくなるため、ニキビ跡を回避するためにも早めのケアが理想。
・黒ニキビ
白ニキビの状態からさらに皮脂がたまり、行き場を失い表面に出た皮脂が空気に触れ、黒く酸化した状態。小鼻の毛穴の黒ずみなどがこの状態。炎症がまだ起こっていないので、初期症状に分類されますが、進行しないよう油断は注意。
・赤ニキビ
アクネ菌が繁殖し悪化、白ニキビが進行し炎症を起こした状態。赤くプックリと腫れて、触れると痛みが生じることもあり。また跡になりやすいため、悪化しないよう正しい早めのケアが大事。
・黄ニキビ
赤ニキビの炎症が化膿し、表面が盛り上がり黄色い膿が溜まってしまった状態。症状の進行度や治療の影響が原因で、ニキビが改善されても跡が残ってしまう可能性が高いので最善の注意が必要です。
ニキビができる原因は?アクネ菌をはじめ生活習慣なども
ニキビが発症する主な原因は、ターンオーバーの乱れにより角質肥厚し、それを発端とする古い角質により〝毛穴の詰まり〟や〝皮脂の過剰分泌〟、そのような状態から皮脂を栄養とする〝アクネ菌の増殖〟が起こり炎症してしまうのです。このような直接的な原因のほか、睡眠不足やストレス、ホルモンバランスの乱れ、偏った食生活、不十分な洗顔なども要因と考えられ、日ごろの生活習慣も意識することが必要です。
なぜ跡が残ってしまうの? 大人はニキビが治りにくい?
人間の肌は表皮、真皮、皮下組織と分かれていますが、様々な要因から肌のバリア機能が低下した状態で炎症が続くと細菌が繁殖し、真皮層や皮下組織にまで修復が難しいダメージを与え、ニキビ跡になってしまうのです。そして大人ニキビは思春期の頃に比べ、お肌のターンオーバーやバリア機能が衰えているため、受けた刺激やダメージが蓄積されてしまい、治りにくく跡に残りやすいのです。
ニキビ跡にも原因ごとに種類があります
ニキビ跡にはいくつかの種類があり、ケア方法もひとつひとつ異なります。それぞれどういった特徴があるのか、ニキビ跡を作らないためのスキンケアポイントとあわせてチェックしてみましょう。 ニキビ跡には、大きく分けて「赤いニキビ跡」「茶色い色素沈着」「クレーター」の3種類があります。すべてニキビの炎症によって引き起こされる症状なのですが、それぞれどのような特徴があるのか確認していきましょう。
・赤いニキビ跡
ニキビが炎症を起こして赤みがでたのちに、ニキビ自体は改善したものの赤みだけ残ってしまったもの。これはニキビ跡の中でも比較的軽症で、肌のターンオーバーによって徐々に薄れていきますが、炎症が強く治るのに時間がかかった場合や、自分で触ってしまい場合など皮膚の深い部分までダメージが与えられている場合は、時間が経ってもなかなか赤みを消すことができません。
・茶色い色素沈着
ニキビが炎症を起こした際にメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されることでニキビが治ってもそのまま茶色くなり、そのまま色素沈着として残ったもの。基本的にはターンオーバーによりメラニンは排出されていくのですが、加齢やストレスなど様々な要因でターンオーバーが長引くとそのまま色素が沈着してしまいシミのような跡が残ってしまうのです。
・クレーター
アクネ菌が増えニキビができると炎症を起こして、周辺組織を破壊し始めます。ニキビの炎症が強く真皮層にまで及んだ場合に、真皮層には皮膚の新陳代謝を行うターンオーバーがないため、複雑に破壊され変形したダメージは完全には修復されず、クレーターという形で凹凸状に残ってしまうのです。
種類別・ニキビ跡を消す方法とおすすめ成分
・赤いニキビ跡のケアポイント!それは「炎症」
赤いニキビ跡には、原因のひとつである真皮層の炎症を抑えるケアが必要。炎症を抑えるとともに、線維芽細胞を増やすことで、傷ついた皮膚の再生を促す働きがある「アラントイン」や炎症を悪化させる成分をブロックして炎症を抑えたり、アレルギーを防ぐ働きも有する「グリチルリチン酸ジカリウム」などで抗炎症ケアをするのがおすすめ。
インフィニティ アドバンスト ホワイト XX [医薬部外品]40ml ¥11,000(コーセー)
