独自のセンスを生かしたおしゃれ動画が話題!OUR’s・深水光太くんが語るファッションの楽しみ方とは?
今注目の人に迫るインタビュー連載「shutter」。先週に引き続き、独自のセンスを生かしたおしゃれな動画が話題の3人組「OUR’s」を特集します。今回は3人の出会いの場であった「SULLEN TOKYO」で今もショップスタッフとしてお店に立ち続ける深水光太さんをクローズアップ。頭一つ抜けたファッションセンスは地道な努力で培ってきたもの。これまでのルーツ含め、何でもない日常がファッションによって華やかになる楽しみ方のコツを語ってくれました。
プロフィール
Kouta Fukami(OUR’s)
1994年10月11日生まれ、熊本県出身。昨年開設したYouTubeチャンネル「」メンバーの一人。高校卒業後からセレクトショップ「SULLEN TOKYO」のショップスタッフとして、接客やアイテムの買い付けを担当。生活の軸はファッションというほどファッション愛が強く、日々新鋭系のブランドや昔のファッションからソースを得てセンスを磨き続ける。YouTubeでは動画編集を担当。
Question to Kouta Fukami(OUR’s)
今回JJのinstagramでは3人に対する質問を募集。想像を遥かに超える質問数で、ファッションのこだわりからプライベートまで時間の余す限り本人に聞いてきました。365日ファッション脳で、どこかミステリアスな雰囲気が漂う深水さんの素顔に注目です。
Q1. よく行くアパレルショップは?
表参道にある「THE ELEPHANT」。SULLEN TOKYOでお世話になって、今でもリスペクトしてやまない折見健太さんのお店です。なかなか日本に置いていないような新鋭系のブランドなど、ここでしか買えないものが揃っています。
Q2. 私服を買うときのポイントは?
意外と気分で選ぶことが多いですが、生地感とデザインが値段に合っているかどうかは気にします。見たことないようなデザインでも生地が薄いと長持ちしないので買わなかったり。今季はモヘア、コーデュロイ、ベロアをよく見ました。
Q3. コーディネートを考えるときのルールは?
カラーのバランス。オールブラック以外は基本7:3くらいの割合で、モノトーンのアイテムに差し色を投入します。あまり色を使いすぎると子供っぽくなってしまうので、パンツや靴で色を足してあげるのがちょうど良いです。
Q4. 1ヶ月で洋服にかける金額は?
秋冬だと10〜20万くらいですかね。欲しいと思ったら何も考えずに買ってしまうので、口座を見て昨日給料日だったよね!?ってことも(笑)。今もボッテガの服と引越しをはかりにかけているので、改めて洋服が最優先の生活をしてるなと思います。
Q5. 影響を受けたファッションアイコンは?
90年代の「smart」「MR.High Fashion」といった日本のファッション雑誌に影響を受けました。どのスナップでも信じられないような服を着ている人がいたりとか、ファッションに正解がない感じが面白くて。メルカリで見つけたり、今も学校の図書館で70年代くらいから片っ端に見てますね。できることなら図書館に住みたい(笑)。
Q6. 学生時代、どこで洋服を買っていましたか?
熊本出身なので東京みたいなお店は多くなかったですけど、その中でもモードっぽいセレクトショップが2、3個あったんです。当時高校生ながらに衝撃を受けて、頑張ってお店に通ってました。気さくな店員さんに色々と教えてもらったことがきっかけで、僕もアパレルに進もうかなと。原点のようなお店です。
Q7. 思い入れのある洋服を教えてください
上京してすぐ学校の友達と片っ端から古着屋とセレクトショップを巡って、その中で一番好きだったのが今働いている「SULLEN TOKYO」でした。HELMUT LANGの99年製のデニムパンツを買ったんですけど、形がすごく綺麗で、いまだに7年くらい履いてます。
Q8. これからどんな髪型に挑戦したいですか?
もう3年くらいロングなので切りたいなとは思ってるんですけど、何も特徴がなくなるのも怖くて。2人に相談しても、絶対やめなって言われますし(笑)。2人に切らない方がいいと言われるうちは切れないと思います。
Q9. 最近買ったお気に入りのものは?
Gosha Rubchinskiyの赤いPコート。今までアウターで赤なんて一回も買ったことなかったですけど、最近赤が気になっているので思い切って。まだ1、2回しか着れてないくらい違和感というか電車に乗ってもソワソワしてます。2人にも見せてないくらい馴染めてない(笑)。
Q10. 好きな女性のタイプを教えてください
やっぱりおしゃれが好きな人。一緒に買い物したいなと思うので。僕が女性だったら着たいブランドの一つがPETER DOで、上品なテーラードとか形の綺麗なスラックスを着ていたら最高ですね。あとは自分がゆったり系なので波長が合うかは重要(笑)。
Q11. 理想のデートプランは?
買い物デートですね。お互いに選び合って、これいいじゃん!とか言ってほしい。普段からレディースのお店も見るんですけど、入るのに緊張するので(笑)。その流れで自分のものも見れたら嬉しいです(笑)。
Q12. 大切にしている言葉は?
「渋沢栄一:もうこれで満足だという時はすなわち衰える時である」昔に聞いた言葉がずっと脳裏に残っていて、満足したらそこが自分の限界みたいな。僕自身がビビりなこともあり、成長を止めないためにも常日頃危機感を感じて、さらに上を目指すようにしています。
Q13. 何か頑張る時のモチベーションになるものは?
誰かが喜んでくれることを想像すると頑張れますね。動画も見てくれる人が喜んでくれるだろうなとか、買い付けに行った時もこのアイテムはいつも来てくれるあの子に似合うだろうなとか。完全に僕の趣味なんですけど、誰かを想像して買い付けたアイテムはその方が来店するまで裏でとってあったりします(笑)。
<衣装>
すべて私物
<YouTube>
<instagram>
深水光太さん
モーガン蔵人さん
ローズさん
<深水さんが働く「SULLEN TOKYO」information>
SULLEN TOKYO
東京都渋谷区神南1−13−12 ,2F
営業時間:13:00-19:00
Photography_Genki Ito(symphonic)
Hair&Make-up_ NOBUKIYO
Text_Yuri Tokoro
Composition_Aya Takahashi