30代の「一生ものジュエリー」humのゴールドチョーカー編
“一生ものジュエリー”に興味はあるけど、選び方がイマイチわからない、そんな悩みはありませんか? そこで編集部いちのジュエリー好きと自他ともに認めるベテランライター・まみさんと、一生ものジュエリーの選び方と楽しみ方について考えます。 今回は、スタイリストさんやモデルさんなど、オシャレ上級者からの支持も高い注目ブランド・humの、ゴールドチョーカーを紐解きます。
<バックナンバー>
一生ものジュエリーVol.3 カルティエのヌーべルバーグリング編
一生ものジュエリーVol.4 エルメスのシルバーブレスレット
一生ものジュエリーVol.5 ヴァン クリーフ&アーペルのスウィート アルハンブラ(マザーオブパール)
一生ものジュエリーVol.6
hum チョーカーネックレス
どんな服の首元にもピタリ寄り添い
さりげなくオーラを足す完璧なチョーカー
手作業によるジュエリー作りにこだわりを持つ男性の職人と女性デザイナーさんのふたりが立ち上げられた日本のブランド〝hum〟(ハム)。ジュエリーは1点1点、アトリエでハンドメイドで作られています。
ちょっとハードでボリュームのあるものからフェミニンで繊細なものまで、選びの幅が広いのも特徴で、ありそうでなかった辛口デザインの宝庫。特徴的なのに着けやすく、どんな服装にも似合い、マニッシュな雰囲気を足してくれます。
なかでもお勧めしたいのが、飛行機雲をイメージしたという「KUMO コレクション」のチョーカーネックレス。
お店で見つけたとき以上に、私も使ってからどんどんその魅力にハマっていきました。
主張しすぎることのない、絶妙な細さのチョーカーは首に綺麗に沿い、マットな光沢で肌に美しく馴染みます。クルーネックTシャツやシャツ、旅先のリゾートドレスにも、カジュアルからエレガントまで、どんなテイストのどんな服にも、どんなシーンにも似合います。
特筆すべきはレイヤードのしやすさ。チェーンネックレスを数本重ねると、どうしても夕方には捻れてしまうこともあるのですが、これはそんなことが皆無。苦手だったネックレスのレイヤードが、このチョーカーのおかげで楽しめるようになりました。私にとって“完璧“といえるチョーカーです。
▽お勧めのコーディネートは…
①1本でシンプルに
1本で程よい存在感を放ちます。決して捻れることなく、朝から帰宅するまでずっと綺麗に首に沿ってくれます。
【coordinate】顔まわりがちょっと寂しい時にも重宝します。
②カラーストーンと重ね着け
チョーカーとカラーストーンネックレスとの重なりが素敵。カラーストーンネックレスも単独で使うよりも断然、垢抜けて映る気がします。
【coordinate】カラーストーンネックレスはマリハです。
③ロングネックレスと重ね着け
首に沿うデザインなので、重ね着けが難しい長めのネックレスとも好バランスです。
【coordinate】ロングネックレスは、MIZUKI。
④チェーンネックレスと重ね着け
シンプルなチェーンネックレスとの潔い組み合わせも素敵です。ちなみにこのチェーンネックレスもhum。色味も質感も同じなのでとっても好相性ですが、光沢のあるゴールドネックレスとももちろん似合います。
【coordinate】humのチェーンネックレスと。今っぽいバランスになります。
<バックナンバー>
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一生ものジュエリーVol.5 ヴァン クリーフ&アーペルのスウィート アルハンブラ(マザーオブパール)
まみさんプロフィール
沼田珠実さん
ライター歴18年。ジュエリーページを数多くこなし、その審美眼と知識に、スタイリストやモデルもジュエリーを買うなら彼女に相談、という人が多い。ジュエリーブランドのプレスからの信頼も厚い。
※アイテムはすべて私物です。お問い合わせはお控えください。
撮影/西原秀岳〈TENT〉(静物)