みずみずしい感触で瞬時に角層深部まで浸透し、肌奥深くからみなぎるような透明感を叶える美白美容液。メラノサイトに直接届いて効果を発揮するコウジ酸と肌ダメージを効果的に防ぐアラントインをダブルで配合。
ビーグレン クレイローション120ml ¥4,070(ビーグレン)
古くから生薬として用いられている薬用成分グリチルリチン酸ジカリウムがやさしくニキビや肌荒れを防ぎ、天然クレイのモンモリロナイトがうるおいのヴェールを作り外部の刺激から肌を守るお肌にやさしい化粧水。
・茶色い色素沈着のケアポイント!それは「色素沈着」
色素沈着の原因であるメラニンには美白効果が期待できる成分を取り入れたケアを。お肌に入りにくいビタミンCを浸透しやすい形に改良し、シミのもととなるメラニン生成を阻害する「ビタミンC誘導体」、メラニンの生成過程におけるチロシナーゼの活性を抑制する働きと、ターンオーバーを促してメラニンを排出する働きを有するので、ダブルの効果で美白作用を発揮する「プラセンタ」、チロシナーゼの働きを抑え、メラニン色素そのものを還元する効果も有する強力な美白剤「ハイドロキノン」などが配合されたコスメが有効。
薬用ホワイトニングローションα EX 120ml ¥3,700(トゥヴェール)
シミに対する効果が皮膚科学会で発表されている「リン酸型ビタミンC誘導体」を採用。6%の高配合を実現し、過剰なメラニンの生成を抑制、シミ・ソバカスを徹底的に防ぐ。また皮脂トラブルにも働きかけ、ニキビにも効果的。
水溶性プラセンタエキス原液 30ml ¥9,900(ビービーラボ)
国内の契約農場で育てた、健康で優良な母豚のプラセンタのみを使用。独自技術の高濃度製法を採用し、美容によい成分のみを丁寧に抽出。香料、着色料、界面活性剤は使用しておらず、プラセンタエキスに含まれるトリプルアミノ(アミノ酸、高分子ペプチド、低分子ペプチド)が年齢肌悩みにアプローチ。
エピステーム HQレーザークリア 12g ¥14,300(エピステーム)
ハイドロキノン配合の夜用集中美容液。シミの根源となるシロチナーゼを徹底的に抑え込み、またメラノソームの分解作用もありシミの生成を抑制。安定性が高い。
・クレーターのニキビ跡のケアポイント!それは「ターンオーバー」
クレーターができてしまった場合、生活習慣の改善とスキンケアでお肌のターンオーバーを整えていきましょう。食生活では「ビタミンB」、とくに魚や卵、乳製品を含まれる「ビタミンB2」の摂取を。スキンケアには、角層で水分を保持し保湿機能をもち、お肌のハリや弾力を与える効果も有する「コラーゲン」、強力な抗酸化作用があり、お肌の上で生じる活性酸素を除去し皮膚の細胞を活性化させる「コエンザイムQ10」などの成分を取り入れて。
「肌とエネルギー代謝のビタミン」と言われるビタミンB2。脂肪の代謝や細胞の再生を助け、皮膚や粘膜を健やかに守る働きをしてくれます。豊富に含む、鮭や卵、ヨーグルトなどの乳製品を積極的に摂取しましょう。
アスタリフト ホワイト ジェリー アクアリスタ[医薬部外品]40g ¥11,000(富士フイルム)
美白有効成分「アルブチン」と「Wヒト型ナノセラミド」の配合に成功し、美白と土台ケアを叶えるジェリー美容液。抗酸化成分「ナノアスタキサンチン」と、働きの異なる「3種のコラーゲン」も配合されハリと潤いもアップ。
トランスダーマR アドバンスド 30ml ¥22,000(アルロン・ジャパン)
ビタミンC、ヤマブドウ由来のレスベラトロール、PQQ、還元型コエンザイムQ10やアミノ酸誘導体といった整肌成分を独自技術により配合。ハリのあるふっくらしたお肌に導く美容液。
薬用 アクネVCローションⅠ[医薬部外品]¥4,180(エトヴォス)
皮膚内ですばやくビタミンCとして作用する浸透力の高いビタミンC誘導体の「VCエチル」を配合。ニキビ跡が気になる肌にもうるおいを与えて肌をなめらかに整える。界面活性剤、鉱物油、シリコン、着色料、香料、パラベン、アルコール不使用。
ニキビ跡を消すセルフケア、何ができる?
