生き方、今のままでいいの?と思ったら、「18の価値観」と「5つのライフステージ」をチェック!

自分の生き方を見つめ直す世代でもある私たち40代。同世代のロールモデルや、背中を押してくれる言葉が、道を切り拓くきっかけや一歩踏み出すパワーになるんです!


<今の自分軸> <未来の自分軸> を見極めれば次に動き出す方向がわかる

◯ 教えてくれたのは…ライフシフト・ジャパン 執行役員CMO 河野純子さん

河野純子さん
河野純子さん
リクルート入社後「とらばーゆ」編集長を経て、住友商事に転身。2017年独立後、個人事務所にて事業開発コンサルティング、プロデュースを展開。2018年より、ライフシフト・ジャパン参加。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。

<自分のロールモデルに出会えるかも!>

人生100年時代を「自分自身が人生の主人公」として楽しく生きていく。そういう生き方にシフトすることが「ライフシフト」。

人間的に成熟してきた40代は転換期にち、今の自分に違和感を感じ始める時期。その時に、心のざわめきに向き合い、どうしたいかを考えることが、50代、60代の自分を作っていくうえで大きな財産になるのです

そこで私たちはロールモデルとなるライフシフター100人以上の方にインタビュー。そこから導き出したのが「ライフシフトの5つのステージ」や「18の価値軸」です。

皆、出発点は心の「ざわざわ」。その気持ちに蓋をせず、行動することで、新しい自分と出会えたのです。時代の変化とともに知識やスキルが陳腐化してしまうから自分も変化し、学び続けていくことが大切です

◯ ライフシフトのSTEPをSTORY的に解釈すると…

①自分の中の違和感・心のザワザワに気づく

②イベントに出たり、動いて自分を探究する

③これから大切にしたい価値軸、ありたい自分を知る(上表)

④ありたい自分を目指し、学校や日常にあるコト・人から学ぶ

⑤周囲に振り回されず人生の主人公は自分だと感じられる

人生の主人公として 生きてくヒントがここに ライフシフターに直接話を聞けるトークイベントや、どんな時代を生きているかを理解するワークショップなど、出会いや学びを通して、動き出すきっかけがつかめるサイト。
https://lifeshiftjapan.jp

 


〔コラム〕“移住して基本リモート”な生活で むしろシゴトの幅が広がることも!

-- クリエイティブ ディレクター 加藤公子さん

加藤公子さん
加藤公子さん
文化服装学院卒業後、アパレル勤務。その後、単身渡英。帰国後、様々な職種を経験し、2016年秋冬にユニオンランチのクリエイティブディレクターに。2015年より富山に拠点を移し活動の幅を広げる。

<富山へ引っ越し、ブランドを立ち上げ 新天地での出会いが新たな取り組みに発展>

富山への引っ越しは実は夫の思いつき。

初めは2年程度と考えていたのですが、東京で仕事をして、富山の駅に着いた瞬間に気持ちを切り替えリセットできることや、自然に囲まれていることがメンタル的にも良い。富山で人との縁も広がり、立山町の複合施設ヘルジアン・ウッドの制服を頼まれたり、その繋がりで、11月に立山町でのイベントも企画したり。人が繋がって取り組みが広がるのが楽しいのです

地方のいいものをこの世代で終わらせず次にパスしたいという思いから、工場や農家と協業したり。周りが町を盛り上げようと動いていると自分も何かしたいという思いになる。これは富山に来て気づいたこと。思い切って行動すると、そこから拓ける未来もあるということを実感しています

    • 美しい立山連峰の真下のヘルジアン・ウッドのレストランと制服。11/14・15、立山町のグリーンパーク吉峰にて、THE MARKETin Tateyama 開催予定。

撮影/杉本大希〈河野さん分〉 取材/小仲志帆 ※情報は2020年12月号掲載時のものです。

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