小関裕太さんインタビュー「プロポーズするなら夜ソファーで」

CLASSY.9月号「運命のウェディングリングに出会いたい♡」企画で、サプライズプロポーズをするというストーリーを演じてくれた、俳優の小関裕太さん。撮影後、理想のプロポーズの仕方や女性のドキッとする仕草について、お話を伺いました。

プロポーズするなら「夜ソファで寛ぎながら」が理想かな

—— 本日はウェディングリング

—— 本日はウェディングリングの撮影、お疲れ様でした。小関さんは、結婚願望はありますか?

あります!(即答)。ただ、結婚願望というより、ふたりで暮らすということをしてみたいなって思います。一緒にキッチンに立ったり…、楽しそうじゃないですか? ふたりで作るのもいいし、もし手料理をふるまうとしたら、スパイスカレーとチャイとかかな。僕スパイスの調合が好きで、カレーにはちょっとしたこだわりがあるんです。チャイも中学生の頃に初めて飲んで「大人の味だ!」って感動してから、よく自宅で淹れています。家中にふわ〜っとスパイスの香りが漂うのが好きで。たまに両親に作ったりもしていたんです。あとは、結婚式への憧れも漠然とあって。この日だけは友人たちに祝ってもらったり、みんなに“認めてもらう”みたいな感覚に惹かれているんだと思います。

—— 具体的に、理想のプロポー

—— 具体的に、理想のプロポーズのイメージはありますか? 今回の撮影のようにサプライズとかはいかがでしょう?

サプライズしたい気持ちはありますね。プロポーズに限らず、花束を贈ったり、手料理をふるまったり。誰かに感動してもらったり、驚いてもらうことが好きなので。念密な計画を立てるのは苦手で、割と何事もその日の気分のままに行動しちゃうタイプかもしれません。1人キャンプとか、休みの朝に思い立って急に出かけたりしますし。だからプロポーズも、日常の中で“したい”と感じた瞬間に、さらっと言うのがいいかな。夜ごはんを食べ終わって、ソファでまったりと寛いでいて。普段通り過ごしていたら、「好き」って言葉が出ちゃうような。その瞬間の気持ちを、素直に伝えられたらいいですよね。でも価値観は年々変わっているので、5年後はどう回答しているか…。たしか20歳前後のインタビューでは、「夜景を見ながら…」って答えていたような気も(笑)。

「たまたま目が合っちゃった」という瞬間にドキッとする

—— どのような女性がタイプで

—— どのような女性がタイプですか? ドキッとする瞬間や仕草、ファッションなどあったら、教えてください。

女性とふと目が合う瞬間ってあるじゃないですか。あの偶然性が好きなんです。「え…、何で今こっち見た?」みたいな! 目が合ったのにそらされて、でも、もう一回見られるとドキッとする(笑)。ファッションに関しては、TPOに合わせて色々楽しんでいる女性がいいですね。部屋ではリラックスした服、海や自然の中ではデニムとかのカジュアル。僕も日によって雰囲気がかなり変わる方で。映画の撮影中は、私服も役柄の雰囲気に合わせるし、舞台挨拶のときはスーツで臨みたい。現場にはスタイリストさんが用意してくれたスーツがあるけど、スーツからスーツに着替えます。気持ちを引き締めたいので、スーツを纏う機会も大事にしたいんです。祖父がくれたスリーピースやネクタイもずっと愛用しているし、ディンプルにもこだわる。だから女性も同じような感覚の方がいいですね。

—— 最近、撮影現場で素敵だな

—— 最近、撮影現場で素敵だな、と感じた女優さんはいますか?

栗山千明さん、ですね。つい最近まで『ラブコメの掟』というドラマでずっと一緒だったのですが、栗山さんのおかげで撮影を乗り切れたんです。その時期、僕は撮影が重なっていて。もちろん言い訳したくないから、寝不足でも誰にも言わなかったのですが。栗山さんが優しく声を掛けてくれたりして、助けてもらったような感覚がありました。あとは石原さとみさんから漂うオーラは、やっぱりカッコいいと思います。常に凛としているし、現場に“いい緊張感”が溢れている。プロ意識から出るものなのかな。堀田茜さんもそう。現場に台本を絶対持ち込まないし、ケータイもいじらない。僕は撮影のスタンバイ中は、何かしらの作業をしているので。だから、落ち着きのある人は素敵だなぁと、勉強になりましたね。

小関裕太 ’95年6月8日生ま

小関裕太
’95年6月8日生まれ 東京都出身 血液型AB型。子役として俳優活動をスタート、舞台やドラマ、映画に多数出演。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集める。最近の主な出演作は『シグナル100』や『ライアー×ライアー』。現在放送中の『来世ではちゃんとします2』では魔性のタラシ松田健役にて出演中。

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<衣装>
ジャケット¥64,900シャツ¥31,900パンツ¥39,600(すべてエイトン/エイトン青山)時計/スタイリスト私物

撮影/渡辺謙太郎 ヘアメーク/堀川知佳 スタイリング/三好 彩 取材/横山理恵