◆ニキビ跡を消すスキンケア
①化粧品やクリームで洗顔と保湿をしっかりする
洗顔は1日2回。よく泡立てた泡で、摩擦がかからないように洗いましょう。すすぎ残しがないよう、髪の生え際やフェイスラインも丁寧に。保湿は化粧水を塗布し、美容液、乳液もしくはクリームでしっかりと。コスメはノンコメドジェニックのものを選択しても。一度、当たり前と思わずスキンケアの見直しをしてみましょう。
②ビタミンC配合のスキンケアで炎症を抑える
ビタミンC配合のコスメは皮脂を抑える効果があります。皮脂による炎症や酸化も抑えてくれるので、赤みや皮脂による毛穴の開きを解消。
C25セラム ネオ 12ml ¥11,000(オバジ)
ピュアビタミンC濃度25%という高濃度でビタミンCの可能性を最大限に引き出し、毛穴やくすみだけでなく、年齢とともに気になる口元などの乾燥小じわなど、多角的にアプローチ。肌にうるおいを与え、クリアでハリに満ちた肌に導く美容液。
③清潔なタオルを使用する
タオルは毎日交換し、清潔なものを使いましょう。濡れたままでは雑菌が繁殖するので要注意。拭くときは、必ず擦らないように優しくおさえるように。
④ピーリングをして肌のターンオーバーを促す
色素沈着の元になっているメラニンを、お肌から早く排出する効果があるピーリングアイテムを取り入れて。決してやりすぎず、肌の状態により取り入れる頻度を考慮してください。
スキンピールバー ハイドロキノール 135g ¥5,500(サンソリット)
グリコール酸、BHA、ハイドロキノン配合したピーリング効果のある石けん。 肌表面の古い角質、毛穴の汚れ、過剰な皮脂を優しく洗い流し、ターンオーバーをサポート。なめらかで透明感のある肌へ。
◆ニキビ跡を消すメーク
①UVケアのある化粧品で紫外線対策
スケジュールや天気に関係なく、日焼け止めは365日、適正量を塗りましょう。室内にいても、雨の日でも紫外線が肌の奥に届いて、肌ダメージのもとになってしまいます。負担を軽減するノンコメドジェニックをセレクト。
プラスリストア UVローション(SPF50+・PA++++)30ml ¥3,080(ジェイメック)
ビタミンCやフラーレンなどの5種類の抗酸化成分を配合。紫外線により生じる活性酸素を無害化し、外側からの遮光効果も発揮。ノンコメドジェニックテスト、アレルギーテスト済み。
②ニキビ跡はお肌にやさしいコンシーラーやファンデーションで消す
気になるニキビ跡は、クレンジング不要で肌負担のないコンシーラーを取り入れてカバー。お肌よりワントーン濃いカラーを乗せて周りをぼかしていくのがポイント。
ミネラルコンシーラーパレット(SPF36・PA+++)¥4,950(エトヴォス)
ナチュラルベージュ・オレンジベージュ・オークルベージュのカラーを組み合わせたコンシーラーパレット。低刺激処方に加え、毎日使用することで素肌をケアできる美肌成分を配合。石けんでオフができる。
③メークは全体的に厚塗りにならないように
ニキビ跡を隠したい一心で、ついファンデーションを厚塗りに。気持ちはわかりますが、崩れやすくなるだけでなく、メークを落とすときにもお肌に負担がかかってしまいます。やさしいファンデーションでお肌への負担を極力おさえたメークに。
SHISEIDO フューチャーソリューション LX トータル ラディアンス ファンデーションe(SPF20・PA+++)[医薬部外品]33g ¥13,200(SHISEIDO)
キメを整えてなめらかな肌にするとともに、肌あれがおきないようにする独自成分スキンジェネセルENMEIを配合。メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ美白有効成分も入り、ハリ感とつやに満ちた肌に導く。
◆ニキビ跡を消す食べ物
・バランスの良い食事が絶対!たんぱく質やビタミン摂取を
基本的にお肌の細胞の元となるのは、たんぱく質です。食事では積極的に肉や魚、大豆などのたんぱく質を摂ってほしいのですが、その上でターンオーバーを促し皮脂の分泌を抑えるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンACEを意識して取り入れましょう。
◆ニキビ跡を消す市販の塗り薬
優秀なコスメはもちろんのこと、有効成分が配合された製薬会社発のアイテムを取り入れたケアもひとつ。普段のスキンケアにプラスするだけの手軽さも魅力です。
アットノン ニキビあとケアジェル[医薬部外品]10g ¥1,430(小林製薬)
刺激などの炎症によりメラニンの生成が促され、しみになりやすいニキビ跡。ビタミンC誘導体、ヘパリン類似物質、グリチルリチン酸ジカリウムと3つの有効成分が配合され、メラニンの生成を抑え、シミや赤みのある肌荒れを防ぐ。
マキロン アクネージュ メディカルクリーム[第2類医薬品]18g ¥1,320<編集部調べ>(第一三共ヘルスケア)
殺菌成分のベンゼトニウム塩化物、赤みや炎症を抑えるイブプロフェンピコノール、血行を促進し肌の生まれ変わりを促すトコフェロール酢酸エステルを配合しトリプルアプローチ。洗顔後、スキンケアの前に適量を患部に塗布。
