“宿泊せずに”ひとりホテル時間を初体験してきました! STORYライターのひとり時間=ソロTIME体験記⑤

「目下の楽しみは、誰の目にもとらわれずに自由とオシャレを楽しめるひとり時間」――

コロナ禍でママ友ランチがすっかり減って、今、40代は、妻でも母でもなく、自分のための「ソロTIME」を満喫中。そして、そんなひとり時間に、興味があることにトライしたりと、様々に初体験をしている人も続々!

『STORY』1月号「ソロTIMEを味わい尽くす服」を担当したライター陣5人も、「私も!」とばかりに、ソロTIME初体験へ!そんな5人の体験記をリレー形式でお届けします!


<ライター奥村千草>  小さい子供のいるママ必見! パークハイアット東京で叶う”宿泊しない”ひとりホテル時間

こんにちは。STORY新人ライターの奥村千草です。

STORY1月号の企画「ソロTIMEを味わい尽くす服」、ご覧いただけましたでしょうか?その中でホテルステイのページを担当させていただいたのですが、忙しい日常をリセットすべくのんびりホテルステイ――今年からライターの仕事をはじめ、子育てに、仕事にと四苦八苦する私の、まさに理想とするひとり時間の過ごし方だなと感じました。

しかし、5歳と10歳の子供がいる私には、“子供を預けてのお泊り”となると一気にハードルが上がってしまいます。

ところが、都内数十軒のホテルを取材させていただく中で、最大の難関だった“宿泊”をせずにホテルでのリフレッシュが叶うホテルプランを発見!そして、スペシャルなひとり時間を体験すべく、早速行って参りました。


★ パークハイアット東京「パークシエスタ」

今回私が体験したのは新宿にあるパークハイアット東京の「パークシエスタ」というプラン。宿泊することなくホテル内のスパでのトリートメントとラウンジでのアフタヌーンティーを楽しめる嬉しいご褒美プランです。

東京都庁の近くにあるパークハイアット東京は、開業から26年目の現在も変わらずスタイリッシュで洗練された憧れのホテル。これまでも何度か利用してきましたが、ひとりで伺うのは今回が初めて。ドキドキしながらエレベーターへ乗り込みました。

まずは、スパでのトリートメントからスタート!

45階の「クラブ オン ザ パーク」受付にて簡単な手続きを済ませ、スパ施術時のBGMと終了後にいただくハーブティーをリストから選びます。

スパでのトリートメントメニュー(60分)は以下の4つから好きなものをリクエスト。(90分コースもありその場合選べるメニューは6種類に増えます)

トリートメントメニュー ・アロマセラピーマッサージ
・スウェディッシュマッサージ
・ミネラルストーンマッサージ
・ハンガリアンフェイシャル

私は凝り固まった体をストーンの熱で温めながら念入りにほぐしていただきたく「ミネラルストーンマッサージ」をリクエストしました。

スタッフの方の案内でロッカールームへ入ると、そこには自然光が差し込む素晴らしい眺望のラグジュアリー空間が広がっていました。こちらは通常宿泊ゲストと会員の方しか足を踏み入れることのできない特別な場所なのですが、「パークシエスタ」プランのゲストであれば宿泊せずにこちらを利用することができます。

一歩足を踏み入れたその瞬間から非日常の贅沢な時間が流れます。

この日はお天気が良かったのでトリートメントルームからはスカイスリーも確認できました!本当に気持ちのいいプライベート空間でトリートメント中に閉め切ってしまうのが惜しいくらい。

トリートメントはストーンで体を温めた後、ハンガリーのスパブランド「Omorovicza(オモロヴィッツァ)」のオイルを使い念入りにほぐしてくださいます。

最初のうちは興味津々であれこれ質問ばかりしていた私も、後半は意識が飛んで深い眠りの中へ――。まさに至福の時間でした。

トリートメント終了後は再びラウンジスペースへ戻り受付時に選んだハーブティーをいただきます。体も心も解放されて、束の間のゆっくりとした時間。

そうこうしているうちにお腹が空いてきたので、早々に着替えを済ませて41階のピークラウンジへ。

◯ さあ、お待ちかねのアフタヌーンティーの時間です!

パークハイアット東京のアフタヌーンティーはこれまで何度か利用させていただいていて大ファンなのですが、その一番の魅力は三段プレートの他にスタッフの方がテーブルを回ってサーブしてくださるフィンガーフード!

このフィンガーフードや焼き立てのスコーンが何度でもおかわりできるので甘い→しょっぱい→甘いの無限ループが成立!もちろん、ドリンクもメニューの中から好きなものをオーダーできるので、その時の気分や食べるものに合わせて贅沢に何杯でもいただくことが可能です。

この日は栗やかぼちゃといった秋の味覚が楽しめるラインナップでしたが、季節ごとに内容が変わるので訪れる度に新鮮な気持ちで楽しむことができそう。

ガラスアトリウムから降り注ぐ光と緑溢れるピークラウンジ。天井が高く、開放感たっぷりのガラス窓からは素晴らしい景色を一望できるので(運が良ければ富士山も!)、窓の外を眺めながらお茶をいただいているとまるで雲の上にいるようで、ひとりでいることの孤独感は全く感じませんでした。むしろ、日常の全てから解放されて清々しい気分。初めて味わう感覚でした!

今回は私の希望でアフタヌーンティー+スパをセレクトしましたが、ホテル内のレストラン(ジランドール) でのヘルシーな朝食+スパという組み合わせもできるそう。充実した朝のホテル時間もまた素敵ですよね。

この日、パークハイアット東京での滞在時間はおよそ3時間半。都内近郊にお住まいの方であれば子供が幼稚園や保育園、学校へ行っているゴールデンタイムにホテルという非日常へトリップするには十分な時間です。ホテルでひとり非日常の贅沢時間を過ごすことで心身共にリフレッシュでき、結果として大切な家族へも優しくなれる。嬉しい幸せな好循環だと感じました。

読者の皆さまもコロナ禍で増えた「ソロTIME」を自らの引き出しを増やすチャンスと捉え、是非楽しみ尽くしてくださいね!

◯ 最後に、パークハイアット東京へ伺った際のファッションをご紹介

今回はセレSTORYで購入したヴァンヌフのセットアップを選びました。

1月号の誌面ではホテルステイに最適なファッションとしてニットセットアップをご紹介していますが、こちらはジャージー素材でニット同様シワになりにくくウェストゴムでリラックスできます。カジュアルな素材でもセットアップにすると「きちんと感」が損なわれないのでニットセットアップ同様にホテルステイにおすすめ!

セットアップ:セレSTORY(ヴァンヌフ)
靴:Sergio Rossi
鞄:Valextra


パークハイアット東京 「パークシエスタ」

■メニュー内容
・スパトリートメント(60分)+45階スパ施設のご利用(トリートメント前後1時間)
・お好みのダイニングメニュー(「ジランドール」でのヘルシーバランスブレックファースト、または「ピークラウンジ」でのアフタヌーンティー)

■トリートメント受付時間 午前9時から午後5時

■料金 
34,000円(サービス料・消費税込み)
※スパトリートメント90分の場合は39,000円(サービス料・消費税込み)

■問い合わせ先
パークハイアット 東京
東京都新宿区西新宿3-7-1-2
03-5323-3434(午前6時から午後10時)

取材/奥村千草

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