【ダイソー・Can★Doの100均キッチンツール】「どこで買ったの?」と必ず聞かれます!

料理のプロがその便利さにうなる“100円キッチンツール”。編集者のツレヅレハナコさんは、「100円に見えない」と周囲に驚かれる3アイテムを推薦。イギリス在住の料理家・エリオットゆかりさんからは、日本とイギリスの100円ショップ事情を聞きました。

「どこで買ったの?」と必ず聞かれるツールたち。もはや100円とは思えません

編集者・ツレヅレハナコさん

ツレヅレさん宅で食事をした人が必ず「これ、どこの?」と聞くものたち。「『実は100円』と言うと『えー!』と皆さん驚かれますね」。それもそのはず、とにかく使い勝手がよく、どれも細かい部分まで考えられています。「わりと長いこと使っているのですが、ミニトングとねぎカッターはCan★Doで、タンブラーはDAISOで購入しました」

▶テーブルミニトング

手のひらに収まるほどのミニミニトング。小さいと侮るなかれ、長さが短いおかげで扱いやすく、まるで手でつかんでいるように感じる方も。サーバーとしてお皿にのせても邪魔にならず、いいことずくめでお気に入りです。

▶うすぐらすワインタンブラー約500ml

「料理は力を抜いて、ちょっと飲みながら楽しんで」がモットー。ステムなしのワイングラスは作業台で倒れることがなく、私の横でゆったり佇んでくれます。100円でも丈夫ですから、飲み終わったらゴシゴシ洗っています」(ツレヅレさん)

▶ねぎカッター

技術の必要な白髪ねぎづくりは面倒。でも、このカッターがあれば長ねぎの表面をなでるようにしてあっという間に。パッケージを見ると金属加工業の街で知られる新潟県燕三条市でつくられた表示が。だから優秀なんだと納得です。

<Plofile>食と酒と旅を愛する編集者として、雑誌などにも連載多数。食に関わることが軽快な言葉で綴られるSNSには多くのファンが。著書に『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)、『女ひとりの夜つまみ』(幻冬舎)など。

 

イギリス在住の料理研究家・エリオットゆかりさんが使う100円キッチンツール

海外在住の料理のプロの方たちも、100円ツールをお使いなのでしょうか? 日本のメディアでも活躍中のエリオット先生に伺うと「日本の100均はクオリティが高いものもあり、 帰国のたびに覗いています。同じものをまとめ買いできるのも魅力ですよね」。

▶テーブルコーディネートに使う季節のフルーツオブジェ

ぶどうの実、オリーブと、インテリア用のフェイクフルーツ&グリーン。そっと置くだけで季節感が出せて、テーブルセッティングに愛用中。日本の100円ショップのものです。

▶イギリスの「1ポンドショップ」のバーベキュー用の串は本格派です

イギリスにも日本の100円ショップ同様「1ポンドショップ」があり、さまざまな商品が。先日バーベキューするときにステンレス製の串を買いましたが、使い心地は抜群でしたよ。

<Plofile>イギリス在住20年の料理研究家。英国大使館公認の食レポーターの経験など、日本とイギリスの食文化をつなぐ。オンラインサロン&料理教室も配信。著書に『エリオットゆかりのシンプルなごちそう』(宝島社)など。

※掲載している商品は、現在購入できるものもありますが、すべて私物です。

【こちらの記事もおすすめ】
【100均キッチンツール】ミニサイズツールや隠れた名品で調理がスムーズ!

Mart2020年11月号
「収納・料理・掃除・洗濯・知育 ぜーんぶ“はかどる100円雑貨”だけ!
Part2 食のプロの腕前をこれで完コピ!? 最優秀キッチンツール」より

撮影/中田陽子、エリオットゆかりさん 取材・文/新里陽子 構成/富田夏子