「ハーブ餃子」は体にいい!ハーブ料理コンシェルジュのお手軽レシピ【Writer’s Pick】

おうち時間が長くなったこともあり、自宅でハーブを育てる人が増えているそうです。埼玉県のハーブガーデン「ポタジェガーデン」では、数種類のハーブをブーケのように束ねた「生生ハーブブーケ」を筆頭に、ハーブ苗などの販売数は昨年度から約50倍にアップしたといいます。また、生ハーブブーケはおなじみの無印良品 銀座の店頭でも数量限定で販売中ですが、これを目当てに買い求めにいらっしゃる人も多いそう(売れ切れの場合もあります)。ハーブへの関心の高さもありますが、すぐに料理に使える手軽さも受けているようです。

一見ハーブと聞くと「毎日使うにはハードルが高い食材」と思う方もいるかもしれませんが、「実は特別なお料理でなく、普段の料理やおやつにも使うと風味もアップしておいしんいですよ」とハーブ料理コンシェルジュの小早川愛さん。小早川さんは、Mart9月号でも巻頭ページにて紹介した生ハーブブーケのスタイリングを担当し、かつハーブ料理を広めるコンシェルジュとしてテレビなどでも活躍中の4人のお子さんのママでもあります。

小早川さんがおススメの、自宅でつくれるハーブ料理を教えていただきました。

「ハーブ餃子」はすっきり爽やかでクセになる味わい


「ミントの清涼感が、餃子のタネにマッチして箸がすすみます。我が家は6人家族で125個完食。ミントには、胃腸の働きを整える、口臭や乗り物酔いの予防、殺菌などの効果もあるんですよ。塩レモンでいただくと、さらにフルーティーで女性にも嬉しい味。熱するとハーブの青臭さも少なくなるので、子どもたちもパクパク食べてくれます」。

【材料】
餃子の皮………………………… 20~25枚
豚ひき肉……………………………… 200g
キャベツ……………………………… 150g
ニラ……………………………………… 40g
スペアミント…………………………10g
すりおろしにんにくチューブ… 小さじ1
すりおろししょうがチューブ …小さじ1
塩胡椒…………………………………… 適量
オリーブオイル……………………… 適量
水…………………………………………100㎖
[塩レモンたれ]
レモン………………………………………1個
オリーブオイル…………………………5g
塩胡椒……………………………………… 少々
ミント………………………………………少々

【つくり方】
1.キャベツ・ニラすべて刻み、ミントは水洗いしペーパーなどで水分をとる。
2.ボウルに1と豚ひき肉と、すりおろしたにんにく・しょうが・塩胡椒・オリーブオイルを手で混ぜ合わせる。
3.餃子の皮に具を乗せ、縁に水を付け、ひだをつけながら包む。
4.オリーブオイルを全体に塗ったフライパンに餃子を並べて火を付けます。強火で軽く焼き色が付くまで焼きます。水100㎖を全体に回しかけ、すぐに蓋をし中火で5分焼く。
蓋を外して水分が完全に無くなり、焼き色をつけた面がカラッとするまで焼く。

[塩レモンだれ]
レモンを半分に切りレモン汁を絞り、オリーブオイル、塩胡椒、みじん切りしたミントを合わせます。


たこ焼き器で作る見た目もかわいい「フェンネルカステラ」

「ハーブ仲間から教えてもらった、ホットプレートのたこ焼きプレートでつくるカステラです。ブルーノのコンパクトホットプレートで作っています。ビジュアルもかわいいですよね。フェンネルは利尿・発汗作用が期待できるため、むくみの改善や、更年期をサポートするハーブと言われていますので、大人もちょっと嬉しいおやつに。生クリームなどをトッピングすればさらにスイーツ感が増します」。
写真のように、トッピングにミント、バジル、ディルなどものせても◎

【材料】(作りやすい分量)
フェンネル………………………………20g
卵………………………………………‥……2個
バター………………………………………70g
牛乳…………………………………………70g
砂糖…………………………………………70g
ホットケーキミックス…………… 200g

【つくり方】
1.フェンネルは水で洗って、みじん切りにしする。 バターはレンジで30秒温めて柔らかくしておきます。
2. ボウルにホットケーキミックス、1のバター、牛乳、砂糖を合わせてよく混ぜ、1のフェンネルも入れて、まんべんなく混ぜ合わせます。
3.高温に加熱したたこ焼き器に③流し込みます、たこ焼きをつくる容量で返して焼き上げます。

私も今度の休日に、作ってみようと思います!


小早川愛さん

映画会社勤務後、ハーブ農場のパートとして勤務。
ハーブ料理コンシェルジュとしてハーブ料理の作り方、ハーブの楽しみ方や伝えている。
@ai_kobayakawa


※ハーブの効能は人それぞれです、体調とあわせて調整してください

取材・文/新里陽子

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