キュートな笑顔、抜群のスタイル、透明感ある表情で、若手女優、モデルの中でも、ひときわ大きな存在感を発揮する中条あやみさん。この企画では、大人っぽいCLASSY.的“カッコいいカジュアル„に身を包み、話題のドラマ『君と世界が終わる日に』についての思いを語っていただきました。

最近気になっているセットアップ。黒×赤のコントラストが新鮮！

ジャケットもハイウエストのパンツもとてもキレイな形で気に入りました。黒のセットアップに赤のニットを肩がけするのがオシャレ上級者っていう感じで、こんな重ね方もあるんだって新鮮でしたね。茶色のバッグを合わせることで印象が柔らかくなって、大人っぽいです。
ジャケット￥102,000パンツ￥56,000（ともにマディソンブルー／アパルトモン青山店）ニット￥22,000（Theory）肩にかけたニット￥37,000（ドゥーズィエム クラス／ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス表参道店）バッグ￥136,000（トッズ／トッズ・ジャパン）ローファー￥100,000（ジェイエムウエストン／ジェイエムウエストン青山店）ピアス￥48,000（トムウッド／ステディ スタディ）

冬に明るい色のベレーで遊ぶのも、ほっこりして可愛いですよね

オーバーサイズの服に、小物でアクセントをつけるスタイリングが可愛いです。ロングスカートだけどニーハイブーツを中に履くっていうのも大人っぽくて…。冬だからこそ、帽子で遊ぶのもいいですよね。黒とか地味な色が増える季節なので、白のベレーで明るい色を入れて、ちょっとほっこりした感じにしているのも素敵です。
コート￥79,000（エイトン／エイトン青山）ニット￥31,000（スローン）スカート￥42,000（シャイナモート／アパルトモン青山店）バッグ￥194,000 ロングブーツ￥185,000（ともにJIMMY CHOO）ベレー帽￥6,000（ロレール／クオリネスト）ネックレス￥13,000（フィリップ オーディベール／ウィム ガゼット ルミネ新宿店）

ーードラマ『君と世界が終わる日に』についてインタビュー

初めての経験がたくさん。難しいことも多いけどハラハラドキドキしつつ私自身も楽しんでいます

地上波で珍しい〝ゾンビもの〞ということで、スタッフさんや共演者の皆で「どういうふうにしていったら面白いかな」と話し合いながら撮影を進めています。そしてゾンビものでありながら、しっかり〝人間ドラマ〞でもあるので、サバイバルしていく極限状態の中で見えてくる人間の本性が見どころです。
この作品では初めて医師を演じているんですが、その場で緊急手術をしなければいけない状況になったりして、経験も積んでいない〝研修医のハラハラドキドキ感〞が、演じていてとても難しいですね。生死に向き合う職業でありながら、自分の生死にも向き合う状況に陥ってしまう…。そんな中、唯一のよりどころが幼馴染みである婚約者の存在なんですが、彼とも離れ離れになってしまうという状況でも強く生きていかなければならない――そんな女性を演じています。始めはお互いの生死もなにもわからないんですが、そのうち短い連絡が取れるようになったり、すれ違ったり、会えそうで会えない、じれったい感じのふたりの関係も、このドラマの見どころのひとつなのかなと思います。
婚約者役の竹内涼真さんとの共演はＣＭに続いて２度目なんですが、息が合うというか、すごく自然に接することができています。竹内さんって自然体な方で、アドリブなんかも入れてくるので、私もそれに対応する形で楽しく演じられています。長丁場の撮影になると思うんですが、とにかく集中し続けることが大切かなと。小さい子とのシーンも多いので子役たちと現場でわいわいすることで、仲間ができていい感じだなぁって喜んでいます。
女性で〝ゾンビもの好き〞な方って、意外といらっしゃると思うんですよ。私は現場で実際にゾンビと対面してるんですけど（笑）、結構怖くてリアルなので、ゾンビ好きのクラッシィ読者のみなさんはぜひ！そうでない方でも、人間ドラマが面白くてとにかく展開が速いので、「この先どうなっちゃうんだろう」というゾクゾク感を楽しんでいただけると思います。

ドラマ『君と世界が終わる日に』
その日、すべてが奪われた。生ける屍に占領された“終末世界„で死と隣り合わせのサバイバルに挑む。引き裂かれたふたりの究極のラブストーリー。終末世界を生き抜くサバイバーとして新境地へ挑む竹内涼真、自身のキャリア初の医師役となるヒロインを演じるのは中条あやみ。日本テレビ×Hulu共同制作ドラマ。

モデル／中条あやみ　撮影／YUJI TAKEUCH（I BALLPARK）　ヘア／EIJI KADOTA（SIGNO）　メーク／佐々木貞江 スタイリング／荒木里実　取材／志摩有子