Amazon Prime Videoで配信された、恋愛リアリティ番組「バチェロレッテ ・ジャパン」。その衝撃的な結末が話題になり、様々な物議を醸し出しました。恋愛リアリティ番組の枠を超えて、今を生きる男女のリアルな恋愛や結婚観、そして葛藤までもさらけ出し、私たちアラサー世代の女子に強烈なインパクトを与えました。そこでCLASSY.ONLINEでは、初代バチェロレッテを取り巻いた魅力的な男性3人にインタビュー。黄 皓さん、當間ローズさん、杉田陽平さんに番組の裏側からあの時の真実。そして初代バチェロレッテ・福田萌子さんについて、さらに私たちアラサーが幸せになるためのヒントを一緒に探っていきましょう！
時代の最先端を行くバチェロレッテ・福田萌子さんの生き方には、私たち現代のアラサーが見習うべき、幸せのヒントがあるはず！そしてそんな福田萌子さんと共に過酷な旅を通して真実の追い求めた杉ちゃん＆黄皓＆ローズの3人。
そこで今回はバチェロレッテ・福田萌子さんの一番の理解者である3人に現代を生きるアラサー女子が幸せな恋愛と結婚をするために大切にしてほしいことを考えてもらいました。今まで以上に超真剣な3人による「ぶっちゃけトーク」をお楽しみください。

※インタビューにはネタバレ的な内容を含みますのでご注意ください

―――長くて濃い２カ月の旅を終え、最終話の配信もされ、ひと段落した今。これからのアラサー女子が幸せな恋愛と結婚をするために大切にすべきことは何だと思いますか？ぜひ、自らもモテ男であり、福田萌子さんを一番近くで見守ってきた３人と一緒に考えていけると嬉しいです！

Q.アラサー女子が幸せな恋愛と結婚をするために大切にすべきことは？

【當間ローズさんの答え】自分を見せることを恐れない！

「”Show Yourself, and Love yourself”」

當間ローズ（以下、ロ）「最近は特に？自分を見せるのがすごく怖いことだと思っている女性の方が多い気がするんだよね。でも僕ら男性って、どんどん女性の素の姿や内面を見せて欲しいって思ってるのが本音。もう、一言でアドバイスするなら“Show Yourself, and Love yourself” まず自分を愛すること、そして自分が愛している自分も僕たち男性に見せて欲しい。それは男性が本気で女性を愛するきっかけになると思う」

確かに！福田萌子さんは自分もさらけ出して、相手にもそれを求めていましたよね。大人になる程自分を出すのって勇気も体力もいるけど、自分を出さないと始まらないですよね。「“Show Yourself, and Love yourself”」。恋愛＆婚活迷子の全人類にその甘いボイズでエールを送ってほしいです！　では、黄さんはどうですか？

【黄皓さんの答え】自分自身がキラキラしていて、自分の人生を楽しんでる人

「自分の人生を楽しむこと！セルフラブが素敵な恋愛への近道」

黄皓（以下、黄）「ローズ、今日インタビューの調子いいんじゃない？今までで一番いいこと言ったよね（笑）でも僕も珍しくローズと意見がぴったり合った！最近SNSなどで婚活アカとかあるじゃないですか、あれすごく不思議で！婚活をひとつの目的にしている人がすごく多くて、驚いているんだよね。それは、ローズが言ったことの真逆になってしまう。自分を出さずに、結婚という目的に合わせて何かをしているだけで。それで素敵な人を見つけられるのかなって思っちゃうんですよね！誰かを意識して何かをするんじゃなくて、自分自身がキラキラしていて自分の人生を楽しんでる人って自然と視線が行くものなんです、僕ら男って。街歩いていても違うんですよ、そういう人って素敵だなって引き寄せられるんです。常に素敵な自分でありたいという努力を、陰ながらにしている人ってやっぱり目がいってしまう。そういうセルフラブがある人ってやっぱり魅力的。萌子さんはその際たる例です」

―――ローズさんと黄さんのお二人がそう言うならこれからは全人類がセルフラブを持つべきですね！ちなみに…私、自己肯定感があまり高くなくって、その言葉を鵜呑みにして、“勘違いナルシストお姉さん”みたいのは避けたいのですが、どうしたらいいのでしょうか（涙）

黄「僕がインタビューとかSNSでもよく言ってるけど（笑）ナルシストとセルフラブの違いは、相手に強制しないこと。相手によく見られたいというナルシムズじゃなくって、自分自身が今日も楽しくハッピーに！そして明日はさらに素晴らしくありたいって思っている方は、すごく綺麗で魅力的だから婚活という言葉にとらわれないで欲しいな！」

―――さすが説明がすごくわかりやすい！しかも異文化や様々な壁、コンプレックスを自分で切り開いてきた黄さんが言うから、さらに説得力があります！自分が楽しく生きられるようにいろんなことに挑戦したり、私みたいに自分に自信がなかったらまず自分を磨いたり、ファッションや美容に打ち込みつつセルフラブを目指すのもいいかもれませんね。では杉ちゃんさんはどう思いますか？

【杉田陽平さんの答え】自分を唯一無二のアート作品化すること

「欠点のないきれいすぎる絵は、逆に愛されにくいんです」

杉ちゃん「そうですね…僕からアドバイスさせてもらえるとしたら、自分をアート作品化することですね…！アート作品って、きれいな作品は逆に売れないんですよ！面白いことに。そういう絵って誰でも魅力がわかるから逆に所有欲が駆られないんですよね。要するにこの作品は私のために作られたんだとか。この絵の良さは私にしかわからないとか。そういう作品の方が人ってお金を出して買いたくなるし、大切にしたくなるんです。自分の独自の価値観で独自の生き方というか、誰の真似でもなく自分で一生懸命考えたことをやっている人っていうのは自分が唯一無二化されていく。そして他じゃダメであなたじゃないとダメっていう価値になっていくと思う。結果的に『どうしてもあなたじゃないとダメなんだって』と男性に思わせてしまうんです！」

ロ「その方が幸せになれますよ。きれいな面だけを見せようとしないで、自分の短所も愛してもらった方が絶対に幸せになれる。絶対に！本当の意味で愛し合える。ねっ❤︎」

―――バチェロレッテ・ジャパンの予想外な結末に対してちょっと残念な気持ちと共に、実は何か…勇気みたいなものが湧いたアラサー女子が多いそう。「周りの空気を読みすぎなくてい」とか、理想の恋愛や幸せな結婚にこだわるあまり、「自分を無理にその型にはめなくていい」と背中を後押ししてくれた気がした、という視聴者も多かったんです。この3人のアドバイスも心に留めながら、自分らしく前向きに恋愛や結婚に向き合っていきたいですね！

番組を通して真剣に恋愛・結婚に向き合ったみなさんでしか語れないような本質を突いたご意見やアドバイス、本当にありがとうございました。

黄「そういえば、僕たちからモテテクとか散々喋ってきたけど・・！？CLASSY.さんは僕らに聞いてかなくっていいんだよね（笑）」
杉「だって僕ら誰も選ばれてないじゃん〜。全員敗れ去ったからね」
ロ「僕らも偉そうなこといえないよね〜（笑）」

撮影／中田陽子　取材／さとうかな子　構成／CLASSY.ONLINE編集室