ロバート馬場の週末おつまみ「切り干し大根でコールスロー」レシピ

ステイホーム中に話題となった、ロバート・馬場裕之さんのインスタグラム。小料理屋さんみたいな味わい深さなのに、材料はミニマム&超簡単。家飲みにも副菜にも最高のレシピを紹介していただきました。今回は、「切り干し大根のコールスロー」。素材本来の旨みがしっかり利いたヘルシーなおつまみレシピです!

 

 

戻し汁にツナ缶の汁を活用!
和風テイストがお酒にぴったり

「切り干し大根のコールスロー」

切り干し大根をボリュームアップ。いい意味で香りが主張しすぎず、美味しくいただけます。ツナ缶の汁は栄養があるので捨てずに使う分、切り干し大根の戻し時間は通常より2~3分短めの10分。事前にやらなくてもOK!(馬場さん)

【材料・2人分】
切り干し大根……30g
きゅうり……1本
ツナ缶(ノンオイル)……1缶
卵……1個

〈A〉マヨネーズ……大さじ2
〈A〉和がらし……チューブ1㎝分程度
〈A〉小ねぎ(小口切り)……適量
〈A〉黒胡椒……少々

 

【作り方】
❶切り干し大根は2~3回洗い、水で戻し、水けを絞り3cm幅に切る。
❷きゅうりは薄切りにし、塩で揉んで水けを絞る。
❸ボウルに割った卵を沸騰した湯に静かに入れて5分ほどゆで、即席のゆで卵を作る。
❹ボウルにきゅうり、ツナ缶(汁ごと)、①、③の卵を崩しながら入れ、〈A〉で和え、器に盛る。

 

★ここがポイント!
ボウルに割った卵をそっと湯の中に入れる。お酢は不要。

潰すから形は気にしない。殻を剥く手間も省けます。

 

 

ロバート・馬場裕之さん
「旨み成分を欠かさないことで
料理上手な味に仕上がります!」

僕は一人暮らしなので、単純に1つの食材をどう賢く使い切るか、いかに味変して新鮮な料理にできるかを追求しています。例えば切り干し大根なら煮物など、その食材の定番料理ではなく、食べたことのない味や食感で、料理の世界を広げるために実験感覚。あとはお酒のおつまみということを考えると罪悪感なく、ヘルシーにいただけるのも大事。そして僕の料理に一番欠かせないのが〝旨み〟です。調味料の味がガツンと利いた濃い味つけではなく、食材本来の味を引き立てる旨みを足すことで、深みが出て奥行きのある料理になります。

◉プロフィール
お笑いトリオ、ロバートのメンバーで、お笑い界一の料理上手。インスタグラム@hiro88や、YouTubeチャンネル「馬場ごはん」に登場するのは、こってりしすぎず、旨みたっぷりな一皿ばかり。ご本人が綴る丁寧な説明と、簡単さで日常に一番重宝するレシピの宝庫です。

撮影/須藤敬一 フードスタイリング補助/竹中紘子 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2020年9月号「材料も手順も少なめ、旨みはたっぷり!ロバート馬場さんの、ほぼ5分でできる家飲みレシピ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。