車内の色にもこだわった、憧れのマセラッティ ギブリ

【NAVYな人の愛車SNAP vol.1】廣瀬規子さん×マセラッティ ギブリ

廣瀬さんは、インターナショナルスクールのプレに通う4歳の女の子のママ。CAとして航空会社勤務後、アパレルの世界へ。スタイリストとして活動後、イベントや商品のプロデュース、ファッションブランドのコンサルティングをはじめ、主宰するウェブマガジン「Nstyle」にて情報発信しています。愛車は2019年に購入したマセラッティのギブリ。

娘の通うプレスクールが自宅からは距離があるので、毎朝送っていくのが日課です。天気の良い日は駒沢公園の朝の光を浴びた緑の中を走れるので、清々しく1日を始められます。季節が良い時期は、サンルーフから降り注ぐ光と全開にした窓から入る風が心地良い。寒い時期もシートヒーターが活躍してくれます。マセラッティのエンジンはスピードを感じられるのに、都内の細い道ですら運転しやすいところが気に入っています。後部座席も広々としているので、チャイルドシートに娘を乗せやすいのも良い点。チャイルドシートも同じ赤で揃えました。
マセラッティのギブリはずっと気になっていた車で、いつかこの車が似合う大人になれたら……と思っていました。スタイリッシュでエレガントなところが気に入っています。自宅マンションの車庫に入る大きさであることも選びの基準の一つでした。

「さすがイタリア車」と思わせる美しい流線形のフォルムに一目惚れでした。女性が乗り降りするのが様になるシルエットで、自分のファッションや小物選びの好みに通じるものがあると思っています。

運転モードはスイッチで簡単に変更できます。通常モードからスポーツモードへ切り変えると、エンジンがマセラッティらしい低く響く音へチェンジ。サスペンションが柔らかく乗り心地は変わらないので、長時間運転していても疲れ知らずです。

真っ赤なシートカラーはイタリア製ならではの美しい発色。車の外側の色ももちろん気になりますが、長く過ごすから車内のカラーにもこだわりたかった。娘もこの車が大好きで、特にエンブレムがパイナップルに見えるところがお気に入りみたい(笑)。

高いヒールの靴を履いて出かけることもあるので、運転用にルームシューズを用意しています。この靴はヴァレンティノのもの。

サンタマリア ノヴェッラの香りが好きなので、ポプリを車内に置いて自宅のような気分で過ごせています。コロナ禍で必須となった除菌ジェルも同じくサンタマリア ノヴェッラのもの。

像を象ったロエベの小銭ケースは駐車場で使うコインを大量に入れて常備。サンローランのサングラスも、運転用として車内に置いてあります。

車での移動時間が長い日は、コートは持たずにストールやマフラーをアウター代わりに活用します。エルメスのストールは、車内で寝てしまった娘にかけてブランケット代わりにすることも。

例年、冬はドライブしながら温泉へ行くのが恒例でしたが、今年は東京タワーやレインボーブリッジのような自分にとってのパワースポットを通過してから、どこか大自然を感じられる場所に行きたい。冷たくて美味しい空気をたっぷりと吸って、リフレッシュしたいですね。

 

撮影/嶋野 旭 取材・文/金沢由紀子