【鍋の素】料理上手はどれ選ぶ?vol.6/海鮮味噌鍋、赤からもつ鍋

寒~い冬の晩御飯、やっぱりこの季節は鍋ですよね? いまスーパーに所狭しと並んでいる「鍋の素」。こんなに種類豊富にあるとどれを選んでいいのか迷います。そこで、Martでもお世話になっている”食のスペシャリスト”3人に、「鍋の素」をおすすめしてもらいました。鍋調理のコツから〆まで、Mart WEBスペシャル短期連載です!

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モランボン「えび味噌鍋用スープ」×海鮮味噌鍋

滝野香織

「鍋の素」を選んでくれたのは……

滝野香織

管理栄養士、Martist
滝野香織さん

わたしのおすすめ!

滝野香織

合わせ味噌に、えびだしと魚介だしが加わったコクのある濃厚なスープ。えび味噌鍋用スープ750g ¥350(モランボン)
「魚介の鍋は少し贅沢ですが、低脂肪高たんぱくなので魅力的。娘が普段よりえびをたくさん食べちゃうくらい、まさに『えびがうまい!』鍋スープです」

 

海鮮味噌鍋の滝野的POINT!

おいしさが段違い! えび下処理

えびの背中に包丁を入れて背ワタを取ります。塩で揉み、さらに水を加えてよく揉み洗いをすると目に見えて汚れが出てきます。片栗粉を加えて汚れを吸着させ、水で洗い流して水けを拭き取ります。

 

《材料》3~4人前
えび味噌鍋用スープ 1袋
えび 10尾
(塩・片栗粉 下処理用に適宜)
たら 2切
ベビーホタテ 1パック
白菜 1/6~1/4株
長ねぎ 1本
しめじ 1株
えのき 1株

滝野香織

[〆のえびたま雑炊]
ご飯 1~2膳
卵 1個
桜えび 適宜
白髪ねぎ 適宜
万能ねぎ 適宜

よく振ってから鍋に入れます。

海鮮は、煮すぎると旨味が逃げてしまい硬くなるので、後から入れます。

滝野香織

完成!
野菜に火が通り、海鮮にも程よく火が通ればできあがりです。

 

では、いただきますタイム!

滝野香織

「味噌味が濃厚! えびに特化した鍋スープは珍しく、えびはもちろん、たくさんの魚介を楽しめるのはいいですね。えび好きなお子さんは多いと思うので、家族みんなが満足できる鍋だと思います」

 

今回の鍋の〆は?

ごはんは水洗いして水気を切ってから、鍋に入れます。そうすることで、ぬめりが取れてサラサラになり雑炊がおいしく上手に仕上がります。溶き卵を入れ、桜えび、ねぎをトッピング。「えびの香りを追加するために、桜えびを散らすのがポイントです。ねぎのフレッシュ感も、くどくなりがちな〆の雑炊には欠かせません。ごま油を少し垂らしても、より香りが立っていいと思います」

【お問合わせ先】モランボンお客様相談室 0120-530-850

 


 

イチビキ「赤から鍋スティック」×赤からもつ鍋

土肥愛子

「鍋の素」を選んでくれたのは……

土肥愛子

管理栄養士、フードコーディネーター、Martist
土肥愛子さん

わたしのおすすめ!

名古屋名物「赤から」を自宅で再現できる鍋の素。鍋スティックと辛みたれが、各4つずつ入っているので、1人前から手軽につくれます。赤から鍋スティック 1人前×4入 232g ¥450(イチビキ)
「赤味噌に唐辛子をブレンドした旨味たっぷりのスープです。ただ辛いだけでなく、甘さと辛さのバランスがよく奥行きのある味わいでクセになります。また、この鍋スティックは辛みたれがついているので、お店で食べるように好みの辛さに調節できるのも魅力です!」

赤からもつ鍋の土肥的POINT!

土肥愛子

にんにくスライスでさらにパンチをプラス!

よりもつ鍋っぽくするために、にらの上ににんにくスライスを乗せます。食べるときにも、風味豊かでより満足できる味に。

 

《材料》2人分
赤から鍋スティック 鍋スティック、辛みたれ 各2人前
牛もつ(生)    150g
キャベツ     100g
ニラ        1/2束
もやし       1/2袋
長ねぎ      1/2本
にんにく     1片

土肥愛子

[〆うどん用]
ゆでうどん    2人前
卵         2個

まず、鍋スティックを入れます。

水入れて、よく混ぜます。

キャベツ、もつなどを入れてから、ニラは鍋の真ん中に並べ、にんにくスライスを上に散らします。

土肥愛子

完成!
野菜は火が通りやすいものばかりなので、もつに火が通ったら完成です。

土肥愛子

できあがった後に、好みの辛さに調節できるのが嬉しい「辛みたれ」を加えます。何も加えなければ「一番」の辛さ。「私は辛いものが好きなので、全部入れて『五番』の辛さに!」

では、いただきますタイム!

土肥愛子

「ぷりぷりなもつを口に入れると、甘い脂と旨味たっぷりな赤から鍋スープが相まり格別な美味しさ! キャベツやねぎなどの甘みも引き立ち、さらにはスープの刺激的な辛さに。ニラやにんにくなどの香味野菜が食欲を後押ししてくれます」

 

今回の鍋の〆は?

卵うどん

「〆のうどんは、マイルドな辛さになるよう卵を加えました。溶けるチーズを加えると、マイルドかつ濃厚な味が楽しめておすすめです」

【お問合わせ先】イチビキお客様センター 0120-35-3230

 

撮影/山下忠之 取材・文/澁谷真里