「マスク肌荒れ」起こりやすい場所5つと対処法
マスク生活で今まで経験したことがない肌トラブルに直面し、「誰か助けて…」とお手上げ状態の人も多いはず。そこで美容皮膚科医とヘアメークさんに、マスク荒れの原因とパーツ別のトラブル解決策を教えてもらいました!
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マスクで荒れるのはこの部分!
1.小鼻横
ノーズワイヤーが密着して、毛穴に汚れが詰まりやすい
ただでさえ毛穴の黒ずみが気になる小鼻。
ノーズワイヤーが密着したり、マスクで湿度が不安定だったり、毛穴に汚れが詰まりやすい状態に!
2.ゴムがあたるところ
ゴムの摩擦によって赤みが出たり、乾燥でバリア機能が低下
普段はないはずの摩擦の刺激で赤みが出るだけでなく、乾燥の危険も。
うるおいバリアがなくなり肌が敏感に傾いて様々な肌荒れの原因に。
3.口まわり~頬
湿度が不安定でターンオーバーが乱れ大人ニキビが発生
マスクで湿度が不安定になると、ターンオーバーが乱れて古い角質が溜まったり、毛穴に汚れが詰まります。
その結果、ニキビが発生!
4.頬
元々油分が少なく、ゆらぎやすいうえに湿疹が出ることも
乾燥しやすいうえにマスクの摩擦も加わって、敏感になりやすい部分。
赤みや湿疹などの症状が出たら、しっかり保湿をするか皮膚科へ。
5.口唇
皮脂腺がないため乾燥しやすく、気を抜くと荒れる!
マスクでうるおうと思われがちですが、実はその逆。
こまめにうるおいをチャージしないと乾燥し、ひび割れや皮むけのくり返しに…。
マスクが手放せない日々の肌トラブル対策法
私自身もマスク生活が始まった頃は、ニキビや赤みに悩みあました。スキンケアもメークも自分なりに試した結果、特に大事なのは〝角質ケア〟と〝保湿〟という気づきが!マスクで密閉されて毛穴に汚れが溜まりやすいので、まずは角質ケアを習慣にして不要なものをきちんと〝落とす〟ことを意識してみてください。次にスキンケアもメークも保湿重視でアイテムを選ぶこと。肌がしっかり保湿されていれば、肌荒れは起きにくくなります。また肌荒れしている時のベースメークは、石けんでOFFできるものなどできるだけ肌に優しいものを選んでみてください。今はちゃんとカバー力があるのに肌への負担は少ない、優秀アイテムも豊富です!
教えてくれたのは…
ヘア&メークアップアーティスト 輝・ナディアさん
Three PEACE所属。リアルに取り入れやすいテクニックで、モデルやCLASSY.リーダーズからも支持が厚い。「#ナディアメイク」も要チェック!
肌荒れの主な原因は大きく分けて二つです。一つは毛穴に汚れが詰まったり、古い角質が溜まること。それによってニキビや毛穴の黒ずみが発生します。マスクをしている時と外している時で湿度が大きく変わり不安定になるため、より汚れは詰まりやすく、さらにターンオーバーも乱れがちに…。もう一つの原因は乾燥!肌のうるおいがバリアとなり外部刺激から守ってくれるのですが、肌が乾燥すると刺激もダメージになってしまいます。マスクによる摩擦も刺激の一つなので、注意が必要です。まずは何が原因で肌が荒れているのかを把握しつつ、的確なアプローチでトラブルを解決していきましょう。マスクも必ず清潔なものを使ってくださいね。
教えてくれたのは…
美容皮膚科医・長尾沙也加先生
皮膚美容オタクがつくる、患者様ファーストの『THE ROPPONGI CLINIC』院長。ミセスジャパンのプロデューサーも務める。
撮影/五十嵐 洋 イラスト/本田佳世 取材/広田香奈