【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」②

料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。

使い勝手のいい、お椀としても使えるすり鉢

Img103452-min

 

連載2回目となる今回のすり鉢は、どちらも小ぶりなサイズ。
和えものはもちろん、麺料理の器として活用できます。
左の白いすり鉢は伊藤環さん、右の紋様が素敵なすり鉢は城進さんの作品です。

干し海老としょうがの和え麺

Img103683-min

えびの旨みががきいたたれと、揚げ焼きにした黄身をからませていただきます。

[材料](2人分)

ひやむぎや半田麺など…250
 干しあみ海老…大さじ4
しょうが(粗みじん切り)…1片

A
 しょうゆ…大さじ2
 黒酢…大さじ2
 ごま油…大さじ1

卵…2個
細ねぎ(小口切り)…2本分
白いりごま…小さじ2

[作り方]
1.
すり鉢にAを入れてすりこぎでなじむまですり混ぜ、Aを加える。

Img103659-min

2.フライパンに多めのごま油を熱し、卵を割り入れて揚げ焼きにする。
3.
鍋に湯を沸かし、麺をゆでて湯をきる。
4.
を入れて、、細ねぎ、白いりごまを加えて混ぜながらいただく。

Img103667-min

「一人ランチのときによく登場するメニュー。黒酢のコクと、ごま油の香りをすりこぎで干し海老にしっかりとからませて、旨味が凝縮された香り豊かなたれを作ります。中華麺など、お好きな麺でアレンジを楽しんでみてください」

前回の記事はこちらから(素揚げさといもの黒こしょう和え)

[PROFILE]

ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe

撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