アラサー花嫁の海外ウェディング in NY フォトツアー(前撮り)編【山水由里絵のウェディングブログvol.5】

みなさん、こんにちは。CLASSY.ライター&卒花嫁の山水由里絵(やまみず ゆりえ)です。

少し前になりますが2017年6月にアメリカ・ニューヨークにて挙式&フォトツアー、同年10月にAndaz Tokyoで国内披露宴、その後ハネムーンで訪れたギリシャ・サントリーニ島で後撮りを行いました!

この連載では、3つのパートに分けて、準備から当日までのリアルな情報&役立つTipsをご紹介。

今回はニューヨークでの挙式後に行ったフォトツアー(前撮り)について。近年ではメジャーになりつつある「前撮り」。実際に私たちが前撮りをして良かったと感じたポイントが3つ。

・披露宴で使う写真やBook用の写真を撮れたこと
・一度前撮りすることで要領が分かり、披露宴では緊張せずに済んだこと
・挙式だけでなく、大好きな街で2人だけの思い出をたくさん残せたこと

ウェルカムスペースやBookなど披露宴で使う写真についても考えつつ、そして予行演習も兼ねての前撮り!緊張しがちな方や、写真慣れしていない彼なら、前撮りで少し慣らしておくのがオススメです。

当日のスケジュールや事前にフォトグラファーさんにリクエストした内容持ち物リスト、記事の後半に現地在住のフォトグラファーさんから、プレ花嫁の方向けにワンポイントアドバイスを掲載しています。海外での前撮りについてがメインですが、国内の前撮りでも応用できるポイントもありますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

①フォトツアー(前撮り)のスケジュール【前半】

フォトツアーは挙式から引き続き、現地在住のフォトグラファーHirokoさん(@hirokophotography)にお願いしました。NYらしいオシャレな作風の中にも、優しく柔らかな雰囲気がMIXされた写真に一目惚れ。2児の母でもある彼女は、きめ細やかかつ頼もしい!自然体でリラックスした雰囲気を引き出してくれる、明るいお人柄でフォトツアー中も終始楽しく過ごせました。

    【12:30 フォトツアー(前撮り)スタート】まずは挙式会場付近のロックフェラーセンターで軽く撮影。NYらしいイエローキャブとの写真は序盤に✔️現地での移動はタクシー、Uber、地下鉄など混み具合なども考慮して臨機応変に対応しました。アメリカの場合UberやLyftのアカウントを事前に作っておくと当日スムーズです。

    【12:45 セントラルパークで撮影】マンハッタンの真ん中に位置するセントラルパークへ。ドラマ『Gossip Girl』でも、何度も出てきたベセスダの噴水はウェディングフォトの定番スポット!

    【13:00 リクエストしていた階段での撮影】トレーンのレースとバックスタイルがキレイに映る、階段での撮影を事前にリクエストしていました。まだ元気のある最初の段階で、クリアできて良かったです。

    【14:30 地下鉄内での撮影】地下鉄で撮影しながら、タイムズスクエアへ移動。街中での撮影ではドレスはかなり汚れます。一瞬心配になりましたが、帰国後クリーニングに出したら、見違えるようにキレイになって返ってきました。どちらかといえば、汚れよりも破れには要注意です!

②フォトツアー(前撮り)のスケジュール【後半】

    【15:00 タイムズスクエア】人が多いスポットなので、周りの目線が気になりました。そんな心配を吹き飛ばすように、「Congratulations!!」と暖かい声をかけてくださる方も多く、温かい気持ちになりました。

    【16:00 ブルックリンブリッジへ】Uberでブルックリンブリッジのマンハッタン側で降ろしてもらい、徒歩で橋を渡ります。この写真は私も彼もとても気に入っていたので、披露宴用のBookの表紙にしました!

    【16:30 DUMBOエリアへ】ブルックリンブリッジのたもとに位置するDUMBOエリアは、石畳にレンガの建物など、マンハッタンとは少し異なるレトロな雰囲気の景色が広がっています。

    【17:00 カップケーキショップで休憩】昼から休まず歩いていたので、アメリカらしいカップケーキのお店で少し休憩!その間も撮影は続きます。

    【17:30 川沿いで撮影】マンハッタンの景色が一望できる川沿いのスポットでフォトツアーは終了。帰りはUberでホテルまで!

夜はレセプションの開始時間が決まっていたため、かなり詰め込んで撮影していただきました。現地在住で土地勘のあるフォトグラファーさんのおかげで、限られた時間で効率よくスムーズにフォトツアーができました。当日撮影を担当してくださったフォトグラファーのHirokoさん、フォトツアー中もサポートしてくださったプランナーのEtsukoさんに感謝の気持ちでいっぱいです!

