プロの料理家さんたちが実際に家で使っているカルディ食材とは？
料理家さんにお話を聞いてみると、味はもちろんコスパや原材料までチェックするプロならではの視点はさすが！
おすすめ食材を使った簡単でちょっとおしゃれなレシピを教えてもらいました。
今回は多くのプロが認める高品質な冷凍パイシートです。
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料理のプロが絶賛する「カルディ食材」で満腹レシピ【パート1】
小麦粉・塩・バターのみの香り豊かなパイの味
ベラミーズ パイシート 150g×2枚入り ¥553
福岡県春日市で「お菓子・お料理教室 tantpis」を主宰する窪 祐子さんがお菓子づくりに欠かせないというのがこのパイシート。
「ニュージーランドで100年以上続くパイ生地メーカーがつくる、144層、フレッシュバター100%という高品質が魅力。添加物もマーガリンも不使用で、多くのプロも愛用する冷凍パイシートなんです」
窪 祐子さん
福岡県春日市で「お菓子・お料理教室tantpis」を主宰。家庭のフランス料理を中心に基本の和食、中華､エスニックなど、各国の料理を提案。グルテンフリーのパン・お菓子教室も。
チキンのパイ包み焼き
包んだらオーブン任せ！手軽におもてなし料理
「鶏むね肉、トマト、モッツァレラを包んでオーブンで焼くだけでお手軽にプロの味に！ シンプルな素材なので、よりバターの香りが引き立つんです」（窪さん）
【材料】（2人分）
鶏むね肉……1枚
塩・こしょう……各少々
トマトソース（市販）……80g
モッツァレラチーズ……1/2個
粉チーズ……適宜
バジルソース（市販）……適宜
冷凍パイシート……2枚
溶き卵……適量
【つくり方】
1.鶏むね肉は皮を取って半分に切り、それぞれ観音開きにし塩・こしょうで下味をつける。
2.1の内側にトマトソースを塗って、薄切りにしたモッツァレラチーズをのせ、お好みで粉チーズ、バジルソースをかけて、開いた部分を閉じて包む。
3.解凍した冷凍パイシートの上に2をのせたら、周りにハケで卵を塗り、半分に折って包み込む。表面に切り込みを入れて、ハケで卵を塗る。同様にして同じものを2つつくる。
4.クッキングシートを敷いた天板に3をのせて、200℃に予熱したオーブンに入れて25分焼いたら完成。
こちらもカルディで買えます
アルチェネロ 有機 カットトマト入りソース500g ￥389
フレスキ・ディ・ナトゥーラ フレッシュバジルペースト180g（冷蔵商品） ￥738
きのこのつぼ焼き
ロシア料理のクリヴィーをお手軽に再現
「手が込んでいそうに見えますが、パイシートを使うことで簡単につくれます。サクサクのパイを崩し、クリームを絡めながら一緒に召し上がれ」（窪さん）
材料【4人分】
鶏もも肉……100g
玉ねぎ……1/2個
エリンギ……1本
しめじ……1/2パック
まいたけ……1/2パック
バター……20g
小麦粉……大さじ3
白ワイン……大さじ1
A[水……200㎖、チキンコンソメ……1/2個]
牛乳……200㎖
塩・こしょう……各適量
冷凍パイシート……1枚
溶き卵……適量
【つくり方】
1.鶏もも肉は一口大に切り、玉ねぎは薄切り、エリンギは長さを半分に切って薄切り、しめじ、まいたけは石突きを切って、手でほぐす。
2.鍋にバターを熱し、鶏肉を色が変わるまで炒めたら、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒め、きのこを加えてさらに炒める。火を止めて小麦粉を加え丁寧に混ぜたら、白ワインを加えて中火にかけてアルコール分を飛ばし、Aを加えて混ぜながら温める。煮立ったら牛乳を加えて4～5分弱火で煮て、味見をして塩・ こしょうで調味する。
3.冷凍パイシートを解凍して、4等分に切る。
4.耐熱容器に2を4等分にして入れ、容器の縁にハケで卵を塗り、上から3をかぶせて表面にも卵を塗る。
5.180℃に予熱したオーブンで15～20分、パイの表面がきつね色になるまで焼く。
アップルパイ
シンプルなパイで上質な生地を堪能して♪
「ベラミーズの冷凍パイシートは小麦粉、バター、塩だけでつくられているので、アップルパイもより美味しくつくれます。フィリングは電子レンジで手軽に。加熱時間は調節して」（窪さん）
【材料】（4人分）
りんご（紅玉が◎）……3個
A[グラニュー糖……60g、シナモンスティック……1/2本]
冷凍パイシート……2枚
パン粉……10g
グラニュー糖……10g
溶き卵……適量
【つくり方】
1.りんごは皮をむいて芯を取り、3～4㎝角に切る
2.耐熱皿に1とAをのせ、ラップをして600Wの電子レンジで8分加熱し、ラップを取ってさらに5分加熱する。様子を見て軟らかくなっていたら取り出して冷ます（足りなければ追加でレンジにかけて）。
3.冷凍パイシートを解凍して4等分にする（計8枚に）。
4.ボウルにパン粉、グラニュー糖を入れて混ぜる。
5.3の生地4枚に包丁で1㎝間隔に切り込みを入れる。
6.残りの3の生地4枚の上に4をちらし、中央に2をのせる。生地の周りにハケで卵を塗って5の生地をのせ、周りをフォークで押さえてくっつけ、表面に卵を塗る。
7.クッキングシートを敷いた天板に6を並べて、200℃に予熱したオーブンで20分焼いて、180℃に下げて20分焼く。
Mart2021年3月号別冊付録 KALDI COFFEE FARM「便利食材」大事典 より
撮影／長谷川潤 調理＆フードスタイリング／廣松真理子 取材・文／富田夏子、湊谷明子 構成／長南真理恵