【無印良品】ファイルボックスがロングセラーになった3つの理由

無印良品のなかでも特にMart読者が大好きな「雑貨」。今、全国の無印良品でヒットしているアイテムをベースに、その支持されてきた理由を探りました。今回はファイルボックスの愛される理由をご紹介。

\Martが気づいた“無印雑貨”の進化/

Q.ファイルボックスは登場から形が変わっていないって本当ですか?


「ポリプロピレンファイルボックス」シリーズ。「スタンダード用キャスターもつけられるフタ幅10㎝用」ホワイトグレー¥290、「スタンダ ードタイプA4用」ホワイトグレー[約W10×D32×H24㎝]¥490、「スタンダードタイプ1/2」ホワイトグレー[約W10×D32×H12㎝]¥350、「ファイルボックス用・仕切付ポケット」[約W9×D4×H5㎝]¥150、「ファイルボックス用ペンポケット」[約W4×D4×H10㎝]¥150、「ファイルボックス用ポケット」[約W9×D4×H10㎝]¥190、「スタンダードタイプ1/2」[約W10×D32×H12㎝]¥350、「ポリプロピレンシート仕切りボックス3枚組・幅10㎝用」¥99、「スタンダードタイプ・ワイド・A4用」ホワイトグレー[約W15×D32×H24㎝]¥690、「スタンダード用キャスターもつけられるフタ幅15㎝用」ホワイトグレー¥390

 

A.本当です。さまざまなオプションを増やすことでその対応力をアップしてきました

使い方にとらわれない汎用性の高さで人気

「ファイルボックスの幅、高さなどはA4の書類が入るようにサイズが決まっており、発売以来、変更はありません。もともとは書類整理用ですが、汎用性を意識しながら開発しています。使ってくださる方たちが、デスクまわりはもちろん、キッチンツールや掃除道具をしまうなど、ファイルの汎用性をうまく生かしてくださっていますね。形は変わっていませんが、さまざまに増えてきたオプションが人気を支えています。たとえばファイルボックスのフタはお客様の声を多くいただき、2年ほどかけて開発し『キャスターもつけられるフタ』シリーズを発売。キャスターで動くようにしたり、幅25cmの大型のものも登場させたり、また中に入れられる仕切りや外付けのポケットを発売したりと、商品を展開しているところがこのシリーズの特色です」(無印良品担当者)

 

ここが愛される理由です


モジュールが統一されているので〝ファイルボックス+フタ〞と、〝ファイルボックス1/2を2 つ+フタ〞で高さがぴたり。


こまごましたものを収納できるように生まれた仕切り。ファイルボックスの中がごちゃつ くことなく整理できる。


フタを使ってキャスターを取りつけられます。 「ポリプロピレン収納ケース用キャスター4個セット」¥390

※商品のお問合わせ先はすべて無印良品 銀座です。

Mart2021年6月号「無印良品の進化が止まらない! Part1 いつでも、いつまでも……『無印良品の雑貨』が愛される理由」より

撮影/林 ひろし 取材・文/湊谷明子、西村絵津子 編集/小橋健太郎 WEB構成/長南真理恵