「Mサイズのパンツが体型を崩す」やってはいけない30代美容④【アラフィフ美容ライターが語る】
最近注目を集める‶奇跡の50代〟。マイナス10才と言っても過言でないほど、年を重ねてもイキイキとした美肌を保つアラフィフ女性が増えています。彼女たちが口を揃えて言うのは、お肌の曲がり角を迎える30代にどんなスキンケアをしていたかで、大きな差がつくということ。雑誌STORYで長年ビューティ連載を担当してきたアラフィフ代表ライター稲益が、実体験に基づき、30代でやっておくべき&やってはいけないリアル美容を語ります。
こちらもオススメ!
ショーツを買うとき、サイズを気にしていますか?自分の体型が変わったことに気づかず、昔のサイズを無理やりはいていると、ヒップラインが取り返しのつかないことに……
Lサイズを選ぶ勇気で体のラインが変わる
日本人はMサイズ信仰が強い。下着を買うとき自分の体型に合ったものではなく、なんとなくMサイズを選んでしまう人が多いとランジェリーショップで聞いて。かくいう私もそうでした。柔らかいお尻のお肉は動きやすい。サイズが合ってない小さめのショーツを履いていると段差ができて、いつの間にかヒップラインが崩れる原因に。また、食い込んでこすれるところが色素沈着して黒ずんでくるし、締め付けることで血行やリンパの巡りも滞ってしまうんです。
きついショーツを履いていいことなんてない。
日本のショーツのサイズ表示は
Mサイズ 87cm~95cm、Lサイズ 92cm~100cm
となっています。
一度ヒップ周りを計ってみては?
痩せて見える人でも日本人は体型的に、実はLのほうがフィットする人が多いそう。そう聞いてから下半身デブ気味の私はずっと下着は迷わずLサイズを選ぶようになりました。フィット感の高いボトムでも下着のラインが出にくいし、巡りがよくなって夕方になっても疲れにくくなった気がします。30代になったら下着選びの見栄を捨てて1サイズ上げてみる!それだけでたくさんの変化があるはずです。
むくみを次の日に持ち越さない下半身マッサージ
30代の頃はとにかくむくんでました。長時間のデスクワークや立ち仕事、何をしても夜にはふくらはぎがカチコチに。筋肉量が減って代謝も低下していく30代はむくみが出やすくなるんです。特にホルモンの影響で水分をため込みやすくなる生理前は最悪。ヘタすると指の跡がうっすら残るくらいむくむ日もありました。
そんなある日超美脚を誇るモデルから、足のむくみは放っておくとその太さが定着すると言われ……。短時間でもいいから、毎晩寝る前にオイルやクリームで足先からお尻に向かってマッサージするだけでずいぶん変わる。そういって薦められたのがクラランスとヴェレダ。それからどんなに眠くてもせめてひざから下だけはマッサージして寝ています。もちろん今でもむくむときはあるけど、その日のうちにリセットすることで足のラインが次第に変化。10年以上続けてきたおかげで少し体重が増えても足には出ないようになりましたね。
その日のむくみはその日のうちに。30代になったら顔のスキンケアと同じくらい、足のマッサージも習慣にして。
Profile 稲益智恵子(美容ライター)
フランス滞在後、ファッションブランドPRを経てライターに。STORYにて「40代・ビューティ迷子は新作コスメに頼りなさい」を連載中。「美は一日にして成らず」をモットーにアラフォー、アラフィフを楽しく&美しく生きるためのライフスタイルを日々探求中。
撮影/五十嵐 洋 イラスト/村澤綾香 取材/稲益智恵子 編集/水澤 薫(CLASSY.編集部)