オバ見えしない、大人の「春のモノトーン」のルール
ある日のコーディネートチェックのとき、スタイリスト・斉藤美恵さんの〝コレはソフィア・コッポラをイメージしました〟という一言から始まったこの企画。どこかパリっぽくて、一貫したセンスのよさを感じる彼女の着こなしをお手本に、シンプルだけど今っぽい「モノトーン」スタイルを考えてみました。
❶Iラインでスッキリとミニマムに
基本はシンプルなアイテム同士のワンツーコーデで、複雑なレイヤードや難しいテクニックは必要なし。だからこそ何より大事なのがシルエット。シュッと見えるIラインにこだわるだけで定番黒パンが品よく洗練して見えます。
王道の黒パンスタイルは丸衿ブラウスでひと匙の可愛げ
をノースリブラウスで腕を出すと、よりスッキリ。ポイントは丸衿!色や小物に頼らない甘さが大人。ブラウス¥15,400(アニエスべー)パンツ¥11,000(ノークバイ ザ ライン/ノーク)カゴバッグ¥58,300(ケイト・スペード ニューヨーク/ケイト・スペード カスタマーサービス)サンダル¥30,800(FABIO RUSCONI for ANAYI/ANAYI)時計(スタイリスト私物
❷柄を使うのはドットかボーダーのみ
ボーダーとドット、どちらも気心知れた定番の柄だけど、モノトーンに効かせると程よいアクセントでリッチ見え!ラフすぎず、甘すぎず、な大人仕様の柄使いはまさにお手本
撮影/水野美隆(zecca) モデル/鹿沼憂妃 ヘアメーク/渡嘉敷愛子 スタイリング/斉藤美恵 取材/北山えいみ 再構成/Bravoworks.Inc