三浦瑠麗さん「自分らしさをつくるファッションアイテム。」
男性的で固いイメージと思われた日本の政治の世界で、三浦瑠麗さんの存在は荒野に咲く鮮やかな花、逞しき女性像そのものだ。シフォンのブラウス、白のスーツ、花柄のドレス•••アイコニックな洋服をナチュラルに着こなし、ファッション感度も高い。仕事時やメディア出演時でも、自分で選び購入したものを着用するというこだわりようだ。ファッションは、自分らしさを体現する大切なツールだから、シューズやアクセサリーに至るまで数多くを所有しない代わりに、本当に大切にできるものだけを吟味して選んでいる。
1枚でエレガントが完結する、ファッションはドレス率高し
動く度にふわりと揺れる、ドルチェ&ガッバーナの花柄ドレスは、ショップで一目惚れし購入した。軽やかでエアリーな空気を自然にまとうことができるのは、学生時代にモデルのバイトもしていたという彼女ならでは。黒のハイヒールは、マノロ ブラニクのもの。ハイブランドの着こなしも様になっている。夏休みの思い出がつまった、アクセサリー
新婚旅行もイタリアだったし、去年の家族旅行もイタリアに行ったというほど、イタリアはお気に入りの旅行先。「向こうに行くと自分の趣味が変わるんです。滞在中メークが濃くなったり、いままでアクセサリーをつけて来なかった人間なのに、衝動的に買ってしまいました」というのは、ヴェネツィアで運命的に出合ったペンダントとピアスのセット。淡いローズが、彼女の雰囲気にマッチしている。ブレスレットは、リアルな“蛇”の質感に惚れて
蛇と猫のモチーフが好きで、出合うとついつい手に入れたくなってしまうという三浦瑠麗さん。ダイヤモンドが埋め込まれたMIO HARUTAKAのブレスレットは、いまにもヌルっと動き出しそうな蛇の質感に一目惚れし、思い切って購入した。「ちょっと変わったモチーフに惹かれてしまうんです•••」。デイリーユースの小物にも、一癖ある遊び心をチョイス
愛用中のサングラスにも、さりげない蛇のチャームがキラリと光る。ブルガリのサングラスには、ブランドの不朽のアイコンとして用いられている「セルペンティ(イタリア語で蛇の意味)」が、幸運の守り神として輝いている。仕事モードの日は、ハイヒールを履いてスイッチオン
シンプルな黒のパンプスから、ビジュー付きのデコラティブなものまで、自分の中の仕事スイッチを入れてくれる美しいハイヒール。イタリアのアルチザンの技を注ぎ込んだ、主役級のレースのハイヒールは、ドルチェ&ガッバーナのもの。Profile
三浦瑠麗
神奈川県茅ヶ崎市生まれ。国際政治学者。東京大学農学部を卒業後、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科を修了。博士(法学)。東京大学政策ビジョン研究センター講師を経て、山猫総合研究所代表取締役。執筆・言論活動、テレビでも活躍する。近著に『私の考え』(2020年新潮新書刊)、『孤独の意味も、女であることの味わいも』(2019年新潮社刊)がある。
撮影/HAL KUZUYA ヘア・メーク/小川美智子〈enzo brevo 〉 取材・文/須賀美季 編集/渋澤しょうこ
三浦瑠麗さんの 一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし
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vol.03-1 一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし
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vol.02-1 一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし
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vol.01 一緒に成長、私を語る〝時計〟のはなし
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