③フォトツアー(前撮り)当日の持ち物リスト

歩きやすい靴(新郎新婦どちらも、予備のシューズがあると安心です)
リング(挙式で使わなかったので、エンゲージメントリングを忘れて取りに戻りました…)
・ヴェールやシューズなどの小物(前撮りだけの場合でも、念の為持っていくのがオススメ!)
メイク直し用のアイテムやピン(まとめた髪が落ちてきたときに使えます)
・大きめの布製バッグ(全ての持ち物をまとめて持ち歩きました。床にも置けるような丈夫で汚れても良いものが◎)
お心付け(海外の場合はチップとしてお渡しします。アシスタントの方が来る場合も考えて、少し多めに用意しておくと安心です。)

④フォトグラファーさんへのリクエスト

海外での前撮りの場合、フォトグラファー探しから、自分たちの希望のイメージを伝えることまで、ほとんどのやりとりをメールやSkypeで進めることになります。自分の希望を分かりやすく伝えるために、指示書とまではいきませんが、希望の撮影場所こんな風に撮ってほしいという写真を何枚か事前にお送りしていました。

実際にリクエストした内容をリストにしました。参考までにチェックしてみてください!

披露宴用のBookで写真を使いたいので、2人の写真だけではなく1人ずつの写真も撮ってほしい(花嫁さんオンリーの写真を撮ることは多いですが、ぜひ彼だけの写真も撮ってもらうことをオススメします!)
②Bookの表紙に使う用の、縦の写真
思い出の詰まったウェディングシューズは、ぜひ写真に取り入れて欲しい
④ドレスのトレーンとバックスタイルが印象的なので、階段での1枚やその様子がわかる写真

⑤NY在住フォトグラファーHirokoさんからのワンポイントアドバイス

    ①失敗しないカメラマンの選び方のコツを教えてください!
    まずは、カメラマン探しに時間を費やす前に、「自分の好み」探しの旅に出ましょう!できれば、土地勘があるカメラマンに依頼するのがベストです。(急な天気の変化や予期せぬハプニングでも落ち着いて迅速な対応ができます)⁣⁣

    撮影会社に依頼する場合、カメラマンが指定できるかどうかもウェブサイトを調べて把握しておきましょう。

    ②カメラマンに問い合わせする際、押さえておくべきポイントは?
    ✔️1組のカップルのすべての写真サンプルをリクエスト⁣
    ⁣✔️SNSではザ・ベストしか紹介していない⁣
    ✔️希望の日程と撮影場所、料金の確認をしましょう⁣

    ③撮影料金が予算オーバーだった場合は?
    カメラマンのホンネを言うなら「値切らないで欲しい」。正規の値段で契約できるのがベストですが、万が一予算と合わなかった場合、ダメ元で「私たちの予算はヘアメイクとドレスを除いてウン万円なのですが、その料金内で撮影はできますか?」と聞いてみてください。

    ⁣カメラマンに自分の予算を伝えてみて、そこでやっぱり予算が合わない場合は断られます。⁣でも、もし閑散期だったり、急なキャンセルが続いたりして、カメラマンもお客さまが欲しい、と願っているときは、「じゃあ時間を少し短めにしてその予算で撮りましょう」っていう流れにもなるかもしれないです。

    ④契約前に確認するべきことは?
    ⁣1.前金の額⁣
    2.撮影料の確認⁣
    3.撮影料の支払い方法⁣
    4.キャンセルポリシー
    5.悪天候だったときのバックアッププランがあるかどうか⁣
    6.事故などでカメラマンが撮影できなくなってしまったときに、別のカメラマンを紹介してもらえるのかどうか、もしできないのであれば撮影料と前金はすべて戻ってくるのか⁣

    このあたりは契約書にかかれてるはずなので、すごく面倒なんですけど目を通しておいてください。⁣また、最終的にデジタルファイルを何枚もらえるのか確認しましょう。⁣そして、そのデジタルファイルは1枚1枚どのレベルまで編集してくれるのかも要チェックです。⁣

HirokoさんのInstagramやブログでは、海外での前撮りやフォトツアーについての情報だけではなく、カメラマンの選び方や前撮り中に気をつけるポイントなど…プレ花嫁さんにとって知りたい情報が満載です!!
Blog:Hiroko Photography Blog
Instagram:@hirokophotography

⑥前撮りを成功させるポイント

・フォトグラファー選びは慎重に!海外の場合は、土地勘のある方がオススメです。
・事前の打ち合わせで、こだわりポイントはしっかりと伝えて!(Ex.ウェディングシューズに思い入れがある。ドレスのレースの質感が分かるような写真が欲しい。など…あらかじめ、こだわっている点を伝えておくとスムーズです。)
・歩きやすい靴は、新郎新婦ともに用意しておくのが◎。
・撮影中も2人の携帯で思い出を残して!(前撮りの写真が納品されるのは少し先になります。フォトグラファーの撮ったカッコいい写真はもちろん素敵ですが、2人で撮った自然な写真も良い思い出として残っています。)
・海外の前撮りで移動手段を自己手配する場合、UberやLyftなどのアカウントをあらかじめ取得しておくとスムーズです。

Vol.5の今回は海外での前撮りについて、実際に担当していただいたフォトグラファーさんのワンポイントアドバイスを交えて、成功させるコツをご紹介していきました。

このブログが、海外ウェディングを考えているプレ花嫁さんの参考なれば嬉しいです。

何かご質問などありましたら、InstagramのDMまでご連絡ください!

Instagram:@yuuurie_1211

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文/山水 由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ引っ越し。現在はCLASSY.読者と同世代のトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで随筆をスタートし、旅・美容関連の記事を担当。
Instagram:@yuuurie_1211
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