「セールで買って失敗しがちなアイテム」4つ【元アパレル店員が教えます】

驚くほど値下げされた商品を目の前にすると、ついついお財布の紐がゆるくなってしまう「セール」。でも、安いという理由だけで衝動買いしてしまい、後悔したことありませんか?今回は、元アパレルショップ店員の経験を持つライターが、セールで買って失敗したアイテム4つをご紹介します。次回以降のセールでの、反面教師にしてもらえれば幸いです。

1.リモート映えすると思っていた「青色ブラウス」

夏感MAXの色は秋には用無し!?

リモートワーク中心の生活となり、トップスは映えるものを選びたくなりがち。画面映えもすると思い購入した「青ブラウス」。8月のファイナルセールゆえに魅力的すぎる60%オフでした。しかし、家とはいえ夏感MAXの青は「季節感がない人」と思われそうで、9月に入り着用回数は0でした…。色ではなくデザイン性にこだわったトップスを選べばよかったと大後悔。

2.暑さに負けて購入した「リネンワンピース」

肝心なのは素材よりもお手入れのしやすさ

真夏のセール中に出合った手洗いもできるリネン100%のワンピース。尋常じゃない蒸し暑さに耐えきれなかったのと、カシュクールのデザインに一目惚れして即購入。しかし、お手入れが大変すぎました…。もちろんリネン素材ゆえ、ある程度の覚悟はしていたものの洗濯後のシワがものすごい!さらには、カシュクールのリボンが洗うたびにヨレヨレになり、可愛さが皆無に。

3.結局はインナーにしか使わない「タンクトップ」

ついついしちゃう洋服とのセット買いはNG!

元値では滅多に買うことのないインナーも、セールのオフシールに惑わされ何着か購入。たしかに着心地やシルエットはよいのですが、「結局はインナー止まり」トップスからチラ見せするだけなら、どこのタンクトップでも大して変わらないんです。セールで同じ値段くらいになるなら、清涼感や吸水性も重視したユニクロのタンクトップが一番ということに気付かされました。

4.来年の夏も履く機会がない!?「白デニム」

デニムにも流行シルエットがある!

定番アイテムともいえる白デニム。セールで半額になっていたことから早速迎え入れたものの、「着られる期間が短い&今っぽくないシルエット」で買って損したと思う羽目に。コロナ禍で自粛ムードの今夏は、案の定出番が少ない結果に。デニムは年中穿けるアイテムとはいえ、毎年流行のシルエットがあるのも事実。セールのデニムは型が古めの場合が多いんです。

いかがでしたか?「セールだから買う」よりも「お値段以上に使えるかどうか」を意識することで、無駄なお買い物を避けられます。みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。

イラスト/珍田 取材/岸本真由子 構成/CLASSY.ONLINE編集室