「下準備」テクニック【4】きのこ編/数種類のきのこを合わせておくと、相乗効果でうま味がUP


簡単な下準備をして保存しておくだけで、うま味がUPする「きのこ」。その後の調理もしやすくなるのでおすすめ!


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テクニック次第でもっと効率的に栄養を摂れる


きのこ類は冷凍すると細胞壁が壊されるので、栄養価も美味しさもアップします。数種類を混ぜておくと、それぞれのうま味成分が相乗効果を発揮してより美味しくなります。スライスしておけばそのまま使えるので便利です。

【切る】だけの下準備でOK
《しいたけを切る》


きのこは洗わずに使用してOK。しいたけは、いしづきを取ってから、カサを薄切りにします。

《エリンギを切る》


エリンギは、横半分の長さに切ってから、さらに縦半分に切ったあと薄切りにします。

《えのきとしめじを切る》


えのきとしめじは、根元を切り落としてから、食べやすい大きさにほぐします。

【冷蔵庫で4日間保存】


このまま冷凍するとうま味がUP。冷凍だと約2ヶ月保存できます。

3日間は何とかなる!使い切りアレンジ

多彩な食感のきのこミックスは、お料理のアクセントに最適! カレーやハヤシライスなどのやわらかめの料理の満足感も高めてくれます。

【1日目】きのこのポン酢蒸し


きのこミックスを耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wの電子レンジで4分程度加熱。ごま油、ポン酢を順に加えて調味します。油を先に入れるのが、美味しく仕上げるコツ。


にんにくとベーコンと一緒に炒めたきのこミックスをサラダ菜にのせて、市販の玉ねぎドレッシングをかけて食べます。温泉卵で、見た目も華やかにボリュームをプラスしても!

【3日目】きのこのハヤシライス


牛肉と玉ねぎを炒めたら、水を加えるタイミングできのこミックスを投入。バランスが偏りがちなハヤシライスが、具材を変えるだけで栄養価が高まり、うま味もアップ!

\教えてくれたのは/
3児の母・Martist滝野香織さん

管理栄養士として企業へのレシピ提案なども行う、小学生男女 2人と1歳の男の子のママ。食器集めが好きで、今回の撮影で使った食器やカトラリーはすべて滝野さんの私物。

Mart2021 3月号 献立ストレスから自由になれる「下準備」テクニック より

撮影/鮫島亜希子 調理/滝野香織 取材・文/田島えり子  編集/松田睦美 構成/上原奈緒

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