2021年05月02日 16:30
/ 最終更新日 : 2021年05月02日 16:30
CLASSY.
CLASSY.スタッフが本当に買ってよかった元取れアイテムとは?|ヴィトン、ティファニー他
普段から撮影でたくさんの洋服や小物を目にし、自身もショッピング好きが多いCLASSY.スタッフ。そんな彼女たちに、「特別思い入れのあるお買い物」のエピソードを聞いてみました。
ルイ・ヴィトン ダミエ ネヴァーフル MM ペガス・レジェール 55
骨格診断アナリスト/ライター 棚田トモコさん
15年くらい前、ライターを始めてまだ2、3年目の当時25歳。JJの仕事で毎日、大忙しでした。まだ細かい取材も多く、連日おとずれていた徹夜作業を経たある日の朝。築地でお寿司を食べて、仲良しの編集さんと一緒に勢いで銀座松屋のルイ・ヴィトンへ。徹夜明けなのに二人して並んで、バッグとスーツケースをセットでお揃買い! …その時の勢いやノリって、今ではもうない気がするし、「仕事を頑張ろう」って、自らを鼓舞していたなあと、懐かしくなりますね。
最近は出番が少なくなってしまったけど、バッグは仕切りがないので荷物がバサッと入って使いやすく、毎日のように使っていました。荷物が多くてもハンドルが丈夫なのが有難いし、シックなダミエは程よいブランド感もあって。キャリーは機内持ち込みできるサイズだから、国内出張も多い頃だったので大活躍しました。セットで使うとさらに気持ちがあがります。コロナで仕事のやり方や面白さも変わってきてはいるけれど、このバッグたちを眺めると、懐かしいだけでなく時代の移り変わりも感じますね。
モノグラムにするかダミエにするかは毎回迷うけれど、年齢を重ねてきて、あの時ダミエにしてよかったなと思うし、(骨格診断で)ストレート体系なので、シャープな市松模様のダミエの方が似合うから、自分の判断は正解だったと思います(笑)。
昔だったら、ルブタンのヒールなどでばっちりキレイめに着るところですが、最近はいかにゆるっと着るかが気分だと思うので、今合わせるならゆるパンとかでらくちんに着こなしたい。これから自由に色々出かけられるようになったら、これでたくさん旅行したいと思います。
ボーダートップス:INSCRIRE
パンツ:STUNING LURE
コート:Acne Studios
パンプス:PELLICO
ティファニー ソリティア ダイヤモンドピアス& バイザヤード ブレスレット
スタイリスト 大島愛さん
10代の時からオープンハートが周りでも大人気で、親からの高校卒業プレゼントにオープンハートのピアスをもらったのが、ティファニーとの初めての出合い。それからずっと一粒ダイヤのピアスが欲しくて、20歳の記念に買おうと決めていました。特にジュエリーはシンプルなデザイン、華奢なものが好きなので、ただただ、一粒ダイヤのピアスが欲しかったんです。
そして短大の卒業旅行中にハワイの路面店でこのピアスに出合い、即決。もう20年は使っています。そして、スタイリストとしての独立祝いでも師匠からバイザヤードのネックレスをいただいて。それがきっかけで次はブレスレットも欲しいなあ、なんて思っていたので、30歳の記念に、またハワイで同じくバイザヤードのイエローゴールドのブレスレットを購入しました。
ブレスレットは3年くらい使っていたんですが、ある日仕事中に落としてしまって。ものすごく落ち込みました(笑)。諦めきれず、友人がその時ちょうど海外旅行に行くと言うので、全く同じ物を買ってきてもらうことに。だから、今つけているブレスレットは2代目。私にはサイズが少し大きかったので、日本のショップでチェーンを切って短くしてもらいました。ティファニーは店舗数も多いから、そうやって気軽にメンテナンスに出せるのも魅力。クリーニングもその日中にやってもらえるので仕事の合間に出せたりして、助かります。
シンプルなデザインが多いので買い足しもしやすく、色々ミックスする楽しさもある。いよいよ今年、40歳を迎えたので、次はどのティファニーにしようかな…なんて探している時が幸せです。
ASTRAETの裾絞りパンツ
スタイリスト・村瀬萌子さん
スタイリストとして独立するタイミングで、「自分へのお祝い」として買ったお気に入りです。師匠から独立を宣言された時から貯金を始め、「いつか何か買ってやる!」と、友人と買い物の約束をしていました。10年来の付き合いである友人は、異業種ですがセンスも合う大切な人。買い物に行った日は、ランチと夕飯をお祝いとしてご馳走してくれて。東京で一番の親友に付き合ってもらい、選んだ服であることも思い出のひとつです。
色も気に入っていますが、なんといっても身長155cmの私が着てしっくりくる丈に運命を感じて。センタープレスできっちりしているのに、個性も感じられるし、ハイウエストのストレートシルエット、素材は薄手のウールだから通年使えて、数あるボトムスの中でも特に気に入っています。最初は結婚式のお呼ばれ用と思っていたんですが、デイリーに活躍中。これからも長く使いたいなと思っています。
程よいゆるさで普段のお仕事コーデから、いろんなシーンにぴったり。これはヒールを合わせていますが、友人と会う時なら靴はペタンコで。今までだと黒のトップスや靴を選ぶところなんですが、最近は茶色で締めるコーデにはまっていて。暗めの茶色トップスで、シックにまとめました。服で色を入れているから、アクセはシンプルなシルバーで統一し、持っているアイテムの中でも華奢なものをセレクトしています。
パンツ:ASTRAET
トップス:journal standard NEU
ジャケット、ネックレス:TODAYFUL
パンプス:vintage
バッグ:MAURIZIO TAIUTI
ピアス:BEAUTY &YOUTH
リング:PHILIPPE AUDIBERT
※掲載のブランド品は本人私物です。ブティックへの問い合わせはご遠慮ください。
取材/田村宜子 編集/本間万里子(CLASSY.編集部)