サロンで体験!アラフォーの「インナーカラー」

最近よく見かけるおしゃれなヘアスタイル「インナーカラー」。「素敵だけど、アラフォーには無理……」なんて言わないで! 入れ方しだいで大人女子でも浮かずに、スタイリッシュに見せることができるんです♪

よくわかっていないかも!?
「インナーカラー」Q&A

教えてくれたのは

FILMS 銀座 店長 金谷橋采佳さん
「インナーカラーは『イヤリングカラー』とも呼ばれ、アクセサリー感覚で楽しめるのでアラフォーの方々にも人気です。ヘアアレンジしだいで、見せたり隠したりできますよ」

Q1.そもそもインナーカラーとは?

髪の毛の内側に入れるヘアカラーのことです


「髪をおろしているときは普段の髪色しか見えなくても、結んだり耳にかけたりすると、中のカラーが見えてかわいい♪ 耳上から耳まわりに加え、お好みで襟足にも入れます」

Q2.ハイライトとはどう違いますか?

インナーカラーはもみあげに、ハイライトは筋状に全体に入れます!


「インナーカラーはもみあげや襟足をポイントで染めていくのに対し、ハイライトは筋状で広範囲に染めます。最近はインナーカラーとハイライトを同時に入れる人も多いです」

Q3.どんな仕上がりを求める人におすすめですか?

人とちょっと違うおしゃれを楽しみたい人に!
「髪形は変えずに色味で印象を変えたい人におすすめです。特にインナーカラーは、派手にはしたくないけれどカラーでこなれ感を出したい人にぴったり!」

Q4.アラフォーでも浮かない色味が知りたいです

ベージュベースがナチュラルです
「ライフスタイルや肌色、目の色などトータルで考えますが、大人の女性ならベージュベースにブラウンをのせた色やアッシュブラウンが肌なじみがよく、着る服も選びませんよ」

Q5.どんなシャンプーだと色落ちしにくいですか?

アミノ酸シャンプーを選びましょう!
「カラーリングで失ったたんぱく質を補いながら、ダメージや乾燥からくるパサつきを抑えるアミノ酸シャンプー(表記に「ココイルグルタミン酸」があるもの)がいいですよ」


Mart読者が「インナーカラー」に初チャレンジ!


アラフォー代表読者 猪岡祥子さん
「今までカットやカラーのモデルをいろいろやらせてもらいましたが、インナーカラーは初挑戦。雰囲気がどう変わるのか楽しみです。」

ヘアサロンでの流れ

STEP1【まずはカウンセリングから】ライフスタイルや仕上がりの希望などを聞きながら、入れる場所や色、明るさを決めていきます。今回はアラフォーでも浮かず、でも色がしっかり見えるようにオーダー。

STEP2【ブリーチをします】今回は耳上の髪を染めるので、ブリーチで色を抜いていきます。ブリーチといってもひと昔前の髪が傷むような手法ではなく、髪にも比較的やさしく、明 るさの調節も自由自在です。

STEP3【洗い流します】ブリーチ剤を洗い流します。この時点では髪色が抜けているので少しびっくりするかもしれませんが、ここから落ち着いた色味をのせていくので安心してOK!

STEP4【カラーをのせていきます】ブリーチした耳上の髪にカラー剤をのせて放置後、洗い流して、乾かしたら完成です。日が経つにつれて退色することも計算し、その経過も楽しめるような色味にします。

\完成です!/

【FRONT】

【SIDE】

顔まわりの内側に明るいカラーが束で見えるのが特徴。今回入れたベージュ系ブラウンが髪色や肌色になじんで、アラフォーでも自然な印象。素敵に仕上がりました!

《猪岡さんコメント》
トレンド感のある仕上がり!
「シンプルな服でも旬なコーデに見えるし、ヘアアレンジも楽しくなりました。女子力が高い娘にも大好評! さりげない色がおすすめです」

撮影協力/FILMS 銀座
住所:東京都中央区銀座1-8-7 VORTGINZA 6F
☎03-6263-2966 https://films-hair.com/

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撮影/平林直己(BIEI) ヘア・メーク/赤川 恵 取材・文/山崎永美子 構成/Mart編集部

2020年12月号
アラフォーは"さりげなく"が鉄則
私にもできる?話題の「インナーカラー」 より