◆ニキビ跡をつくらないために。生活習慣も見直すとなお◎
美肌を叶えるにはスキンケアはもちろんですが、普段からの日ごろの習慣が大切になってきます。規則正しい生活 睡眠、食事、運動などのライフスタイルの見直しは大切。過度なストレスも、緊張状態になり、血行が悪くなって肌の代謝が滞るので、解消する方法を得ておくべき。その他紫外線の影響で、ニキビ痕からそのままシミになってしまうことがあるので、365日紫外線対策は必須です。
・紫外線対策
紫外線を浴びたことにより、酸化した皮脂が毛穴を刺激しニキビを増加させてしまったり、発生した活性酸素によってニキビの炎症を悪化。また、紫外線による炎症がきっかけとなって、メラニン色素が過剰に生成され色素沈着やシミの原因にも。帽子や日傘、サングラスで紫外線防御を心がけましょう。
・刺激の強い化粧品を使用しない
もしニキビができてしまった場合、外的要因やスキンケアでの摩擦でニキビを刺激してしまい炎症が悪化するおそれも。低刺激性のコスメやオイルフリーのアイテムを選び、肌の負担になる刺激を避けてしっかり保湿し、皮膚のバリア機能を高めましょう。
d プログラム ホワイトニングクリア ローション MB[医薬部外品]125ml ¥4,290(資生堂インターナショナル)
デリケート肌でも使える厳選された成分を使用し、アルコール無添加で弱酸性と低刺激設計。有効成分グリチルリチン酸ジカリウム、m-トラネキサム酸配合で、赤っぽくなりがちなニキビや肌荒れ、シミなどを防ぐ。
サエル ホワイトニングローションコンセントレート[医薬部外品]125ml ¥5,500(ディセンシア)
保湿成分「セラミドナノスフィア」が肌をうるおいで満たす。独自複合成分「ストレスバリアコンプレックスCL※2」を配合し、バリア機能をサポート。シミ※3ができる前に先回りして、メラニンの生成を抑え、シミ、ソバカスを防ぐ。
※1セラミド2 ※2保湿成分(海藻エキスー5、人参エキス、ムラサキシキブ果実エキス ※3日やけによるもの
オルビス ユー ローション 180ml ¥2,970(オルビス)
高保湿成分「濃密ウォータージェリー」配合のとろみのあるテクスチャーが肌に触れた瞬間みずみずしく解け出し、すーっと浸透。内側から明るくみずみずしい肌へと導く、オイルフリー化粧水。
・これはNG!ファンデーションを厚塗りしない
ファンデーションを厚塗りしてしまうとニキビに刺激を与えるのはもちろんのこと、毛穴が詰まりアクネ菌が増殖し、さらなるニキビの原因に。また、雑菌のついた指やパフで触ることはニキビを悪化させ、ニキビ跡をつくてしまう大きな要因となってしまうので注意が必要です。
・これもNG!ニキビをつぶさない
爪や指でニキビをつぶすと周辺の皮膚を傷つけてしまい、そこから雑菌が入り込みさらにニキビを悪化させニキビ跡が残ってしまう大きな要因に。新たなニキビが発生したり炎症を起こす可能性もあります。状態によっては、クレーター状の跡になってしまうケースも。気になっても、触ったりつぶしたりすることは絶対に避けましょう。
皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科と皮膚悩みに幅広く対応。クリニックに勤務の傍ら、医学的知見に基づいたスキンケア・美容医療を伝えているママドクター。ニキビやニキビ跡の症状の改善に効果的治療法を様々な角度から提案している。
◆まとめ
ニキビができるのは、生活習慣の乱れやストレスが大きな原因。まずは規則正しい生活、睡眠、食事、運動などのライフスタイルの見直しが大切です。過度なストレスは、緊張状態になり、血行が悪くなって肌の代謝が滞るので、解消する方法を得ておくべき。その他、紫外線の影響で、ニキビ痕からそのままシミになってしまうことがあるので、毎日欠かさず日焼け止めを塗るよう心掛けて。そして、セルフケアに悩んだり限界を感じたら、クリニックへ相談しましょう。症状を的確に診断し、どのような治療やケアが必要かわかり、美肌へ前進します。
【お問い合わせ】 コーセー☎0120-526-311 ビーグレン☎0120-329-414 トゥヴェール☎0120-930-704 ビービーラボラトリーズ☎0120-72-72-73 エピステーム☎03-5442-6008 富士フイルム☎0120-596-221 アルロン・ジャパン☎012-57-9012 エトヴォス☎0120-0477-80 オバジ☎03-6753-2422 サンソリット☎0120-723-021 ジェイメック☎03-5688-1803 SHISEIDO☎0120-587-289 資生堂インターナショナル☎0120-81-4710 小林製薬☎0120-5884-01 第一三共ヘルスケア☎0120-337-336 ディセンシア☎0120-714-115 オルビス☎0120-010-010
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