杉野遥亮 & 渡邊圭祐が対談! 今話題の俳優から学ぶ、男女のモテの定義
男性目線で愛されていると感じるのはどんな人? ラブコールが止まらない人気上昇中の俳優おふたりに、対談形式でお話ししてもらいました♡
愛される人の特長は自分らしさと協調性
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――ドラマ「直ちゃんは小学三年生」では、小学生役を演じられたおふたり。実際の小学生当時を振り返って、バレンタインデーにもらったチョコの数などモテエピソードはありますか?
渡邊:いや、僕、本当に人生を通してバレンタインチョコというのをもらったことがほぼないです。
杉野:僕もないです。バレンタインデーに20個や30個もらったことがあるとか嘘だって思わない?
渡邊:意味がわからないよね(笑)。今まで最高何個もらった?
杉野:本命チョコ2個とか?
渡邊:モテてるじゃないですか! 僕ないもん。悪ガキだったから。
杉野:あれじゃない? 高嶺の花。
渡邊:いやいや、本当にない……あ、一個だけ自慢話ありました! 話していいですか? 小学六年生のとき、学年の女の子は全員、僕のことを一度は好きになってくれていました。
杉野:(笑)。学年に何人いたの?
渡邊:女子は30人くらい?
杉野:学年の女子人が一度は自分のことを好きになってるよ! ってめっちゃパワーワードだね(笑)。
渡邊:(笑)。でも、だったらもっとバレンタインチョコ欲しかったなぁ。
杉野:え〜でも僕もないよ。あ、中学生のころは後輩から結構モテてた!
渡邊:めっちゃニヤニヤしてる!(笑) 中学生のころの話でいいよ。
杉野:でも結局、僕のこの中身を知っている人は好きにならないんですよ。外見だけを見て好きになってくれる人はいたけど。
渡邊:中学生のころって、先輩がかっこよく見えるってあるからね。でも今、モテてるんじゃない? 杉野くんかっこいいのに可愛い! みたいなギャップが生まれてきてるからね。
杉野:本当? ありがとう(笑)。
――大人になった今、男女問わずモテている、愛されているなと感じる人の特長はなんだと思いますか?
杉野:自分の正義がある人。しっかりと自分を持っていて、ブレない人。もちろん、相手の言っていることで素敵だなとか、その通りだなと思ったことは柔軟に取り入れつつ、自分の意見もある人は愛されるんじゃないかなと思います。相手と会話をするときって、個性と個性、価値観と価値観とのぶつかり合いだと思うんです。それをどちらが正しいかとかで判断せず、自分がいいなと思ったほうを取り入れられるかどうかが大事だと思うんですよね。
渡邊:うんうん。一致百慮とはいかないからね。相手の考えを受け入れられない人は愛されにくいかなと思う。
杉野:そう。相手を尊重しつつ、自分を発信するというキャパがある人って愛されるよなぁと思ったりする。協調性のあり方って重要だから。
渡邊:人と共存できる人だよね。僕は”らしさ”がある人。今杉野くんが言っていたこととほぼ一緒です。自分の中に芯がまっすぐ通っていて、でも人の考えも聞くし、正すところはしっかりと正す。ただ、合わせすぎるわけではなく自分の芯は”らしさ”として残す人が愛される人なんじゃないかなぁと思っています。
――これをされると人として好きになってしまう、行動はありますか?
杉野:自分の意見が正しいと思うけど、この状況で言いにくい……っていうときにビシッと同じ意見を言ってくれた人とかは好きになっちゃうかも。僕にとって理想の愛される人は、木村拓哉さん。そういう状況のときにビシッと意見を発信されていて、かっこいい!って惚れちゃいました。みんな好きになっちゃいますよね。
渡邊:僕は、面白くいじってきてくれたら好きになります。距離を詰めるためにストレートにいじってきてくれるとうれしいから。
相手を騙そうとするあざとい女性はNG
――では、女性に対してはいかがですか? 最近はあざとい系女子に魅了される人も増えていますが……。
杉野:僕、あざとい人があまり得意じゃないんだよなぁ(笑)。
渡邊:わかっててそれやってる?って計算が見えるのは僕も嫌だ。本人は本当にわからなくて、素の状態だったり、天然でやっていることなら可愛らしく思えてくるけど。
杉野:わかるわかる! 計算してるじゃんっていうのは嫌だ。逆に、あざとく思われてもいいって振り切ったあざとさはいいんだけどね。「私、あざといんです〜!」って言えるくらいになったら、自分らしく生きているなって思えて好きなんだけど。騙そうとしてやっているあざとさは苦手。
――それでは最後に、杉野さんと渡邊さんがお互いに思う、愛されている理由を教えてください。
渡邊:杉野くんは、可愛らしいんですよ。子どもや子犬のような接しやすさもあるし、ひとりできゃんきゃん遊んでいるのを見ているだけでも癒される(笑)。でも締めるところはしっかり締めてくれるバランスのよさが愛される秘訣なんじゃないかな。
杉野:本当!? うれしい。圭祐くんは、こういうところだと思います。取材とかで素直に自分の思いを打ち明けてくれるとうれしいもん。ずっとクールだなと思っていたけど、恥ずかしがらずに気持ちを伝えてくれるところが僕は好きだし、いろんな人から愛されている理由だと思います。
●渡邊圭祐(写真左)
1993年11月21日生まれ、宮城県出身。2018年、「仮面ライダージオウ」でドラマ初出演。その後、2020年「恋はつづくよどこまでも」MIU404」で話題に。映画『ブレイブ-群青戦記-』が3月12日(金)に公開予定。
●杉野遥亮(写真右)
1995年9月18日生まれ、千葉県。2017年、映画『キセキ―あの日のソビト―』で俳優デビュー後、2020年ドラマ「ハケンの品格」、2021年「教場II」などの作品に出演し注目を浴びる。主演ドラマ「東京怪奇酒」がテレビ東京にて放送中。
©「直ちゃんは小学三年生」製作委員会
ドラマ25「直ちゃんは小学三年生」小学3年生の直ちゃん(杉野遥亮)、金持ちで頭のいい少年・きんべ(渡邊圭祐)、貧乏でガサツな少年・てつちん(前原滉)、泣き虫の山ちょ(竹原ピストル)の4人の日常を描く、ヒューマンコメディドラマ。金曜深夜0時52分〜テレビ東京ほかにて放送中。
Photo_tAik Styling_Masayuki Sakura Hair&Make-up_Emiy Edit&Text_Natsumi Takahashi