Mart読者の実情調査!【家庭でのコロナ水際対策】

猛威をふるう新型コロナウイルス、できることなら感染したくないですよね。そのための自己防衛策、みなさんはどこまでやっていますか? 家の中にウイルスを持ち込まないための玄関での攻防。自分と家族の意識の差も大問題です。今年最大の戦いに挑むみなさんの行動を調査しました

Q1.自宅でコロナ対策はしていますか?


当然の結果ですが、圧倒的多数の人が対策をしていると回答。していないと答えた8%の人も、手洗いや外出の際のマスクはきちんとしているようなので、そのほか特別なことはしていないという意味だと思われます。

Q2.自分のコロナ対策は万全だと思いますか?


「ウイルスは目に見えないから、いくら消毒しても不安は消えません」「家族がちゃんとやってくれない」。みなさん、かなりいろいろな対策はとっていますが、いくらやっても完全とは言い切れないのが正直なところ。

Q3.コロナ対策のための買ったものはありますか?


マスク以外のものを調査。なんと、これらすべてを購入したというパーフェクトな人が1人いました! その他は、使い捨てのビニール手袋、携帯型空気清浄機、マスク製作用の布など。

Q4.外出から帰宅した際、必ずすることはなんですか?


衣類や持ち物の消毒は、アルコールスプレーしたり、除菌シートで拭いたり、UV除菌したりとさまざま。そのまま玄関に置いて、部屋の中に持ち込まないなどの対策も含んでいます。 玄関でのなんらかの水際作戦を実施しているのは全体の3割強という結果に。

Q5.コロナ対策で新しくできた家族のルールはありますか?

●子どもにお友達の家には行かせないようにしている。【まぁ(36歳)東京都・パート】
●くしゃみをするときは、自分の服や腕で覆い、手を使わない。【ぼんすけ(45歳)北海道・専業主婦】
●洋服は玄関で全部脱いで、すぐにシャワーを浴びる。【Goo(45歳)東京都・会社員】
●感染者の多い地域の人と会った場合は、接触濃厚者扱いで家でもマスク着用。【◇みや◇(45歳)宮城県・パート】
●おかずは大皿は使わない。テレビは離れて横並びで見ています。【いっぱつくん!(53歳)埼玉県・美容師】
●玄関からリビングまでの廊下をグレーゾーンとし、玄関入ったところでマスクを捨てて、手や洋服、荷物を消毒する。【snowsnow(47歳)神奈川県・専業主婦】
寄り道をしない。【さんでぃ(35歳)長崎県・専業主婦】

Q6.買い物から帰宅後、買ってきた商品はどこまで消毒していますか?※複数回答


今年新たに増えた、主婦の名もなき家事の筆頭がこれ。徹底しすぎると買い物の倍以上の時間をとられることも! その他は「冷蔵庫に入れなくていいものは玄関にそのまま数日置いておく」「野菜専用の洗剤で洗う」「エコバッグに除菌スプレーをかけて干す」などの回答が。

Q.7外出について、どのくらいガマンしていますか?


すべての項目で半数以上と、みなさんが本当にガマンしていることがわかる結果に。人によっては、今まで楽しみにしていたことすべてが「不要不急」に変化してしまったケースも。いったいいつまでガマンが必要なんでしょう……。早く元の生活に戻ってほしいです。

Q8.家庭でのコロナ対策にまつわるハプニングやエピソードを教えてください!

●自宅で家族4人でいたら、7歳の娘が「ママ、密です! みんな離れて~」と連呼していました。【いちごゼリー(34歳)大分県・会社員】
●蒸れによるマスクかぶれのため、ノーメークで外出していたらマスク焼けをして境い目ができてしまいました。家族からオセロみたいと笑われてます。【れいやん(37歳)兵庫県・専業主婦】
●最初は購入したものすべてに除菌作業をしていたのですが、ストレスがたまり買い物自体が怖くなってしまいました。【そらてり(43歳)東京都・会社員】
●小学校低学年、高学年、中学生、私、主人の5人暮らしです。それぞれマスクのサイズが違うので買いそろえるのに苦労してます。【みつばち(42歳)宮城県・パート】
●いつも思うのだけど、スーパーの入り口にある消毒スプレーはきれいなの? 潔癖ではない私ですが、いろんな人が触ってるアレは触れません。【るるた(43歳)栃木県・専業主婦】
●医院でパートをしてるんですが、発熱している患者さんが電話なしで来ると、院内が騒然となります。【よあみ(54歳)大阪府・パート
●主人が会社勤めでリスクが高いので、私と子どもたちは主人の帰宅前にお風呂に入るのがルール。先日、フェイントで早く帰ってきたので、玄関前でしばらく待たせていたら、隣人から夫婦ゲンカと間違えられました。【サナ(50歳)東京都・専業主婦】

\今月の総括/

Mart読者のみなさんは総じて、新型コロナウイルスに関して感染予防の意識が高いことがわかりました。外出自粛したり、除菌用品を買いそろえたり、買い物後は消毒を徹底したり……作業量的にも精神的にも、コロナ対策が家事のなかで大きな割合を占めているようです。しかし、目に見えない敵との戦いなので、「これでOK!」という基準が見えないのがやっかいなところ。「どこまで気をつければいい んだろう?」「みんなどこまでやってるんだろう?」。今回の調査結果が、 少しでもみなさんの不安解消の助けになればいいのですが……。

Mart2020年11月号
だからMartな私たち Theme 163 家庭でのコロナ水際対策 より

イラスト/熊野友紀子 構成/長南真理恵

【この記事もおすすめ!】
インテリアになる「きれいなマスクの保管」ケースBEST3