湘南エリアで大流行!アクセサリー感覚でつけられる「リボンマスク」(つくり方つき)

ハンドメイドがさかんな湘南エリアでいま流行しているのが「リボンマスク」。耳ゴムのところを自分でリボン状に結べるようになっていて、紐や太めの糸、リボンでつくっている人などさまざま。今回、「kamakura1093」として活躍する人気ハンドメイド作家・徳増理恵さんに、スエード紐を使ったリボンマスクのつくり方を教えてもらいました。

ニット素材のマスクをスエード紐で引き締めて耳元が華やかに


徳増さんがつくるリボンマスクは、長めのスエード紐が大人っぽく耳元のアクセントになると好評。ポップアップショップに出品すれば即完売の人気アイテムです。
「マスク生活が続き、お化粧やアクセサリーに手を抜くことが増えたと周囲のママたちが言っていて。私自身もイヤリング派なのですが、マスクのつけ外しの際に落とすのが怖くて、もうずい分イヤリングをつけていないんです。そこで、マスクの紐をリボンとして結べるようにしたら、顔回りが華やかになっていいかなと思ってつくり始めました。最初はズパゲッティの糸なども使ったりいろんな紐を試したのですが、スエード紐だと肌なじみがよくて紐が目立ち過ぎず、子どもから大人までつけられるので、最終的に今の形に落ち着きました」(徳増さん)

では、早速つくり方を教えていただきます。
<材料>

ニット生地、ガーゼ生地、スエード紐(90cm×2本)
「表面にくる布は、夏はレースが人気でしたが今回はニット素材を使いました。暖かくてつけているだけで防寒にもなります。裏地は、ガーゼなど肌触りのよいものがおすすめです」(徳増さん)

<つくり方>

【1】生地を切り、表布と内布それぞれ中央部分を縫う

①ニット生地を、中表にして二つ折りにし、立体マスクの型紙に合わせて印をつけ、はさみで切る。ガーゼ生地はニット生地より両端を1cm短くし、同様に切る。

②裁断したニット生地の、マスクの中央から1cm内側を縫い合わせる。縫い代を割る(※縫い代を1枚ずつ開いてアイロンで割り開くこと)。

③【POINT】表向きにし、②の縫い代1cmが開かないよう、中央にステッチを2本縫う。※マスクの型崩れや縮みを防ぎます。

④余分な縫い代をはさみで切り落とす。ガーゼ生地も同様にする。

【2】表布と内布を縫い合わせて形を整える

⑤中央を縫い合わせたニット生地とガーゼ生地の中央を合わせて中表にして重ねる。クリップやまち針でとめる。

⑥2枚の生地を合わせ、上下、端から7mmのところを縫い合わせる。

⑦【POINT】裏返し、アイロンで形を整える。このとき、内布が外側から見えないように気をつけてアイロンをあてる。

⑧上下3~4mm内側を縫い合わせて固定する。

⑨端は1cm折り、さらに2cm折って紐が通る部分をつくり、縫い合わせる。

【3】スエード紐を通す

⑩両端にスエード紐を通す。

完成!

自分サイズに調節できて耳が痛くならない


リボンマスクは、大人も子どもも自分サイズに調節できるのが魅力。
「人によって耳の大きさや心地よいフィット感は違うので、結ぶ位置でそれが調節できるところがポイント。スエード紐は意外とやわらかく、1日中つけていても耳が痛くならないんですよ」(徳増さん)


ニット生地とスエード紐でつくるリボンマスク、この冬ますます注目度が高まりそう!
好みの布や紐、リボンなどを使って、チャンレンジしてみてはいかがですか?

撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) 取材・文/富田夏子

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