出汁いらずでプロの味!しらすときのこのチーズピラフ
晩ごはんの一品は、子どもに必要な栄養がきちんととれて、家族みんなが満足できるメニューが理想的。おすすめしたいのが、たくさんの具材で栄養の宝庫にも、ご馳走にもなりうる炊き込みご飯。栄養士さん×ご飯LOVERな料理家さんと一緒に、〝戦略的極ウマ炊き込みご飯〟考えました!今回は、カルシウムがしっかりとれる「しらすときのこのチーズピラフ」のレシピです。
■しらすときのこのチーズピラフ
炒めず炊き込んで作るピラフ。きのこの旨味とチーズのコクでコンソメなどの出汁を入れずにまるで洋食屋さんのピラフ。バターでさらなるコクとご飯にツヤをプラス。きのこが香り、季節を感じる一皿に。
材料(3〜4人分)
・米 … 2合
・しらす … 50g
・エリンギ(3㎝の薄切り) … 1パック(100g)
・マッシュルーム(薄切り) … 8個
・しいたけ(石突きを取り薄切り) … 4枚
・セルフィーユ … 適量
・黒こしょう … 少々
〈A〉パルメザンチーズ … 大さじ4
〈A〉白ワイン … 大さじ2
〈A〉オリーブオイル … 大さじ1
〈A〉塩 … 小さじ1
作り方
1. 炊飯器に米をといで入れ、〈A〉を入れてひと混ぜして2合の目盛りまで水加減する。きのこ類としらすをのせて炊く。
2. 炊き上がったら器に盛り、セルフィーユをのせ、黒こしょうを挽く。
【 鍋で炊く場合 】
※レシピは炊飯器を基準にしています。鍋(鋳物、琺瑯鍋など)で炊く場合は、調味料と水を合わせて360㎖にして炊く(水分量については鍋ごとの推奨の量で炊いてください)。弱めの中火で加熱し、沸騰したら弱火にして10分加熱後、火を止めて10分蒸らします。
この栄養素が摂れる
カルシウム
成長に欠かせない大事な栄養素。
きのこのビタミンDで吸収率UP
骨量は大人になってからは増えないため、成長期に特に意識して取り入れたい栄養素。しらすやチーズに多く含まれるカルシウムは、ビタミンDが豊富なきのこ類と摂取することで吸収力がUP。
▶︎レシピは…
◉ごはん同盟
しらいのりこさん
ご主人のシライジュンイチさんと、ご飯好きのためのフードユニット「ごはん同盟」を主宰。明るくチャーミングなキャラクターにもファンが多い。
Instagram@shirainoriko
▶︎栄養については…
◉栄養士
渥美まゆ美さん
管理栄養士、フードコーディネーター、料理家。保育園勤務時に離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わるなど、子どもの食育にも豊富な知識を持つ。2児のママ。
撮影/木村 拓 スタイリング/岩﨑牧子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2020年11月号「栄養バランスまるっと解決、炊き込みご飯」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。