【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」②
料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。
使い勝手のいい、お椀としても使えるすり鉢
連載2回目となる今回のすり鉢は、どちらも小ぶりなサイズ。
和えものはもちろん、麺料理の器として活用できます。
左の白いすり鉢は伊藤環さん、右の紋様が素敵なすり鉢は城進さんの作品です。
干し海老としょうがの和え麺
えびの旨みががきいたたれと、揚げ焼きにした黄身をからませていただきます。
[材料](2人分)
ひやむぎや半田麺など…250g
干しあみ海老…大さじ4
しょうが(粗みじん切り)…1片
A
しょうゆ…大さじ2
黒酢…大さじ2
ごま油…大さじ1
卵…2個
細ねぎ(小口切り)…2本分
白いりごま…小さじ2
[作り方]
1.すり鉢にAを入れてすりこぎでなじむまですり混ぜ、Aを加える。
2.フライパンに多めのごま油を熱し、卵を割り入れて揚げ焼きにする。
3.鍋に湯を沸かし、麺をゆでて湯をきる。
4.1に3を入れて、2、細ねぎ、白いりごまを加えて混ぜながらいただく。
「一人ランチのときによく登場するメニュー。黒酢のコクと、ごま油の香りをすりこぎで干し海老にしっかりとからませて、旨味が凝縮された香り豊かなたれを作ります。中華麺など、お好きな麺でアレンジを楽しんでみてください」
前回の記事はこちらから(素揚げさといもの黒こしょう和え)
[PROFILE]
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe
撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